11/15(水) 11:43配信デーリー東北新聞社
弘前大(青森県弘前市、佐藤敬学長)は14日、元医学部教授で1月に64歳で死去した佐藤能啓(よしひろ)氏が筆頭著者として発表した論文38本のうち、14本に研究不正が確認。
大学が3月に設置した外部委員による調査委員会が調べた。大学側は掲載先に14本全ての取り下げを依頼する予定。英文の校正に携わった佐藤学長を含め26人いる共著者については、全員が不正への関与はないと結論付けられた。
大学によると、調査対象の論文は1997〜2011年に発表。不正とされた14本は症例水増しなどの「捏造(ねつぞう)」と「不適切なオーサーシップ(共著者の表示)」が13本、