天下り問題で文科省「公表の団体、違法性ない」

文部科学省の再就職あっせん問題で、松野文科相は2月28日の
閣議後記者会見で、省内の調査班が中間報告で実名を公表した団体について、
「(各団体は)国家公務員法上の再就職規制に抵触せず、違法性はない」との
見解を文科省のホームページに掲載したことを明らかにした。

団体側から抗議を受けたことへの対応だ。中間報告では、再就職先の大学名などが
列挙された。これに対し、学校法人「独協学園」(埼玉県)が抗議文を提出。
学園に再就職したOBのリストを文科省職員が入手したとされたが、学園は
「違法行為に加担したような印象が持たれる」として抗議したという。

また、中間報告の中で、あっせんに関わった文科省OBらの所属先として記載された
筑波大学(茨城県)は、
「問題となる行為は一切行っていないにもかかわらず、本学が再就職あっせんを受けたか
のようにされていることは誠に遺憾」とする主張を大学のホームページに掲載している。

大学もイメージダウンを避けるために必死だね(笑)。
とにかく文科省の責任は大きい。