電車内で痴漢行為をしたとして、千葉県迷惑防止条例違反(痴漢)の疑いで逮捕された千葉市都市局の男性主任技師(35)
について、同市は26日、停職4カ月の懲戒処分にした。男性は不起訴(起訴猶予)になったが、市は信用失墜行為に当たると判断した。

 同市コンプライアンス推進室によると、男性主任技師は9月14日の通勤中、新京成電鉄の電車内で、女子高生に痴漢をした疑いで
県警鉄道警察隊員に現行犯逮捕された。女子高生とは同28日付で示談が成立。千葉地検は今月24日付で男性主任技師を起訴猶予とした。

 男性は市の聞き取りに対して痴漢行為を認め、「被害者に不安な思いをさせ深く反省している。二度と繰り返さない」と謝罪。市は市民に対する
信用失墜行為に当たると判断し、懲戒処分を決めた。