元支配人、浴場でも女性盗撮疑い トイレ盗撮分と合わせて罰金刑
福井新聞ONLINE 4/25(火) 9:05配信

福井市天菅生町の市宿泊施設「すかっとランド九頭竜」トイレで女性を盗撮したとして元支配人の男性が逮捕された事件で、
元支配人は同施設女性用大浴場で入浴中の裸の女性をスマートフォンで動画撮影していたことが24日、福井地検への取材で分かった。
福井県警福井南署が21日、県迷惑行為防止条例違反(ひわいな言動)の疑いで追送検(書類送検)していた。

新たに盗撮していたことが分かったのは、逮捕時、福井市在住の岡崎幸治・元支配人(47)。

地検によると、元支配人は昨年8月17日ごろ、同施設の女性用大浴場屋上で、
排煙窓から天井裏に動画撮影状態にしたスマートフォンを入れ、入浴中の裸の女性を複数回撮影し、記録したとされる。

元支配人は今月4日、3月に同施設の従業員用女子トイレに盗撮目的で侵入し、撮影機器を設置して女性を盗撮した疑いで逮捕されていた。
福井区検は24日、逮捕分と合わせ、県迷惑行為防止条例違反(ひわいな言動)と建造物侵入の罪で元支配人を略式起訴。
福井簡裁は同日、罰金40万円の略式命令を出し、即日納付された。

同施設を所管する福井市地域包括ケア推進課は「(新たな盗撮の)事実確認はできていない。事実であれば市民に大変申し訳ない」と陳謝。
市は元支配人の逮捕後、同施設を運営する指定管理の業者に、市への報告遅れや社員教育の改善を促す業務改善命令を出しており、
「しっかり実行されるかチェックしていきたい」とした。

一方、指定管理業者は「罰金刑が確定したとしか聞いていないので、詳しいことは分からず答えようがない」としている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170425-00010001-fukui-l18