飲酒運転で追突事故を起こし、40代の女性にけがをさせたとして、船橋市は3日、42歳の男性職員を懲戒免職処分としました。
懲戒免職となったのは、船橋市役所市民生活部自治振興課の芳澤俊市郎主任主事(42)です。

 市によりますと、芳澤主任主事は8月10日の夕方から深夜にかけて、自宅で25度の焼酎をストレートで約1リットル飲んだ後、
寝床に入りました。しかし、翌11日の午後2時ごろ、習志野市実籾の県道で乗用車を運転中に追突事故を起こし、前の車に乗って
いた女性にけがをさせ、酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されました。市の聞き取りに対し芳澤主任主事は、「反省している。
アルコールが抜けるまでの時間について認識が甘かった」と話し、飲酒運転や事故を起こしたことについて認めているということです。

 船橋市の松戸徹市長は、「誠に遺憾で市民の皆様に深くお詫びします。今後このようなことを起こすことのないよう職員の法令順守の
徹底と信頼の回復に全力で取り組みます」とコメントしています。