人材コンサルタント・菅野宏三氏が言う。
「怪しい求人を出す企業は、大抵ブラック企業です。
そういうところは、使い潰して辞めた人材の代わりを常に求めているため、求人を出すサイクルが
早い。有効期限の3カ月ごとに求人を繰り返しているようなところです。ですから、その求人が、
“欠員補充”か“増員”か確認すること」

もうひとつは、求人を出した会社の下調べだ。
「たとえば、ネットで社長の名前を検索する。
町内会の祭りの役員をしたり、PTA活動したりして社会貢献に携わっているような社長の会社は
ブラック度が薄い。
もうひとつは、そば屋や定食屋などでの聞き込み。『あの会社に出前しますか?』などと聞き、
『夜の注文が多く、深夜まで残業しているみたいですよ』なんて言われたら、警戒した方がいい」
(菅野氏)

厚生年金や健康保険は、正社員5人以上の事業所は基本的に加入が義務づけられている。
それが守られていないケースは、労基署に相談することだ。

-以上です-