公務員の多くは暇なのが多く、そして忙しそうに働いたふりをする。
忙しいように見えるのは民間では考えられな無駄なことをするからだ。
俺も公務員と関わったことがあるから知っているが、彼らは暇だから無理やり仕事を作ることが多い。
ひどいのになると、標語を作るためにいちいち長い時間会議をやっていたりする。
こいつら相当暇なんだなと目が点になったものだが、それを象徴している記事が週刊ダイヤモンド
2011.10.15号の31ページに書いてある。

 「コメが収穫される秋以外仕事がなく、日がな一日将棋や碁を打っている。」「日本一楽な公務員」

ちなみにこれは農林水産省の地方機関、農政事務所の話だ。
農水省の2万6000人のうち、約6割、1万6000人が出先機関にいるのだそうだ。
1995年の食糧管理法の廃止によって、コメの政府独占が崩れ、食糧庁はもはや無用の組織なのは
誰の目にも明らかだった。と書いているが、このリストラができないせいでこの組織がいまだに残り、
流通量や食の安全推進や価格調査などを暇潰しにやっているのだそうだ。
 ちなみに、2009年の事故米騒動後、農政事務所職員にはコメの在庫調査などの仕事すら行われずに
データをねつ造していたことが発覚。これを受け、全国の農政事務所を調査したところ、同じような調査の
サボりやデータ捏造が発覚、約60人が処分を受けた。ということが書かれている。
これが民間だったら一生懸命に嫌がらせしてでも退職を迫っているところだ。

 公務員は農水省に限った話ではないが、時代の変わり目で必要が無くなったのに組織が維持され続ける
ケースは非常に多い。
天下り先を減らさないためにもダムを造り続けたり400年もかかるスーパー堤防に未だ予算が降りている。
必要が無くなろうが自分達の福祉のためにも一生懸命に組織を持続するために無駄遣いをし続け、そして
地方の集票を得るために政治家は見て見ぬフリをする。そして1票の価値の高い地方の国民も潤うことから、
その点を黙って容認して投票する。こういうことの積み重ねが無駄を増やし続けることになってしまったのだ。
 早く法律を変えて、公務員をリストラできるようにすべきだろう。でなければいつまで経っても無駄が
なくなることはない。