今更説明するまでもないことながら、日本の地方公務員というのはコネで採用されるケースが非常に多かった。
もしかすると地域によっては未だにそういう傾向がある可能性もある。大分県でも教職員の縁故採用が明るみ
に出たのは記憶にある人もいるだろう。
 
実際に自分の知り合いの市職員の公務員達は8割ぐらいが縁故入社だ。しかもやることがないから勤務時間内
に盆栽やったりソフトボール大会をしていたことも過去にはあった。
ちなみに現在は市民の目が非常に厳しくて休憩時間内でも外で遊んだりすることは禁止になっている。
仕事内容も座っているだけ。何らかのトラブルがあっても対応するのは委託業者。というより手を出すのを上
から禁止されているから基本的に何もやってはいけない。つまり暇で暇で逆に辛そうだ。

そして委託業者と給料の話をすることは禁止されている。なぜなら説明するまでもなく委託業者の倍近くもら
っているからで、これに加えて夏休みは9日間好きな時期に取れる。ちなみに委託業者は2日間。
有給休暇は初年度から20日もらえて最大60日貯められる。同じ役所に勤める委託業者の社員は法律内の年
次有給休暇1年目10日、2年目11日、3年目12日・・・6年目20日で、繰り越しできる有給休暇数は
前年度分まで。
 
同じ役所内でもこれだけ待遇が違う。これだと子供をどうしても公務員にしたがるのは人情だろう。市議会議
員はもちろんのこと、知り合いの公務員を利用して頑張って自分の子供を縁故で公務員にしようと努力する。
当然これは不正である。こういう不正した者のせいで、正規に公務員になろうと努力した者はその分当然割を
食うことになっているから正すべきなのは言うまでもない。