長崎市の11月定例議会開会ttp://www.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5035700421.html?t=1385712163003
長崎市の11月定例議会が、29日、開会し、世界文化遺産への登録を目指す「明治日本の産業革命遺産」の
「軍艦島」などについて、保存や管理の計画を作るための費用などを含む一般会計の総額で、18億3000万円
あまりの補正予算案が提出されました。ttp://www.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5035700421_m.jpg
長崎市は、29日開会した11月定例議会の本会議で、総額18億3000万円あまりの一般会計の補正予算案など、
50の議案を提案しました。
補正予算案には、世界文化遺産への登録を目指す「明治日本の産業革命遺産」の1つで、「軍艦島」として知られる
長崎市の端島炭坑などについて、保存や管理の方法の計画を作るための費用として、600万円が盛り込まれています。
また、世界文化遺産の推薦をめぐって、県や市では、「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」を優先していた経緯があり、
「産業革命遺産」のPRが遅れていたことから、長崎市として登録への機運を高めるため、商店街や路面電車などに
ポスターを掲示することになり、制作費などにあてる460万円も盛り込まれました。
29日は、このほか、長崎大学が留学生用に新たに建設する宿舎の用地として、市が所有するおよそ3000平方
メートルの土地を大学側に無償で貸し付けるため、条例を改正する案も提案されました。
長崎市の11月議会は12月18日まで開かれます。11月29日 13時17分