「興味本位でやった」県職員互助会事務局長が盗撮疑い 半年前からスマホで女性職員らのスカート内 佐賀

 佐賀県職員互助会の50代男性事務局長が、職場で女性職員らのスカート内を盗撮していた疑いがあることが19日、関係者への取材で分かった。約半年前から盗撮を繰り返していたとみられ、佐賀南署は県迷惑防止条例違反(盗撮)の疑いで調べている。

 互助会は県職員の福利厚生を目的とする一般社団法人で、県庁庁舎内に事務局がある。

 互助会によると、事務局長は18日午後5時過ぎ、自身のスリッパの上にスマートフォンを置き、動画撮影モードにした上で、女性職員のスカートの下に足を伸ばして盗撮。目撃した関係者が警察に知らせた。17日に別の関係者が事務局長の不審な動きを見ており、警戒していた。

 事務局長は互助会の聞き取りに対し盗撮行為を認め、「昨年の12月から興味本位でやっていた。迷惑をお掛けし、申し訳ない」と話しているという。盗撮の対象は互助会以外も含め4〜5人に上るとしている。互助会は事務局長の処分を検討している。

 井上次人会長は「被害者の方に心より謝罪いたします。こうした事案が二度とないよう厳正に対応していく」とコメントした。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190620-03389889-saga-l41