障害者雇へ佐賀県が協定締結ttp://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/5084257461.html?t=1378366467942
障害のある人たちの雇用の拡大に向けて、佐賀県は東京のIT企業を中核とした企業グループと、今後、両者で
協力して県内の障害者の雇用に取り組むとした協定を、5日、締結しました。
佐賀県と協定を結んだのは東京に本社のあるIT企業を中核としたアイエスエフネットグループで、5日は佐賀市の
ホテルで古川知事とアイエスエフネットの渡邉幸義社長が出席して協定の締結式を行いました。
協定では去年11月に佐賀市に新たな事業所を設けたこのグループが県内の障害のある人たちを雇用する一方、
県がこのグループに対して人材紹介などを行うこととしています。ttp://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/5084257461_m.jpg
佐賀県が障害者の雇用をめぐって民間の企業などとこうした協定を締結するのは初めてのことです。式の中で、
渡邉社長は、あいさつに立ち「2年間で県内で150人の雇用を目指したい」と述べました。
障害のある人たちの雇用をめぐっては、昨年度まで全従業員の1・8%の雇用が企業に義務づけられていましたが、
今年度からは引き上げられ2%の雇用率が義務づけられました。
県内では去年6月時点の調査で69・4%の企業が法定雇用率を達成していますが、企業によってばらつきがあるの
が現状で、県では引き続き障害のある人たちの雇用拡大につとめていきたいとしています。