■佐賀のダム工事汚職で社長ら有罪判決
2011.4.19 18:58 産経新聞

国土交通省九州地方整備局・嘉瀬川ダム工事事務所(佐賀市)の
発注工事をめぐる贈収賄事件で、贈賄と競売入札妨害の罪に問われた
電気工事材料販売会社「三共電気」(福岡市)の社長、出口守被告(61)に、
福岡地裁(吉崎佳弥裁判官)は19日、懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。

贈賄罪に問われた同社常務、木原和英被告(43)は懲役1年6月、
執行猶予3年(求刑懲役1年6月)の判決。

判決によると、出口被告は平成21年1月、光ケーブル敷設工事の調査基準価格を
元同事務所係長(37)=懲戒免職、収賄罪などで有罪確定=から聞き、
翌月、両被告が元係長に現金400万円を渡した。出口被告は10年2月の別の工事でも同様に価格を聞いた。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110419/trl11041918590004-n1.htm