遂につかんだ「バイデンの動かぬ証拠」――2014年ウクライナ親露政権打倒の首謀者
https://news.yahoo.co.jp/byline/endohomare/20220506-00294750

ヌーランドの会話録音の中に「バイデン」という言葉があり、バイデンの自叙伝を詳細に分析したところ、
マイダン革命の首謀者がバイデンで、ヤヌコーヴィチ大統領に亡命を迫ったのもバイデンだったことが判明した。

◆バイデンの狙いはエネルギー資源か

なぜ、そこまでしてバイデンがウクライナを意のままに動かせるようにしたかったのかに関しては、
バイデンが2009年7月から「ウクライナがNATOに加盟すれば、
アメリカはウクライナを強くサポートしていく」と言い続けていたように、
ウクライナを親露ではなく親欧米の国にしたかったという基本はあるものの、もう少し詳細に見れば、何よりも「エネルギー資源」の問題が際立っている。

その証拠に、ヤヌコーヴィチがロシアに亡命した2ヶ月後の2014年4月20日、
バイデンはウクライナの議会で演説し、
その後、臨時政府の首相となったヤツェニュクと記者会見に臨んだりしたが、
いずれの場合も「エネルギー安全保障問題」に触れ、ロシアからの天然ガス供給に依存しないで、独立しなければならないと強調し、
アメリカはそのためにウクライナを支援する用意があると述べている。

すなわち、エネルギー資源として、アメリカは長いこと中東の石油に頼ってきたが、
アメリカでシェールガスが生産されるようになってからは、
ロシアの天然ガスとの競争に入るようになっていた。