優先されるのは若い人であり、高齢者は後回しか全く治療が提供されないということもあります。なぜこんな選別が行われているかというと、コロナ以前から医療費が無料の欧州では医療資源の配分に優先順位をつけるからです。助かりそうな若い人や既往症がない人を優先です。これは医療費が超高額なアメリカも同じです。

欧州の場合は医療費が無料ですから何でも際限なく治療が受けられるわけではありません。患者が自己負担を出さないので税金で賄われる医療費には限りがあります。一年でいくらと先に枠が決まっています。

ですから例えば透析やがんの手術などは年齢で条件を制限され、助かる見込み、回復の見込みが低い高齢者は治療を断られることがかなりあります。

治療されない高齢者は当然早く死ぬことになります。

日本の方は大変驚かれるかもしれませんがこの件に関して特に議論にもならないし、文句も出ていないのです。

さらにイギリスやアメリカの場合はコロナに感染した高齢者が病院で治療を受けてまだ回復していない状態で高齢者施設に送り返されています。

当然感染者が送り返されてくるわけですから、感染は施設内に広がり死亡者が出るわけであります。