以下、板垣英憲情報局〜マスコミに出ない政治経済の裏話〜より転載します。

米朝首脳会談が失敗したのは、合意文書に署名直前、トランプ大統領が「大変なチョンボ発言」をしたためで、
最も悪いのは「オバマ前大統領やクリントン元大統領ら」だ

2019年3月1日 6時21分の記事

◆〔特別情報1〕
トランプ大統領と金正恩党委員長は2月28日、
ベトナムの首都ハノイで2日目の
首脳会談を行った。

非核化や米朝関係改善、朝鮮半島の平和体制構築について協議したが、
合意文書に署名直前、トランプ大統領が、「大変なチョンボ発言」をしたのが災いし、金正恩党委員長がサインを拒否したため失敗に終わった。

「非核化」や「各施設査察」、「経済制裁緩和」などについて、両首脳は、せっかく合意していたのに、

28日午前11時ごろ拡大会合のなかで、
トランプ大統領は言ってはいけないことを言ってしまった。

「それはオバマ前大統領やビル・クリントン元大統領のときの問題で、俺には関係ない」と。

そこでガラッと空気が変った。

その言葉に金正恩党委員長は即座に怒った。
「同じ国でしょ。前政権、その前政権から頼まれて、我々の国の経済を犠牲にして泥を被ってやったことです。
今、現在も経済制裁を受けて物凄く困っているのです。
全面的に制裁を解除しなくてもいい。
一部でも解除して下さい。人道支援もして下さい」と詰め寄った。

しかし、米国側は、
歴代大統領が北朝鮮に泥を被らせてきた問題が表面化するのを怖れた。

しかもトランプ大統領は「チョンボ発言」の問題について、よくわかっていない。

そこで、ポンペイオ国務長官(前CIA長官)が、
「今回は署名するのは止めましょう」と言ったという。