ET様
  昨年、世界の各国が金準備を最近にない伸びで増やしていますが、これは再び世界の金融経済
不安が増大しており、また基軸通貨ドルの信認が揺らいでいることを背景とした財政防衛的な
ものだと思われます   現在ロシアは米国債をすべて売却し金を買い増す資金に充てたとも
言いますがこれには米の制裁で通貨準備を凍結されることに対する法的備えの面もあると言います
 投機資金で価格を霍乱される金ですが金を巡る現在の状況はこうした財政、資産防衛的な
性格が強いのではとも考えられます   バブル、リーマンを経て現物、実物の持つ意味を国家や
企業、また個人が考え直しているならこれも変革への重要なステップですね

  0金利、マイナス金利でいくら緩和策を進めてもケインズが“流動性の罠”として予言、提唱して
いた通り、企業は先の不透明な環境下では設備投資は手控え、また家庭の消費も伸びません
ねw ジャブジャブマネーで投機資金ばかりが暴れ出し金融政策も効かない状況がいつまでも
続く筈がありませんよね   まあ余裕があれば一部ゴールドにする位はしておいてもいいかも
ですね