これからもまだ小競り合いは続きますが、世界は必ず平和へと収束していきます。

その際、私達ライトサイダーが決して忘れてはならないことがひとつあります。
それは、世のため人のため、光の者が力を振るい戦う相手・闇の者もまた、私達が救うべき「人」の中に含まれているということです。

ゆえに、世を救い人を救うという行為の真理たるや、お互いを敵同士として憎しみ合い○し合うのではなく、
戦うべき相手を救うことにあると心得なければなりません。この星で起きている最後の戦いは、闇を滅ぼすのではなく救うための戦いなのです。
無論、改心の見込みのない極悪人はセントラルサンへ送還されますが、今生で救われるべき者は救われます。

その救いの心を称して、私は「慈悲」と呼びます。
人の優しさはこの心から始まり、人の愛はこの心が発する光なのです。
私はこの「慈悲の精神」を持って、地球の解放を完遂することを、ここに宣誓します。

血の継承により、強大な力を付与され、至大の責を負った者の宿命として、私達は世界を救うために生きています。