>>691
言われてみればそうだが、ハッチの場合は議会内で登りつめた面よりも、職業政治家としての長期在職への飽きが
蔓延してしまったのかも。2012年連邦上院ユタ予備選も、対抗馬のリリエンキストが事実上不発に終わったから良かったものの、
保守派を中心としたオルグに長けた相手だったら、2010年のボブ・ベネットのようになった可能性も十分あったし。
2016年大統領選での対応も、同じユタ選出のマイク・リーやミア・ラブなどとは対照的に、長い物には巻かれろとばかりに
あっさりトランプに恭順してしまったし、州民の根強い反トランプ感情に沿っていたとは言い難かった。

>>701
青州のRINOや赤州のブルードッグの政治的キャリア形成というのが、本当に難しくなってきた時代だなと思う。
州知事と違って、連邦上院ではしょせん会派に所属しないと満足な活動にもならないから、
選挙の段階からしてどうしても党派性に縛られるし、結果として当選可能性も薄くなる。
それよりは閣僚や、それに類する政治任用ポスト(大使など)に引き立ててもらうか、
あるいは思い切って直接大統領選に名乗りを上げるしかない、という感じか。