>>710 は通貨の匿名性なんて話に発展させてもいいように思う。論点ずらしだけどね。
通貨を誰が所有しているのかって、それは名前の書いてある中央銀行でしょう、という話。
印刷した紙切れとしての所有権は、別個に設定できるのかもしれないけど、
それだとただの紙切れとしてしか使えない。
やはり通貨発行権限とセットで所持していないと、支払いには使えない。
今日の支払いにお金を使えるのは、それを銀行が認めているからで、権限を借りているだけ。
皆のお財布に入っている紙幣というのは中央銀行から借りているだけでしょう。
その行使を認めるかどうかって、究極的には銀行が決めることで、
お金を使うなら、銀行に逆らうのやめましょう、っていう説明です。
それがこちらの原則なんだけど、便宜上、言葉のあやで「誰のお金か?」と説明しないといけない場合、
こっちの説明なんて所詮は詭弁に過ぎないけど、敢えて誰の金か説明するには、
現に紙幣が入ってるお財布の所有者で推定しましょう、っていう詭弁ね。
去年にも同じような議論が放置偽であったよね。
ハブが持っていってしまったお金は誰のものか?って議論で、
現に手元に持ってる人のものでいいんじゃね?っていう意見が出てた。
銀行からお金借りてる人だって、借りた金は自分の金として行使するでしょ。
所詮は詭弁だけども、君の説明よりは間違いが少ないと思う。
個人が所有しているようで所有できてないものってたくさんあるよ。
自動車で道を走るのも警察や公安委員会の許可がないとできないし、
土地だって名義人にはなれても、あまり所有できているとは言えないよね。
通貨もそのひとつであって、通貨を所有できるのはシステムごと所有できる
政府や中央銀行に限られるはず。究極的には。
そうじゃなければ紙幣なんてただの紙だもの。
また反論あったら書いてね。
政府のお財布に入ってるお金は、政府の金でしょ。
盗んだら処罰されるって、それは君も前に書いていたよね。
通貨を行使する人間を仮にお金の所有者と推定しただけの詭弁だけどね。
反論あったら待ってる。