マクラーレン

当時ロードカーとしては世界最速でした。そして、価格も日本円でおよそ9,700万円と飛び抜けて高価でした。
高価であった事が話題となったF40でさえも、新車販売価格は4,650万円だったので(但し実勢価格は約1億円)、その倍以上の価格でした。
販売面においては、こうした価格面の問題に加え、特異なレイアウトや購入にはマクラーレンの審査や、勝手な転売を禁止するなど厳密な契約などがあったとされ、1998年に生産終了となるまでの5年間における生産台数は僅か64台に過ぎませんでした。

しかし、その販売台数の少なさも手伝って、ここ数年ではオークションで5億円や10億円で落札されています。
なかでもクルマ好きで有名なローワン・アトキンソンが所有し2度の事故を経験した個体が800万ポンド(約14億円)で売却されるなど、今後もさらに高騰するものと思われます。