英「BBC News」(9月8日付)などによると、オーストラリア国立大学のセリドウェン・フレイザー教授らが、地球上で最も南にある南極大陸の活火山・エレバス山付近に、極めて暖かい洞窟が複数存在することを突き止めたという。
同研究論文は、科学ジャーナル「Polar Biology」に掲載され、大きな反響を呼んでいるようだ。

「洞窟の中は本当に暖かいんです。いくつかの洞窟の内部は摂氏25度もあります。Tシャツ一枚でも快適に過ごせますよ」(フレイザー教授)

 まさか、南極に夏日に近い気温の洞窟が発見されるとは思いもよらなかったが、さらに研究者らは洞窟内部から未知のDNAを採取したというから驚きだ。

 フレイザー教授によると、洞窟内で採取されたDNAのほとんどは南極大陸ですでに発見されている動植物のものだったが、奇妙なことに、特定できないDNAもいくつか存在したという。
これはつまり、未知の生物が洞窟内に存在することを意味するということだ。
http://tocana.jp/i/2...ost_14419_entry.html