歴史に疎いんで、「桓武平氏」というのに馴染みが薄いが、
「桓武天皇が、姓を与えて」っていうのと、
「桓武天皇の子孫」という微妙な差異のある異説があるんだね。

桓武天皇と言えば、母親が高野新笠という百済系の人で、
女官にも同族の女性をはべらして居たそうだけど。

八切止夫の本を読むと、「平氏」と呼ばれる様になった人たちは、
中近東からマレーシアやベトナムの植民地に
奴隷として送られた人々が、逃亡して、
筏や船で日本に漂着した「縄文人」ってことだけど、
百済系や、唐系の藤原氏とは別物であり、
却ってそれらにより侵略されて
「賤民」に落とされた様な分析をしていた。

桓武・藤原が、古文書を焚書して
新たに自分たちの都合に合わせて
国書の類を書き直したから、
元来、賤民の祖であった日本の神々が、
皇室らの祖として乗っ取られたみたいなことらしかった。

新左翼運動にも八切の説は利用されたそうだけど、
なかなか興味深い話だったよ。