WSJの書き方を見ると、セッションズはそう極端ではない、わりと幅のある人物で
穏健な保守派くらいまでは受け入れ可能って感じかな。
フリンは現時点では補佐官やるほどの人物ではないという感じの描き方


【社説】浮上するトランプ政権の全容
http://jp.wsj.com/articles/SB12408226390103943756704582449242331357990

セッションズ氏は連邦地区検事や州の司法長官も務めたことがあり、経験豊富な法律家だ。
過去にはオバマ大統領の移民に関する大統領命令に反対したが、それは政治的な意味合いよりも
権力の分立を重視する護憲主義的な考え方に基づいた行動だった。同氏は民主党と手を組み
刑事司法制度の改革にも取り組むなどしている。

 革新派勢力はセッションズ氏を人種差別主義者だと早くも批判しているが、それらグループから
してみれば南部選出の共和党議員は誰もがそう見えるのだろう。1986年、当時若手弁護士だった
セッションズ氏は連邦判事に任命されるチャンスを得たが、ジョー・バイデン氏とテッド・ケネディ氏が
中心となって伝聞やうわさだけを根拠にそれを阻止するなどもした。しかしセッションズ氏は連邦検事として
アラバマの公立学校における人種差別撤廃のために活動し、アラバマ州で米白人至上主義団体
「クー・クラックス・クラン(KKK)」の幹部が殺人事件を起こした際は裁判で死刑判決を勝ち取っている。
1981年のこの1件はアラバマ州におけるクランの活動を壊滅させた。その事実を知ったら最近のリベラル派は驚くことだろう。