さらに、同ブログは別記事でも興味深い指摘をしていらっしゃいます


隠された日米戦争 2011-03-14 20:51:04
http://blog.goo.ne.jp/adoi/e/6934eb2acb1b27be98f4ab6370af8eb9

太平洋戦争の本質とは何かと問われれば、その答えの一つに
「陸軍と海軍の戦い」
があります。私のブログに何度も登場していただいている国際軍事評論家のB氏は、開戦当時、もしも米国と戦争を
始めなかったら、おそらく帝国陸軍と海軍の間で内戦が起きたであろうと推察しています。

陸軍と海軍の亀裂は日本だけのものではありません。世界中、どこでも陸と海は仲が悪いと言われますが、それは
米国においても同じです。

南方諸島に展開した旧日本陸軍と前線で激しく戦ったのは、主に米国海軍および米国海兵隊であり、太平洋戦争の
勝利は彼らの功績に負うものが非常に多かった。

しかし、後に日本占領軍として主導権を得たのは米国陸軍であり、どういう訳か旧帝国陸軍とも癒着を始めた、そこに
米国内の陸・海対立を助長する新たな要因が発生する訳です。 <−−−ここに注目

以後、私の見立てとなりますが、太平洋戦争終了後に陸軍閥・海軍閥の違いから次のような大まかな対立構造が発生
したと推測されます

  (A) 旧帝国陸軍派(陸上自衛隊)&在日米陸軍

     VS

  (B)旧帝国海軍(海上自衛隊)&米国海軍・海兵隊

以上は軍関係についてですが、政府機関や金融資本についても、どちらかのグループに属する他、中立・日和見の立場に
分かれていったと思われます。戦後の対立構造はグループ分けするとだいたい次のようになると考えられます

  (A) 旧帝国陸軍派(陸上自衛隊)&在日米陸軍
    国内財閥系企業&国際金融資本
    協力国政府(独・仏・露・中・その他)
    ※権威

     VS

  (B) 旧帝国海軍(海上自衛隊)&米国海軍・海兵隊
    国内財閥系企業&国際金融資本
    米国政府&日本政府&協力国政府(英・他)
    昭和天皇(権威)