今の中国の強烈な反日意識は、江沢民が生き残りのために宣伝強化した反日教育の結果だが、
その江沢民が日本を訪問した時に真っ先に訪問したのが目白の田中角栄宅だ
脳梗塞の結果会話のできなくなった角栄を訪れ「井戸を掘った人の恩は忘れない」と言っていた
日中国交正常化交渉は田中のアプローチに始まり、以来、対中援助は田中派の金城湯池となっていた
どこそこの国はどこの派閥、どの政治家が仕切ると決まっているわけだ
対ソ外交なら漁業利権でかつて河野一郎、中川一郎で、最近は鈴木宗男だった
記憶に新しい北朝鮮外交は、女房が在日北朝鮮人だった旧田中派・経世会のドン金丸信と、
その朋友で同じく女房が在日北朝鮮人だった社会党・田辺誠が動き、
子分の小沢一郎も当時から動いていた
北朝鮮の良質な川砂利権があるといわれている
戦前の日本統治時代、東洋一と言われた水豊ダムを建設した西松建設は
再び半島利権にありつこうと小沢一郎と深い関係が続いてる
これが先日の東北小沢ゼネコン疑惑だ
拉致やミサイルや核開発の問われた北朝鮮との外交で、日本の政治家が目指したのは
あくまで利権の獲得である

対外援助は日系企業の商売の種になり、それを仕切る政治家の懐にキックバックとなって返ってくる
だから援助が増えれば増えるほど日本の政治家が儲かるというわけで、
橋やらダムやら現地の要望とは無関係に建設され、同時に汚職と腐敗を持ち込まれた
それゆえ現地庶民には大して歓迎もされず恨みすら買う
田中がインドネシアを訪問した時はインドネシア版田中角栄、スハルト体制打倒を訴える反体制派の暴動・
マラリ事件が起きたが、日本のODAが日本企業と現地政商、政権と結びついて恨みを買っていたためである