アメリカって国はおかしな国で、中国の広大な原野、かわいそうな人達、巨大な市場、
それを解放してあげる俺ら正義のアメリカ 
っていう20世紀初頭からの、なんだかわからないアメリカの中国観から一歩も出ていない。

アメリカの戦前の映画は、とにかく中国に対してロマンスを持っているものが多いが
それは全く根拠のない、中国に一度も行った事の無い人間の妄想なのだが
それが、いたくアメリカ人の心をうったらしく、それは今も変わらない。

アメリカはいつまでも、妄想の中国に恋をする。
こんな国はいつまでも、アジア戦略を間違えると思う。