( ^ω^)つ県は9日、上山市内の夫婦が有毒のツキヨタケを誤って食べ、食中毒の
症状を訴えたと発表した。現在は回復している。
ツキヨタケの誤食による食中毒は今季2例目で、2日連続の発表。
県は注意を呼び掛けている。

県食品安全衛生課によると、8日に60代の妻が上山市内の山林で採取。
同日午後5時ごろ、自宅でみそ汁に調理し、70代の夫と2人で食べた。
約1時間後に嘔吐(おうと)などの症状が出たため、山形市内の医療機関
を受診。

村山保健所が食べ残しを調べたところ、ツキヨタケの誤食と分かった。
形状が似ている食用のムキタケと勘違いしたという。

ツキヨタケの見分け方のポイントは、柄を縦に裂くと芯の部分に黒っぽいしみがみられるほか、
ひだの付け根につば様の隆起帯があることなどが特徴。

同課は
「十分な知識を持ってキノコ採りを行ってもらいたい。
 少しでも不安を感じるキノコは、採取しないでほしい」
としている。

http://yamagata-np.jp/news/201610/10/kj_2016101000180.php


左からムキタケ、ツキヨタケ、ヒラタケ。ツキヨタケはキノコの柄を縦に裂くと、
芯の部分に黒っぽいしみが見られる(県衛生研究所提供)
http://yamagata-np.jp/news/201610/10/img_2016101000222.jpg