福島県産の、「放射能入り毒キノコ」も、忘れないように。
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福島県いわき市で採れた露地栽培のシイタケから国の暫定基準値を超える放射性
物質が検出されため、福島県はいわき市内のすべての農家に出荷の自粛を要請
しました。

放射性物質が検出されたのは、いわき市で1日に採れた露地栽培のシイタケで、
放射性ヨウ素が国の暫定基準値の1キロ当たり2000ベクレルを上回る
3100ベクレル検出されたほか、放射性セシウムも暫定基準値の1キロ当たり
500ベクレルを上回る890ベクレル検出されました。

きのこから放射性物質が検出されたのは初めてですが、屋内で栽培されたシイタケや
ナメコ、マイタケ、エノキダケは、いずれも基準値を超える放射性物質は検出され
ませんでした。シイタケから国の暫定基準値を超える放射性物質が検出されたことに
ついて、3日夜に記者会見した福島県農林水産部の鈴木義仁部長は「国からは対応に
ついて指示はなかったが、県独自の判断で、いわき市内に23あるシイタケ農家に
出荷の自粛を要請した」と述べ、市内のすべての農家に対して出荷の自粛を要請した
ことを明らかにしました。これまでのところ、震災後露地栽培のシイタケは出荷されて
いないということです。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110403/k10015079991000.html