* * * ショー・コスギと世界のニンジャ映画 * * *
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80年代にアメリカで突如起きたニンジャ映画ブームでたくさん製作された
ニンジャ映画やそのブームに一役買った日系俳優ショー・コスギの出演作や
ブームが去ったその後の懐かし洋画板で語れる製作から15年以上経った
ニンジャ映画を語る。 ショー・コスギが「脱ニンジャ」を掲げて挑んだはずの「復讐遊戯88」も
「ブラックイーグル」も蓋開けたら”実質ニンジャ映画”だったことからも
「製作側はショー・コスギにニンジャ以外の要素は求めてない」ってのが如実に
伝わってきたな。
特に後者は「ショー・コスギ版007」なのに悪役のヴァンダムがやけに
目立ってたのもあって役が完全に霞んでた。 ニンジャIII/転生の章は劇場でやったよな
土に潜るシーンをいいともでタモリがネタにしてた ショー・コスギが「ブレイクダンス1.2」のヒロイン・ルシンダ・ディッキーと共演した
「ニンジャ〜転生ノ章」(NINJA V THE DOMINATION)(84年)は日本では
当初お蔵入りしていてビデオスルーとしてキングビデオから85年7月に
未公開アクション映画ビデオとして発売されていて、その内アメリカではニンジャ映画が
社会現象になるぐらい大ブームになっていったから日本も当初は見捨てたけど
それに便乗してショー・コスギ主演の大ヒットニンジャ映画のシリーズ物をいきなりパート3から
劇場公開する運びとなったんだよね。ちなみに併映は『ゾンバイオ/死霊のしたたり』w アメリカでキャノンがニンジャ映画を撮っていたのど同時進行で
香港ではフィルマークとIFDが既成のアクション映画に白人の”ニンジャごっこ”
みたいなシーンを適当にくっ付けただけのニコイチゴミ映画をせっせと
量産していたが、アレクサンダー・ルーが出てくるニンジャ映画だけは
ストーリーはさておきアクションは群を抜いて凄かったんで観る価値はあった。
特に黒人のテコンドー使い、ユージン・トーマスが脇で出てくるヤツは特に
アクション濃度が高い。 ユージン・トーマスといえば、
脇で出演してた好小子系列の作品「ドラゴン・キッズ七福星」も
七人のガキの内一人が忍者キャラだったなw 一見アメリカ(実はフィリピン映画)の「戦場のニンジャ軍団」は
”忍術修行した兵士がベトナムに捕虜奪還に赴く”という
製作者の「『ランボー』に『ニンジャ』くっ付けりゃウケるぞ!」という
中学生じみたセンスが全編に炸裂しているトコが嫌いになれない作品。 ケン・ワタナベと聞けばシルバースター・フィルムのあの人だが、
ネットで調べても有名な方の渡辺謙しか候補に挙がらない。 シルバースターといえばロマノ・クリストフ(ロン・クリストフ)だが
この手の低予算ニンジャ映画かイタリア製の偽ランボー映画でしか見かけんし、
第一それほどアクションが上手くも見えないし・・と
色々と詳細不明のアクション俳優ではある。 ビデオパッケージにまるっきりスタローンの『コブラ』みたいなイラスト描いてたヤツがあったな フィルマークの「クラッシュ・オブ・ザ・忍者」だな。 ロマノ・クリストフ主演「ニンジャ刑事・ダブルエッジ」の
海外盤のジャケットもまるっきりスタローンの「コブラ」だから笑えるw 「アメリカン忍者」の山下タダシ、役名が「ブラックスターニンジャ」だから
仕方がないとはいえ、丁寧に襟元に「黒星忍者」と刺繍してるのは何とか
ならなかったのか。
闘う前から負けを公言してどうする。 ロードショー誌かなんかで
ハリウッドのギャラ番付でコスギ相当上の方にいてびっくりしたよ
シュワとかスタのすぐ下くらい。30億とか?
けど、「カブト」の宣伝で来日した時昼帯番組に出る程度の扱いだったな 「復讐遊戯88」の頃に100万ドルスターになった。(この頃がピーク) ここの詳しい人に質問したいんだけど
ショー・コスギ主演の「ニンジャ シリーズ」一作目は
原題:Enter the Ninja 邦題『燃えよNINJA(ニンジャ)』でイイんだよね? >>24
「燃えよNINJA」はキャノンの忍者映画1作目だが
コスギは悪役で、主演はフランコ・ネロ 本来ならアメリカのSF作家エリック・ヴァン・ラストベーダーが書いた
「ザ・ニンジャ」がベストセラーになって映画化される企画が持ち上がり、
監督候補にジョージ・ルーカスなんかも挙がって盛り上がったが結局立ち消え。
そのうちイスラエルで成功してヨーロッパを経てアメリカに乗り込んできた
メナハム・ゴランとヨーラム・グローバスがそれをパクって「燃えよNINJA」製作して
大当たり。
ちなみにネロにはカンヌで出演依頼され、意気込んで受けたはいいが
ロケ地のフィリピンが暑いのにイライラして、隙あらば共演のスーザン・ジョージと
いちゃついていたらしい。 >>25
サンクス!コスギは当初、主演じゃなく悪役だったとは!ニンジャシリーズは
1989年頃に日曜洋画劇場で放映された『ニンジャ』NINJA V THE DOMINATIONしか
観た事無いからなぁ〜一作目と二作目、三作目とBSで放映しないかなぁ〜!? 俺の記憶だと最初ゴールデンで修羅の章ををやったと思う
で、評判良かったのか燃えよ忍者も放送
日曜でやった転生の章は同じ頃かな
うろ覚えだが燃えよ忍者、フランコネロのスタントでコスギが入り
現場で絶賛されてライバル役に格上げされたはず。トラブルがあって
監督も交代とか有った気がする
修羅の章の相手役のジャンプスタントはコスギがこなしたはず
映画自体ヘンテコなシーンもあるが、火焔の術や身代わりの術とか韻を結んだり
熊手?で壁登ったり日本人になじみの術が出るのはコスギのアイディアとか。
いきなり二人で座礼から戦うのは当時?と思ったけど、今観るといいシーンだな 本来「燃えよNINJA」の主役に予定されてた空手家マイク・ストーンがいきなり
「主役がお前だと客入らないから主役はネロに交替、お前ネロのスタントな」と
云われてキレ「じゃあ降りる!」となったがコスギがストーンを説得。
しかたなくストーンはネロのスタントを担当。
その後マイク・ストーンは「アメリカン忍者2」で悪役を演じてる。 いや、確かネロが崖の上に立つシーンはコスギが演じたと
自伝に載ってたような・・・? 最後のアクションシーンはコスギVSストーンだけど、それ以外ではコスギもネロの
吹替えをちょこちょこやってる。
とにかく”ネロがやる気ない、ストーンが文句垂れる”・・の状況下、コスギは
「ここらで一発当てないと」ってのもあって色々フォローはしてたみたい。
それでなんとか作り上げた「燃えよNINJA」は大ヒット。
キャノンサイドも「じゃあコスギ主演でニンジャ映画撮りゃ安上がりじゃん」って
ことで「修羅の章」や「転生の章」を製作・・の流れだったと思う。 ああそうなんだね
コスギの自伝持ってたけどなにぶん、大昔の事なんで忘れてしまってた 「カラテNINJA ジムカタ」
体操とカラテを混合した新格闘術?「ジムカタ」のアイデア自体は悪くなかったし
キャスティングもリチャード・ノートン、ヤマシタタダシ、コナン・リーと
マニア心をくすぐるモノがあった。
これで監督がロバート・クローズでさえなければ・・ってのもあるが今となっては
懐かしさ込みで嫌いになれない。 コスギの自伝で思い出した
成功して東洋風の御殿を立てたが白人から毎日嫌がらせで
家の前にゴミを置かれた。大きな腐った魚とか大変だったらしい。
最初は隣人も「こんな目立つ東洋風建てるからだ」と言っていたらしいが
コスギは文句言わず黙々と毎日捨てられるゴミを掃除
するとだんだん隣人たちもコスギを尊敬し始めて「同じアメリカ人として
恥ずかしい」と言ってきた話。盛ってるかもだが、非常に日本人的な
「謙虚な美徳が認められる」話として印象的に残ってる 「デス・オブ・ザ・ニンジャ」の
タイツ姿で踊るダンサーの横でコスギが刀を振り回すOP、
007風を狙ったものだろうがただただシュールなだけだったなw シルバースター・フィルムで空手家のロン・マルチーニが出演した
「ニンジャウォリアーズ」
忍者装束に着替えて出陣する時になにか意味不明の呪文みたいなの唱えてたのが印象に
残ってるが、もしかして「九字護身法」の「臨・兵・闘・者・皆・陣・烈・在・前」を
唱えてるつもりだったんだろうか。 「デス・オブ・ザ・ニンジャ」でショー・コスギとケン・ワタナベが共演してる
ようだが全く記憶にない。
コスギの師匠だかライバルだか?みたいな役の東洋人がいたような気がするが
それがケン・ワタナベかも知れない。
それはさておきコスギの役名が「スパイク・シノビ」ってのはどうかと思った。 imdbには「Ken Watanabe ‐ Sensei」って書いてある。 昔はレンタルビデオ店の香港映画コーナーヨコアタリニ沢山の忍者映画があった
コスギ出演以外はほんとつまらないのが多かった
今ならおおらかに観れるのだろうが
若かったから金がもったいなかった
忍者KGB攻略作戦とか、つまらんかったなあ 「ザ・忍者ミッション KGB攻略作戦」は確かにつまらなかった。
監督のマッツ・ヘルゲはスウェーデンでほぼアクション専門で撮ってる監督らしいが
これ含め「キング・オブ・ソルジャー」やら「イーグルアイランド」やら見たが
どれもアクションがタルいので眠たくなってくる。
特に「キング・オブ・ソルジャー」でのデビッド・キャラダインが見せた
”もっさりクンフー”はもう少しなんとかして欲しかった。
主人公がマッチョだったのもあってファイトシーンが「老人虐待」っぽかったし。 「チアリーダー忍者」(02年)語ってもイイですか?w 試写会で1本だけ観たなー
主人公が若かりし頃、悪者に父親を殺されたはず
悪者が「バカタレー」って言ってたような記憶が
そしてコスギか「父さーん!」と叫ぶ声が「トーサ!」に聞こえたので、もしかして2世かなんか、純日本人じゃないのかな?と思った。 『ニンジャII 修羅の章』は『ニンジャ 転生の章』に続く第2弾って意味なんだな
『燃えよNINJA』が「ENTER THE NINJA」、『ニンジャII 修羅の章』が「REVENGE OF THE NINJA」(テレビでは『忍者の復讐』)、『ニンジャ 転生の章』(後『ニンジャ』の題で劇場公開)が「NINJA III THE DOMINATION」でOK? 「ドラッグストライカー 麻薬に賭ける凶弾」「特捜指令サンダーフォックス」
「ロイヤルウォリアーズ第7作戦」・・・
映画にハマリ始めた中学生にはどれもダイレクトに響くタイトルなんで、
いざ借りてみたらどれもIFDのニコイチニンジャ映画であまりのつまらなさに言葉を
失ったのも今は昔。 ニコイチニンジャ映画は、
主演のリチャハリのやる気のない演技が脱力感を誘う。
この人、マカロニ史劇や西部劇の時はカッコよかったのにね… 後、この手の映画でしか見かけないマイク・アボットを「男たちの挽歌U」で
見かけた時はほんのちょっとだけ感動した。
役自体はユンファに即効で射殺されるギャングだったけどおそらく
この人の”役者人生で唯一無二のメジャーな仕事”だったに違いない。
というかこの人は一体どんな経緯があってニコイチニンジャ映画なんかに出るように
なったのかを知りたい。
他にもインドネシアのアクション映画で悪役やってたりと
やたら「アジア限定」な仕事ぶりだが。 フィルマークやIFDのニンジャ映画は総じて中身はゴミだけど、ポスターは
キワモノだからこそインパクト大でそれなりに秀逸なデザインが多い。
ロボットニンジャ?みたいなのが描かれてる「ニンジャファイター」とか
(当然そんなのは出てこない)
ポスター集あれば欲しいけどどこか出さないかな。 すでにスターなのにルトガー・ハウアーのブラインドフューリーに「このためだけに来た」的な洒落のようなセリフでラストバトルをする悪役のコスギさんは格好良い。 全米で忍者ブームを巻き起こした伝説のニンジャ映画「燃えよNINJA」独自紹介!
https://youtu.be/lqo15q18d9A キャノンの残党が興した「NU IMAGE」でスコット・アドキンス主演で
ニンジャモノ撮ったものの、昔のキャノンニンジャに漂っていたかつての
”キワモノ感”が薄れてたのは仕方ないとはいえやはり残念。
だからといって決して駄作ではなく、若干アメコミっぽくて、悪役の伊原剛志が
かなり格好良く描かれてたのは悪くなかった。
ただアクションに関しては、タイでロケして「マッハ」のスタントマン集めて
悪役に菅田俊やケイン・コスギまで揃えた続編「ニンジャ・アベンジャーズ」が
盛り沢山で面白かった。
というわけでアドキンスは動けるうちに3作目撮ってくれ。 徳間からビデオリリースされた「レディ・ニンジャ セクシー武芸帳」(1983年(未)
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