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131: 無名画座@リバイバル上映中 [sage] 2018/10/15(月) 22:13:52.34 ID:pImbM1LT

荒井の「オレは映画の人間だからTVは(たまにしか)書かないよ」ポーズは、所詮は
「狭いゴールデン街系映画ムラの住人に安住していたい」「TVは良くも悪くも広範に観ら
れてしまうので怖かった」本音の現れに過ぎなかったのだと思う。
TV批判みたいな事を言ってて実は山田太一とかはずっと意識してた(パクってた)ってのが、、
スレチだけど桂千穂とかもそんな感じだなあ、、TV批判しつつ、内心ではTVが
怖かっただけではと、、『にっぽん脚本家クロニクル』では普通にTV系のライターとも話してるし
ちなみに>>77が嫌う様な意味での「リベラル」の継承者が(本人は否定するかもだが)
是枝裕和だよ。少なくともリベラル系の人はヒーローにしたがっている。
しかしその寅の口から、タコ社長及び、社長が経営する中小企業の(義弟のヒロシを含む) 萩原朔美(初演の際には演出助手だった)が、こんな事を語っていた。「初演の際の
録音テープが残ってるんで聴いてみたら、『当時はこんなにゆっくりと演じてたのか』と驚いた。
試しに初演の台本そのままでホン読みしてみたら、45分で終わってしまった。
今回の再演に当たっては、寺山の他の戯曲からもたくさんのエピソードを引っ張ってきたし
オリジナルパートも付け加えた」その再演からだって、もう34年も経ってしまっている。
いまの時代に「平家物語」を映画化したら、上映時間90分で収まってしまうんじゃないか。
小百合ちゃんも降旗も、守りに入ってしまってるよ。ま、小百合ちゃんは、思うところは
あるんだろう、行定だの滝田だのを監督に迎えて新しい血を導入しようとしているが、
いかんせん、どの監督も小百合ちゃんに関してはハレモノに触るような扱いしか出来ずにいる。
彼女の中年以降の作品で、監督が自分の世界のほうに彼女を引っ張り込んだのは、
大林宣彦の「女ざかり」と山田洋次の「母べえ」くらいか?
まあ、吉永小百合の映画は「吉永小百合の映画だ」という事がいちばんに大事なのであって、
内容は二の次なんだから、それで良いんじゃないか。
ターゲットは小百合ちゃんと同年代のオバハンたちで、
彼女が元気で頑張ってる姿を見ればソレで満足なんだから、
言ってみりゃ「皇室アルバム」みたいなモンだよ。
実は昔のリリー・フランキーも「日本映画ネタ芸」の人だったのですが、何時の間にか本人が
俳優業を始めて「その気」になってしまい、今や是枝裕和のマブダチなんですねえ、是枝なんか
昔のリリーならぶった斬ってた方の人だと思うんですが、嘗ての著書『日本のみなさん
さようなら』に対するamazon書評からコピペ。
>しかしそんなリリーも「東京タワー」大ヒット後に“転向”。奥田瑛二一派と同じルート
>(邦画によくありがちな、だらしないけど何か雰囲気ありげな安っぽいムード満載のオ
>ヤジ専門役者)を辿ってしまうのであった。
>邦画の裏笑い的面白さを教えてくれたリリーよありがとう、そして「リリーさようなら」
まあ個々の監督・作品に対する評価はまた別にあるとは思いますが、、サヨクというだけで
否定していたらウヨと同じだし、、
若松については、むかし(名は秘すが)左派系の某スタッフさんに「若松さんは現場で
助監督などに対する態度がひどいんだよ。ボクはあの人とはもう関わらない」と聞いて以来
「やっぱそんなもんかなあ」とは思ってる。『実録・連合赤軍』も連赤の史実の再現ドラマ
としては(皮肉抜きに)勉強になるけど、基本的には連赤の擁護の為に作られてて
(若松も自覚あっただろうが)やっぱ甘々なんだよね。作品的にはオリヴィエ・アサヤスの
『カルロス』と比べるとただの児戯でしかなかった。予算などのプロダクション体制も
余りに安っぽ過ぎるし、足立も日本に帰国して今は大学の講師で食ってる、革命家のこれが結末か
正直、ガッカリ、荒井はもう論外ですよ。あれだけ反体制ぶってていまやただの大学教授ですから さすがにスポーツ紙は撤収の方向になっているから
もう貴乃花問題じゃ売れないんだろう