そもそもスタローンはシュワルツェネッガーとも出どころが違う。
ロッキーで世に出た時点ではアルパチーノやジーン・パックマンのような路線を行くと思われていた。それが全盛期になってどんどんバカ映画スター化していったことについて、実は本人もよくわかっている。
そのやり残した地点に回帰しようというのがコップランド、追撃者、ドリヴンだった。
しかしその頃にはすでにアメリカの客にはそんな原点回帰を望みもしないところまで見放されていた。
90年代のスタローン映画の収益は外資がメイン。