先日の出来事を、海外特派員の私は告白します。
見知らぬ乗客の中、バルカン超特急に乗っていると、めまいがしたので途中下車しました。
北北西に進路を取って歩くと、断崖に出て、鳥を見ていると、泥棒成金風の男がやってきました。
汚名をきせられ、間違えられた男だ、と私に言って、ロープで自殺しようとしました。
私は止めようと、近くの民家の、裏窓まで男を引きずり、
そこのカーテンを引き裂いて、地面に敷いて、白々しい恐怖の男を寝かせました。
私は、疑惑の影は、三十九夜もすると、きっと晴らされるよと励まし、いろいろオベッカも言いました。
彼は、自分は機密を知りすぎていた男だったからと原因を述べた後、気持ちを持ち直したようで、
おかげで、もうサイコーです、と言って、お礼にトパーズを私にくれて、救命艇に乗って去って行きました。