【神の】イングマール・ベルイマン【沈黙】
昨今、DVD,BDの再販リマスターが盛んなベルイマン監督について話しましょう
野いちご、始めて観たとき一番怖かったシーンは
霊柩車が倒れて扉がきしむ音が赤ちゃんの泣き声に聞こえるところ YouTube に英語字幕の「野いちご」が上がっているので
友人に勧めたら、途中までしか見ていないが、すっごくイイとメールで返事がきた。 「処女の泉」を YouTube で見たら、こんな自分でさえ厳粛な気持ちになった。 「処女の泉」については暴行シーンが取り上げられがちだが、
それは人間の罪の代表的なものであって、単なる強盗殺人でも良かったと思う。
ただ、美少女カリンを設定することで、父親の復讐が分かりやすく自然になった。
先頭で父親が「我らを守りたまえ 悪魔の誘惑から遠ざけたまえ
何ごともなく、この日を過ごさせたまえ」と祈ったのに、
娘は非業の死を遂げ、自分は殺人を犯してしまう。
神の沈黙??この映画では最後にカリンの遺体のあったところから泉が流れ出すから
これは神からの応答だと思う。 >>194
>神の沈黙??この映画では最後にカリンの遺体のあったところから泉が流れ出すから
>これは神からの応答だと思う。
欧米には、このような有神論文化って在るんだよね。カウンター有神論というかさ。
「神は確実に存在するが、その存在のしかたは貴方が思っている形では無い!」
ベルイマン、ニールジョーダン、ウィリアムピーター・ブラッティ
こういう監督の作品は好きだな。 秋のソナタがブルーレイで出るそうなので予約。
野いちごも大好きなので、ブルーレイにならないかなあ
なぜかうちにVHSならあるんだけど >>196
神からの応えはキリスト教圏では希望みたいね。映画もあった。
「ルルドの泉で」
http://lourdes-izumi.com/
「フランチェスコ」
http://w「ww.youtube.com/watch?v=HaqK9LsxgQk
この録画では現れないが、フランチェスコは最後に聖痕を得る。
この映画では崖っぷちで眠っていたフランチェスコが転落して怪我をしたのか、
本当に聖痕を得たのか、分からないようになっていたと思う。
(「ブラザーサン、シスタームーン」は見ていない) 恨むということはないと思うが。
キリスト教圏に産まれ育った人間は、言語からしてキリスト教から出発しているから、
逃れられない運命。
タイで剃髪し仏教徒になる白人が多いとか、どこぞのニュースで見たことがあるが、
仏教徒になって問題が解決することでもない。 リヴ&イングマールを鑑賞された方は、報告したまえ。 >>204
>リヴ&イングマールを鑑賞された方は、報告したまえ。
失敬、失敬。
先日、細君と鑑賞したのだが稚拙な論評を呈するに
皆様のご機嫌を損ねるかと思い、忸怩たる思いで非礼を謝すと存じ
言質、文言を差し控えさせていただきました。
また、近いうちに。 リヴ&イングマール
二人のドキュメントのような題名だが、実際はリヴの独白作品。理想的とも言えるリヴの年齢の重ね具合に感心。
チラホラと、ベルイマンの傑作が挟まれているのでベルイマンファンは楽しめる。意地悪に言えば、ベルイマンで哲学的な深い映画ファンは恋愛話にシラケてしまう危険性も含んでいたな。
ベルイマンのプライベートって、女好きなイメージがあります。実際は知りませんが…
リヴはハリエットやビビとも仲が良かったエピソードは良かった。あと、ピングマールかな。 ベルイマン組の話か。やっぱりリヴはベルイマン絡みで食ってるのか。
前の彼女監督で名前も忘れた映画つまんなかったけどな。 第七の封印で駒をひっくり返すけど
あれは逃がすためにわざとやってるの?
直前に逃げる馬車を見送るシーンがあるけど >>209
>第七の封印で駒をひっくり返すけど
>あれは逃がすためにわざとやってるの?
「仕方ないわ。生きていかなくちゃ…。長い長い昼と夜をどこまでも生きていきましょう。
そしていつかその時が来たら、おとなしく死んでいきましょう。
あちらの世界に行ったら、苦しかったこと、泣いたこと、つらかったことを神様に申し上げましょう。
そうしたら神様はわたしたちを憐れんで下さって、その時こそ明るく、美しい暮らしができるんだわ。
そしてわたしたち、ほっと一息つけるのよ。わたし、信じてるの。
おじさん、泣いてるのね。でももう少しよ。わたしたち一息つけるんだわ…」
(チェーホフ/ワーニャ伯父さん)より それで天国がなかったら、どうするのっていうのが・・・ 関係者見てたら、はやくブルーレイを出して下さい
特に沈黙 そういや、国外盤だけど仮面/ペルソナのブルーレイ出るみたいだ 佐村さんって、魔術師のようだ。
河内さんは、マックスフォンだな。 「不良少女モニカ」を観たが、初期作品ということで期待はしてなかったが、なかなかいい。
「第七の封印」以後の作品ほどには人間の心の奥底を見せてくれるような重厚さはないが、
その分気軽に観られてわかりやすい。
快楽に身を任せひと夏を過ごすが、
その後には現実の厳しさが待ち受けているというストーリーはありきたりだが、
ありきたりではない心理の動きを描写していて、ベルイマらしい深さも備わっている。
観客を抑圧するかのようなあのクローズアップの手法も少ない場面だけにとどめている。
しかもそのときにはバックを暗くしていくので、監督の意図が伝わりやすい。
ベルイマン初心者にはお勧め。 イラストレーターで収入が少ないからと30代後半で漫画家になろうとする、ひきこもりのバカ発見。
足立区に住んでいるそうだ
http://inumenken.blog.jp/archives/6609090.html >>179
亀だが・・・
少女と騎士の妻は「すでに死んでいた」んだとおもう。
明らかにあの二人の表情は生きている様子ではなかった。「騎士の妻」については騎士すら一瞬疑っていたし。
少女は村がペストで全滅したときに一緒に死んで亡霊が村をさまよっていたんだよ。
騎士の城もペストで全滅して亡霊が騎士一行を迎えた。
もう誰かが言っていると思うけど「死者の亡霊が旅人を迎える」「旅人か帰郷すると妻の亡霊が迎える」というのは
溝口の『雨月物語』にインスパイアされたんだろう。 http://www.cinematoday.jp/page/N0065421
『第七の封印』『野いちご』『処女の泉』『夏の遊び』『夏の夜は三たび微笑む』『冬の光』
の6本が12月にブルーレイ化だそうです。 紀伊國屋書店からじゃないんだ
そこそこ安いな
ユーロスペースでかかってたデジタルリマスター版だからPart3は未定の予感 叫びとささやきと沈黙も欲しいなぁ
part3に期待する
あるかどうかもわからんけど… 夏の遊びと三たび微笑むときて、もう一本がなぜ冬の光
モニカでいいじゃないか リマスター再発でレア・タイトルをヤフオクで売ろうと皆必死なw う〜ん、商売が下手だな。
買いやすいように三作品をまとめてくれたらいいのに。
儚い人生を謳歌せよ
・不良少女モニカ
・夏の遊び
・夏の夜は三度微笑む
ベルイマンの評価を確立した初期作品
・処女の泉
・第七の封印
・野いちご
神の不在の三部作
・鏡の中にある如く
・冬の光
・沈黙
中期の名作
・叫びとささやき
・ペルソナ
・狼の時刻
こんな感じでまとめてくれたら、すべて買うんだけどな。
特に、神の不在の三部作は。 >>231
すげーわかる。こんな感じだとコレクトしたいと思う
バラけて売るのは揃えさせる意図があるのかな?なんか逆効果な気がする
まぁ結局は買ってしまうんですが…とほほ 再発のジャケみんな同じってのはテンション下がるなぁ
せめて本編のカットを使って欲しかった ポストカードとダイジェスト予告ってこりゃ酷いwwwww
今からクライテリオン買った方がマシじゃんw
こんなもんに2万も払うかよ、ボケwww 一昨日付けで公式サイトに「ついに映像特典発表」とか書かれてるけど、
海外版が、インタビュー、本人による紹介、評論家による音声解説、オリジナル予告、と各作品ごとに付いてるのに、
日本盤はboxのみでしかい二つのボックス共通の映像特典が日本で勝手に作った共通のダイジェスト予告だけってちょっと舐めてるだろ。
買うつもりだったけどやめるわ。
ベルイマン見るような人に英語字幕読めない人はいないだろうから、
これ逆にみんな海外版買う決心しただろ。 チェスの駒を倒した隙に芸人夫婦を逃がすシーンで、
死神のおっさん「俺はちゃんと元の場所を覚えているぜ」って言った癖に、
重要な駒以外は置き場所間違えてるんだよなw
その後のカットでおっさんが置き間違えた駒がなくなってるから、
芸人が逃げたことを暗示してるのかと思ったけど、
誰もそのこと指摘してないから、関係ないのかなww >>240
へぇぇ。気がつかなかった(w。
おそらくは俳優も監督もどうでもいいと思ってたんじゃねーの(w
俺はチェスのルールは知らないけど将棋はやる。
将棋だとアマチュア初段以上だと途中で盤をひっくり返されてもその直後なら元に戻せる(プロだと何年も前の将棋を再現できる人もいる)。
ただ将棋であんなに何日もかけて一局をやるのは双方かなり強くないと無理。
俺みたいにアマ初段程度だと「長考」ったって数分が限度なんだよ(w
だからあの二人はアマトップかプロの底辺級の実力はあるという設定なはず。
その強豪二人が駒の欠如に気がつかないはずがないので,物語上意味のあることとは思えない。
おそらく俳優も監督もチェスには興味がなくて駒の配置がずれても機にしなかったんだと思う。 10人の偉大な映画監督が愛した映画100本↓
http://dailynewsagency.com/2013/08/06/10-great-filmmakers-top-10-iud/
ベルイマン映画が4本入っている。
どの監督がベルイマン映画の中で何を挙げたのかは自分の目で確認してくれ。
嬉しかったのは「鑑の中にある如く」が入っていたこと。
あれほどの本数を撮っているにもかかわらず、ベルイマン映画には駄作がなく、
どれも珠玉といえるものばかりだが、「鑑の中にある如く」が最高傑作だと個人的には思っている。
他の3作品と比較して、やや黙殺されている感もあるので、これを機にBD化してほしい。 訂正。
5本入っていた。
フェリーニが6本で、フェリーニ、ベルイマンでおそらく1.2位だろうと思う。
やはり、この二人は映画史上、永遠に名前が残る監督だな。 そろそろブルーレイ届いてる人いるのかな
俺は特典がひどすぎてやめたけど ブルーレイ、今日届いた。
俺的には「魔術師」が抜けていたことが不満ではあるが、年末年始にかけて観るとする。 >>245
いい時期に出たよなー
年末年始に見れるのうらやま 昔NHKでやってた世界名作劇場で見た野いちごは良かった。 ベルイマンは無神論者なの?
処女の泉なんか観ると、人格的な神ではないにしろ、包括的な神を
感じるんだけど。
ちなみに神の不在の作品群は見ていないのだが、ベルイマン本人の
信仰観ってどんなものかなと思って。 昔出たボックスのインタビュー特典映像でベルイマンの宗教観は語られてるよ
確か無神論だったと思う 以前、やたら評価されてる監督なんで気になって「ファニーとアレクサンデル」を見たんだけど、つまらなくてがっかりした。
が、今回新たに再発された初期の作品群を見て驚いた、キレてる、素晴らしい、評価の高い理由がわかった。 うちの父は俺が子供の頃「バーグマン監督」って言ってたんだよ
後に理由を聞いたら都内で限られた映画館でしか見れなかったし
そこまで有名で無かったから字で名前を覚えた
という事だと DVD結構買ったよ。「ファニーとアレクサンデル」「魔術師」「魔笛」「第七の封印 」「夜の儀式 」「叫びとささやき」
面白さでは、「魔術師」「叫びとささやき」
「ファニーとアレクサンデル」はいい作品と思うけど、なぜ欧米や日本で滅茶苦茶絶賛されているかわからない。
キネマ旬報やスクリーンのベスト10では、アマルコルドに負けたんじゃなかったっけ?
双葉先生が、☆☆☆☆★★という超最高点を出したのが、「野いちご」
このDVD高くてずっと買おうか迷ってたけど
最近少し休めのでたので昨日買った。
「処女の泉」はテレビでみたのかdvdレンタルでみたか忘れたけど、
凄い作品でいつか買いたい。
確かフェリーニは、「野いちご」を自分の生涯ベスト10にいれていた。
後の「81/2」への影響はもろだった感じ。 「処女の泉」のエロチックで残酷なレイプシーン、後で考えると服は着たまま抱きついただけ
なのにあのパワー、やはり監督の力量のすごさか 野いちごをもう少し若い時に見ていたら、たぶん人生が変わっていた気がする 野いちごって、ヴィスコンティでいうと家族の肖像みたいな
鎮魂歌だけど、ベルイマンが39歳のとき作ってるのが不思議。
第七の封印 39歳
処女の泉 42歳
叫びとささやき 54歳
ファニーとアレクサンデル 64歳
フェリーニ
道 34歳
甘い生活39歳
81/2 43才
サテリコン 49歳
アマルコルド 53歳
インテルビスタ 67歳
ヴィスコンティ
郵便配達は二度ベルを鳴らす 36歳
山猫 57歳
地獄に堕ちた勇者ども 63歳
地獄に堕ちた勇者ども 66歳
家族の肖像 68歳 修正
ヴィスコンティ
郵便配達は二度ベルを鳴らす 36歳
山猫 57歳
地獄に堕ちた勇者ども 63歳
ルートヴィヒ 66歳
家族の肖像 68歳 同じ経験した人は俺以外にもいるんじゃ無いかな?
十数年前とても大きなレンタルビデオ屋さんで
「ベルイマン監督の処女の泉は置いて無いのですか?」と尋ねた
店員はぴあシネマブックみたいな店舗用作品紹介の電話帳を持って来て調べてくれた。
「俺は当然○○店に在ります。取り寄せますか?」と聞かれると思っていたが意外にも
「そういう作品は見当たりませんねえ、、、」
俺は「ええ?あの名作と言われる映画が無いとはどういうことでしょう?」
そして店舗用作品紹介用の大部目録を見せてもらったら
なんとAV作品の目録でした。
翌日他店舗より取り寄せてもらいました。 処女の泉 で衝撃的だったのは、
強姦に参加しているわけでもない
若い人間を、叩きつけて殺してしまうところ。
思わずえっと声を出してしまった。
ベルイマンの残酷趣味は、相当なものだ。
あと音楽がいつも凄いね。
どーんどんどんどん みたいな。 「魔術師」や「叫びとささやき」っていまDVDで買えるの? >>262
物語上、必要な場面だから残酷趣味とは違うよ。
無垢な少年を殺してしまったからこそ、悔恨して教会を立てると決意するわけだし >>263
中古しかないけどめちゃ高い。
処女の泉 とか 野いちご とか 今はそれなりだけど
5年後、めっちゃ高くなると思う。再発ってなかなかしないから。
そのために買ってる人もいるかもね。 悔恨なのかな?
あの泉は「2001年宇宙の旅」のスターゲート
ウィトゲンシュタインのお墓にある階段
村上春樹「色彩を持たない田崎つくると、彼の巡礼の年」に出て来るトークン
カートボネガット「タイタンの妖女」に出て来る泥人形
こういうイメージを私は感じる 「野いちご」が好き。
今の普通の人にでも共感できるところがあると思う。
カラックス「ホーリーモーターズ」は現代版「野いちご」? 処女の泉
ラストの泉の沸くシーンで、それまでの人間同士のあれこれの世界からだっきゃくした、
人間を超えた何ものかに包摂されている感覚を感じた。
ただ「泉がわく」だけで、赦しも救いも表現されているような。
でも無神論者なんだよね・・・どういうつもりであのシーンをとったんだろう。 無神論者て言葉を軽々しくとってはいけないのよ
お気楽な無心論者ではないわけ >>269
>>268ではないが、「無神論」という言葉をわかって使っているのか?
もしわかっているのなら、「お気楽な無心論者」というものは矛盾して、」そんなものはありえない。
無神論というのはこの世界の成立に神の関与をいっさい認めない立場であって、
神に無関心であるという立場とはまったく異なるものだ。 米国のDVD紹介のペーパーバックだと
「叫びとささやき」
は
ホラー映画の分類なんだよねwww
ベルイマンも、フェリーニも、無神論といってるけど
単純に神様なんていないよ〜の世界じゃないんだよね。
神様なんていない、いないと思うけど、やっぱりいるんだろうか、
と悶々としているような気する。
神的なものは、間違いなく、2人とも信じてる。
自分も神様というのがリアルに存在しているかっていうと
違うとおもうけど、神的なものは信じるなぁ。
完全無神論のキューブリック映画ですら、神的なものが常に宿ってるものね。
彼の映画は、本当に神様の視点の映画。 ヒンズー教の不二一元論とか、イスラムスーフィズムの神人合一とか、ああいうのかな。
梵我一如とか。
ジャズやロックのミュージシャンはそういうのにはまってるよね。結構。
映画でも、タルコフスキーなんかは、日記よむとカルロス・カスタネダの著作よんでいたり、
ブルース・リーはクリシュナムルティの信奉者だった。
無神論とか、神の不在とかで深刻になってしまうのはいかにもキリスト教的文化圏だという気がする。 ベルイマン作品で、個人的に、叫びとささやきはかなり上に来る。
真っ赤な画面になるところか。
ベルイマンって、過激な作家だよね。そう思われてないけど。
フェリーニみたいにあからさまに前衛性・実験性をうちだしてないけど
やってることは、過激だと思う。
控え目な前衛映画監督
かな?
とにかく上品な作家。 ベルイマンの作品はほとんどみたことないけど、以前にシネフィルイマジカで特集やってたときに「魔術師」と「野いちご」を
みた。すごい監督がいるんだと、そのとき初めて存在を知った。 ベルイマンの傑作「魔術師」「仮面ペルソナ」「叫びとささやき」9月に初BD化
http://eiga.com/news/20150612/4/ ええっ!「叫びとささやき」がBDで出るの!うれしー!! >>277
朗報だ。
ageておく。
タルコフスキーのほぼ全作品がBD化されて気が抜けてしまっているところに、嬉しい刺激だ。
「仮面ペルソナ」と「叫びとささやき」は傑作しかないベルイマン作品の中でもトップに位置づけてもよい。
「魔術師」はまだ見たことはないが、評価はかなり高いようだ。
後は「鏡の中にる如く」と「沈黙」を出してくれれば、BD化は取りあえずは打ち止めでもいい。
「不良少女モニカ」あたりと3作品でBOXでPART4としてだしてくれることを望む。 BDパッケージのゲームソフトっぽいつくりは何とかして欲しい。買う気にならん >>281
クライテリオン版で「神の不在」三部作がDVDボックスで出されていたとき、
そのパッケージのジャケットが蜘蛛の画となっていた。
それはもちろん「鏡の中にある如く」でカーリンが発狂するとき、
「神は蜘蛛だった」という血も凍るような名シーンを受けてのことだろう。
まあ、たしかにそのくらい凝ったパッケージにしてほしいところだ。
ただし、パッケージの問題よりも、PART1と2では、「夏の遊び」を除くと5作品がイマジカで放映され、
しかもその後にBD化の発表があったことのほうで購買意欲は減退させられた。
結局、買ってしまったが。
今回は先にBD化を発表してくれたので、発売前にイマジカで放映して別にもかまわん。
それよりもなによりもコアなベルイマンファンが高く評価するにもかかわらず、
リバイバル上映があまりされてこなかった3作品が初のBD化というのがありがたい。
ただ、DVDはばら売りするが、BDはセット売りしかしないというのが商売臭がして嫌だな。
ベルイマンの映画は世界的な文化遺産だから、
新規のファンを獲得するためにも敷居を低くしてほしいところだ。 むしろ今どきベルイマンのブルーレイをわざわざ買うような人はセットで欲しいだろう。 今年発行されるスウェーデン・クローナの新紙幣に肖像が使われるけど、
映画監督が紙幣に採用されたのって世界史上でも初めてだろうか 今さらだけどめちゃくちゃハマった
引き込まれるなぁ……
BOXは不満だけど買っちゃいそう 今日、BD箱届いた
シルバーウィークにじっくり見るとしよう 「叫びとささやき」ほしさに、ブルーレイボックス購入。HDリマスターというから
期待したけれど、それほどの画質とも思えずちょっとがっかり。
抱き合わせで3枚組買ったのになあ。
TVで滲みやすい赤い色が少しでも鮮やかなようにブルーレイにしたんだけど、
DVDを手に入れたとしても、ブルーレイが気になったろうから、いいかー。 ベルイマン×バーグマンの顔合わせということで「秋のソナタ」を見た
本筋とは関係ないシーンで出たリヴ・ウルマンのセリフ「境界は無い。心にも魂にも。境界を作るのは人間の恐れる心」が頭から離れません。渾身の演技であり、セリフだった
続けて「ある結婚の風景」「叫びとささやき」とか見たけど、↑みたいな強烈なセリフには巡り会えず少し悶々としてしまった。もちろん心に残る作品だけど
ベルイマンならではの名言が飛び出す映画、他にあるでしょうか?
皆さんが忘れられないセリフでも構いません。ぜひ教えて下さい