原作には高身長でやや肉付がよく筋肉質な女性が多く登場する
競泳女性アスリートのように引き締まってはいるが肉付がよい感じがフレミングの理想のようだ
単に痩せてスレンダーなだけとか、あまりそういうタイプの女性は登場しない
ボンドとセックスをする女性なのだから自分の好みが反映されてるのかも
性的趣向も完全にサゾだとフレミングは言っているので、やたらと女性キャラクターが拷問されたりいたぶられたりする描写が出てくる
自己分析だとフレミングは体格のよいグラマラスな女性や強そうなアスリートタイプの女性をいたぶることで
わたしの中にある性的独占欲と征服欲がオルガスムを感じるなんて言ってる

映画版ボンドは初期コネリー期にはそういった女優が多く登場するが
ウルスラやダニエラ、シャーリー・イートン、クロディーヌなど
以降はタニヤかキャリー、ソフィーぐらいでそういったタイプの女優はあまり出ていないかも
あまりに肉感的女優が登場すると同性から反感を買うからだそうな

活字アレルギーで漫画やアニメーションしか見ない読まない世代や人には
小説の顔とも言える導入1頁目の紹介は何気に世界観を紹介するには効果大
映画でいう冒頭10分のアバンタイトルみたいなもん
フレミングだけじゃなく小説家は、読者を最期まで読ませるためだけに
そして1頁のためだけに何度も書き直し時間を費やしているのだから
そういった常識すら知らない人には1頁の重要性は理解できないだろう
1頁目に魅力がないと本棚に戻して買わずに買えるみたいのもある種の基準だから
原作いつ読むの?今でしょ!
英語が好きな人は原書を取り寄せてアタックするのもよいかもしれん