NASAが選んだ “ありえない” SF映画、1位は「2012」

アメリカ航空宇宙局NASAが、科学的見地から“ありえない”映画を選出、
見事1位に輝いたのはローランド・エメリッヒ監督、ジョン・キューザック主演の「2012」(09)だった。

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 NASA地球近傍小惑星接近計画のトップであるドナルド・ヨーマンス氏は、
同映画がいたずらに人々の不安をあおったおかげで、
NASAには2012年に地球が滅亡するのではと恐怖に駆られた人々から問い合わせが殺到。
それに対応するため、サイトまで立ち上げるはめになったと話す。本気にした人がそんなにいたのか…。

 一方、その反対に“現実的な”SF映画としてアンドリュー・ニコル監督、イーサン・ホーク、
ユマ・サーマン、ジュード・ロウらが出演した「ガタカ」(98)やロバート・ゼメキス監督、
ジョディ・フォスター主演の「コンタクト」(97)を挙げている。そのほかの作品は以下の通り。

■“ありえない映画”ワースト7作品
1.「2012」(09)
2.「ザ・コア」(03)
3.「アルマゲドン」(98)
4.「ボルケーノ」(97)
5.「チェーン・リアクション」(96)
6.「シックス・デイ」(00)
7.「What the #$*! Do We (K)now!?(原題)」(未)

■“現実的な映画”ベスト7作品
1.「ガタカ」(98)
2.「コンタクト」(97)
3.「メトロポリス」(29)
4.「地球の静止する日」(52)
5.「Woman in the Moon(原題)」(未)
6.「遊星よりの物体X」(52)
7.「ジュラシック・パーク」(93)

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