>>273
制作費は2億700万ドル(約250億円)。全世界の興行成績は5億4700万ドル[3](年間5位)となっており、成功と言え
る部類ではあるものの、ジャクソン監督による前作『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』の11億1800万ドルに比べ、
やや期待外れな結果となった。特に日本では予想外の不入り(興行目標80億円、最低でも50億円と予想されたが、実際
には23億円に留まった)で、一般誌(週刊文春)で取り上げられる程だった。1976年版がアメリカでは不振だったのと
は正反対の現象が起きたことになる。

日本国内における不振の原因として、『キネマ旬報』は「キングコングのキャラクター自体を知らない現在の女性層・児
童層を取り込めなかった」ことを挙げている。また、コング等のクリーチャーが登場するまでに1時間近くの人間ドラマ
があるという構成を含め、「いわゆる“怪獣映画”としては上映時間が長すぎる」との批判もあった。その他に、メディ
アによる宣伝力の多くが同時期に公開された『男たちの大和』にさかれていた事も原因の一つと考えられる(本作に対し
ては、通常であれば寄せられるはずの著名人・芸能人のコメントが殆ど無かった)[要出典]。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B0_(2005%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%98%A0%E7%94%BB)