>>106
 おいらもBS2で見たばかり。あのお医者さんだよねぇー、
シャーリーの頬をパン、パンと叩くシーンとかかっこいい。
この映画は小物が効いている。よくいわれるのがラケット
だけど、それ以外にも、、
・山高帽子・・上級職の象徴で会社やめた時には掃除人にかぶせる
・役員トイレの鍵・・最後の最後で「あ、やっぱりおまえもか」と
 思わせて、返したのがこの鍵というのがいい。
・鏡の割れたコンパクト・・これを見たときのレモンの表情が切なすぎる。
・シャンパンと拳銃・・階段を駆け上がるシャーリーの耳に「パーン!」
驚いて扉を叩くとシャンパンを手にしたジャック・レモン。笑った^^
・レコード・・せっかくのプレゼントを持って帰ろうともしない不倫相手。
帰ろうとする男の手には大きなプレゼントの箱。
・トランプ・・最初はシャーリーは全くジンラミーに乗り気がないのに
最後のシーンではウキウキとカードを切る。そしてコートを脱ぐ。これは
今夜はあなたのものよ、のメタファ。それもわかってジャックがシャーリー
の顔ばかり見ながらも鮮やかにカードを配るラストシーン。
もう30回以上観てるけど、やっぱシャーリー・マクレーンの透明な
可愛さがたまらない。バグの気持ちがよ〜くわかる。憧れの彼女がなんの
因果か自分の部屋で睡眠薬自殺未遂。ずっと介抱してあげたい気持ちが
パスタをゆでる時の鼻歌にも表れてるよねぇ。