「ロープ」観ました。いきなりでてきた絞殺シーンはちょっと残虐で面くらいました。
あのシーンは無理に出さずにチェストに死体を入れた後から始めた方が、「あの中に死体が有るのか?」等の
関心を観ている者にも植えつけられ、より効果的だったんじゃないかという感じがしました。
J.スチュアートがああいう、「賢者は劣者を殺しても許される」というナチ的な思想を植えつけた張本人という
設定にはどうしても違和感を覚えてしまいますね。
しかし最後に犯人2人を追い詰めて真相を暴くシーンはさすがに名演で見応えがありました。
犯人役の1人、J.Dallは若くして世を去り、有名作はこれしか無いようですが、ピッタリのハマリ役で
悪役としてもう少し長生きしてほしかったです。