【ふたりのベロニカ】キェシロフスキ【赤の愛】
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代表作の「ふたりのベロニカ」DVDボックスも発売されたばかりの
クシシュトフ・キェシロフスキ監督について語りましょう。
【監督作品】アマチュア(1979) 偶然(1981) デカローグ十部作(1988-89)
ふたりのベロニカ(1991) トリコロール三部作(1993) 詳しいバイオ等はこちらから
ttp://www.imdb.com/name/nm0001425/ ふたりのベロニカってLDとかビデオは出てたみたいですが、
DVDは初めてなのかな?
高校の時以来、やっと久しぶりに見ました。
去年はルシネマで回顧上映してましたね。 >>1->>4
乙です。
自分もこの監督のスレが無いのを寂しく思っていましたので嬉しいです。
ベロニカ、やっとDVD化ですね。
しかもメイキングまでついてるとは・・・嬉しくて飛び上がってしまいました。
それにつけても、キェシロフスキ監督にはもっと作品撮ってもらいたかったです・・
>>5
どもども。DVD買ったんですが、画像はきれいなのに、音声がなんか
モノラルみたいなんですよ。
ルシネマで見た人、現存オリジナルポジからモノラルだったんでしょうか。
昔名画座で見たのはステレオだったはずなのですが。 音楽と独特の赤味がかった映像が好きだ。
ヒロインもイレーヌ以外に思い浮かばない。 コレクターズ・エディションのDisc2,3は日本語字幕ありなの? >>6
自分もDVD買ったのですが、まだ本編見ていません。
モノラルですか・・音楽が美しいのに。
>>8
disk2見たけど、字幕ありましたよ。 クライテリオンを買おうと思ってるんだが、日本盤の三枚組ってのはすごいな
でも中身は変わらなかったら笑うぞ 日本盤のDisc2、3はまだ見ていませんが、日本語字幕付きとは明記されてます。
米盤、英盤、仏盤のDVDセットがそれぞれ2枚組で出ていますが、確認した範囲だと
日本盤のDISC2、3収録分が1枚に入っているようです(仏盤はDisc3収録分に
ついては特に明記なし)米盤は映画評論家の音声コメンタリーも選択出来るように
なっています。
日本盤DISC3はたぶん短編映画の圧縮レートが有利になっていると思います。
画質がいいはず(そうでないならもっと安くしろw)
で問題は、これらすべてが同じマスターから起こしているとすると
サウンド面ではちょっと期待できないこと。サントラCDの音質は望めませんし、
中古で探してきた日本コロムビア発売のベロニカVHSの方がきちっとドルビー
サラウンドになっていて音は数段いいです。日本盤DVDセットも説明では
本編ドルビーデジタルステレオになってるのになあ。
フランス盤には2.0チャンネルとの明記あり。
デジパックで装丁もいいし購入価値は充分にあるので、音声が惜しいなあ。
過去のLDとか、海外盤を買った方、是非情報を教えて下さい。
音がいいなら米盤のクライテリオンも買い直そうかな。30ドル程度のようなんで。 >>9
Thanks、アマゾンの解説見ても何も書いてないので不安になって。。 >>9
Thanks、アマゾンの解説見ても何も書いてないので不安になって。。 クライテリオンは、間違いなくステレオ音声です
どうやら日本盤は dvd to avoidのようでつね >>10,14
クライテリオンはこれから購入するんですよね?
マスターが問題だと思ってるので(権利関係から現存するポジを探すのが
困難だったらしいので)、マスターがステレオなのにわざわざモノラルに
下とすことは紀伊國屋なので、ないと思います。今までのDVDは非常に
気を使ってました。
現物を確認してまた教えてもらいませんか?
パッケージの表記はアテになりそうもありません。
キェシロフスキtoキェシロフスキという本によれば、
アメリカ盤はエンディングが違うそうです。 販売は紀伊國屋だけど、発売はIMAGICAになってますなあ。
IMAGICAだとちょっと疑念が・・・w >>16
海外の複数のサイトで、クライテリオンはちゃんとステレオであることが
文章(スペックじゃなくて)から確認できるお 15のサイトで日本盤も分析してくれるといいんだけどね。
>>18
クライテリオンは5.0はカットというのは15に書いてあるね。 見直して気づいたけど、イレーヌって足滑らしてコケる
演技が自然でうまい。 イレーヌはこの作品とトリコロールあたりで
死んでいたら伝説の女優になっていたでしょう。
今はあんまりみないね。 ほんと。特典DVDのインタビューで久々観た。
なんか眉毛が太くなっててビビッた。 「オセロ」「ヴィクトリー」「愛のめぐり逢い」は作品もなかなか。
ハリウッド進出の「迷宮のレンブラント」と「追跡者」はイレーヌは
充分可愛いけど、作品としては大した作品ではないな。
1999年の「歴史は夜作られる」までは日本でDVDは出てるんだが。
「スパイゲーム」という紛らわしい題だし。
1998年のBig Brass Ringはキャストはすごいのに作品的にはコケた。
「ロンディニアム」「ランドロード」あたりは映画不況で日本未公開。
ちょっとついてないなあ。
2002年頃にロンドンのウェストエンドで舞台主演したが、これは評判が
良かったね。いろいろ作品に出てるのに日本まで届かないというか。 キェシロフスキだからこそ魅力を引き出せたんだと思う。
自分でガツガツ行くタイプの女優じゃないからこそ
内省的な作品で輝くような気がするんだけどな >>25
それってヴィスコンティの死後、精彩を欠いてしまったヘルムート・バーガー
のポジションに激しく似ていると思う。やっぱり相性がいいというか
魅力を引き出してくれる監督っているよね。 作家性の強い監督の方がイレーヌは活かせそうだよな。
クシシュトフならイレーヌのモノローグだけ撮影してても
作品として成り立たせられたろうと思う。
5年にいっぺんずつ、イレーヌがおばあちゃんになるまで
このペアで映画を作り続けて欲しかったというのは正直なところ。
ジュリエット・ビノシュと一見イメージが似てるけど、イレーヌに
なかったのは、人を押しのけるようなところとやり手のエージェントか。
日本盤DVDの音声使用ですが、表記もステレオですよ。
おそらくは、前の方もご指摘通り、紀伊国屋はクライテリオン盤と同じ素材をそのまま移植していると思われます。
>>28
実際の収録音声もあれでステレオなんでしょうか?
CDや以前のビデオ版と比較しても明らかにモノラル
としか思えません。 皆思ってても書かないんだろうけど、イレーヌは美乳。 三越デパートの中の映画館でみました
なつかしい 難解だったけどなにか泣きたくなるような映画だった 大学1回生のパリ旅行で初めて見た。内容は全く聞き取れないし
細かいところは全くわからなかったけど、こんなに心に残る映像は
初めてだった。日本で見直してこんなに内省的で深い映画なんだって
改めて感動した。 自分はテレビで観たのが最初。キェシロフスキに出会ったのもその時。
新聞の映画欄読んで「これ絶対好きなタイプの映画だ」と思い、1993年の深夜
BS2で録画したんだよ。そしたらその夜に北海道南西沖地震があって
途中から災害情報特別番組になってたんだ。
途中まで引き込まれていたから、仕方ない事なんだけどガッカリしてたら
しばらくしたら再度放送された。どっちにしてもテレビ自体をあまり観ないし
映画欄もチェックしない自分が2日ともなんとなく新聞めくったらベロニカ放送だったんだよね
>>34
なんかふたりのベロニカとの出会い自体がキェシロフスキマジックって
感じですね。
僕は確か下北か下高井戸で2本立てを見に行ったのが最初でした。
もう一本がねらいだったのに、なんだったのか覚えてないほど
ベロニカの方が印象的だったんです。 >>30
う〜ん、確認してみましたが、確かにモノラルっぽい感じもしますね。
表記はステレオだけど、疑問ってことですよね。
それはいえてる。 >>25-27
2人の関係って日本で言えば、佐々木昭一郎と中尾幸世の関係だと思わない? >>38
その人達は知らないが、フェリーニとマシーナの関係とか、「勝手にしやがれ」の
ジーン・セバーグに似てる。
この人がいないと映画自体が成り立たないというミューズ女優ですね。 >>40
あっ本当だ。6さん、良かったね。
素晴らしい作品だから、良い音で聞きたいものね。 >>16
エンディングってもしかして2種類あるの?
フランスのオリジナルとアメリカ版ってこと?
どう違うんですか? こんなオチだったとは
貧乏人の俺はどのみちクラテリ買うから関係ないが >>42
実家にたどり着くところで終わってしまうオリジナルのエンディングでは
米国人は理解がしずらいからとミラマックスに促されて、シーンを追加
したそうです。未見なため詳細はわかりません。
そういえば「プライドと偏見」DVDにもアメリカ版エンディングが別についてました。 あのエンディング、自分もどういう意味なのかずっと考えてる・・
でもそれがいいと思うんだけどね・・
アメリカ人はそこらへんの想像力っつーのはどーなんでしょね。 実家の前に生えている大木の葉脈に延々と刻み込まれた記憶を
手で触れて感じ取るってことかなと思った 昨日ベロニカ交換窓口に電話したんだけど、すぐに繋がった
買った人が少ないのか、告知に気付いてる人が少ないのか
窓口対応は良かった。一月末に交換らしいね。 >>47
気がついてる人少ないんじゃない?HMVには出てるけどアマゾンには
出てないし。電話受付時間が短過ぎ。公式HPはデータ暗号化になって
なくて怖かったけど、仕方ないからウェブから申し込んだ。
というか、そもそもモノラルだったことに
気がついた人自体が少ないとか・・・w
メーカー側の対応が早かったことには感謝ですが。 ベロニカと赤の愛のヴァランティーヌって
似てるようで違う。ベロニカは夢見る少女だけど
ヴァランティーヌは心優しいけどもっと現実的な
気がする。運命には巻き込まれたけどね。 赤の愛を見直しました。判事がバランティーヌと
話している時に2度やかんのお湯をこぼしますよね。
1度目はうっかりということはわかるのですが、
2度目はわざとですよね。どうしてなんでしょうか。 懐かし映画板見ないから気がつかんかったw
ふたりのベロニカって訳がわからない場面が多いのに何か気になる、そんな映画
他にもデカローグを見てる人にだけわかる描写とか
(おばあさんがビンを運ぶところとか、ヴァンデンマイヤー肖像とか)
細かく見るともっとありそうですね。 ふたりのベロニカを見ていて一番わからないが
鏡で反射した光がベロニカを照らすシーン
2度目は何故なんでしょ? ヴァンデンマイヤー?ブンデンマイヤー?
その作曲家はキェロフスキとプライスネルの
創作なのに音楽事典に載ったらしいね この映画懐かしいな〜。なんか画面が紅茶色で美しかったなあ。 自分の中では、この映画は友達になれるか、否かのリトマス試験紙になってる
これを「意味わかんね」と言われたら ハイ、それまーでーよ〜 ゴダールとかタルコフスキーもそう。わけわかんねという人もいるが
熱狂的ファンもいる映画かな。 実家に戻って来て大樹に触れる事で
家族への帰属意識を示したとか。 冬ソナのユンソクホ監督の「夏の香り」ってドラマを見たら
偶然とか運命、小道具(ペンダントの紐)、心臓発作、
繰り返すクラシックの旋律などが度々出てくる。
キェシロフスキに影響されてるっぽいな。 サントラないっすか?情報きぼん
かろうじて、Cinema Cafe Vol.2って欧映画を集めたサントラに
ふたりのベロニカが入ってる。見つけたときはうれしかったなぁ・・・
ベロニカが死んじゃうとこの例の曲です。 >>61
サントラ、ググったらヒットしました。スマソ
そんでもって即購入。トリコロールも別ジャケットが出てるなんて
知らなかった。 >>62
良かったっすね。赤の愛は日本盤ジャケ(イレーヌだけの横顔。劇中ポスター
のやつ)とインターナショナル盤(イレーヌとジャンルイの正面顔)と2種類
あります。 あっ、トリコロールってバラのDVDも売ってるんですねえ。
ボックスセットだけかと思ってた。 懐かし洋画板はなかなか見ないから
キェシロフスキースレがあるなんて知らなかった
日本未公開作品って多いのでしょうか ベロニカのアメリカ版エンディング。
といっても、数カット追加されただけ。
本エンディングはばっつり切れるのに対して、多少エンディングの余韻を、
おわりですよー的な余裕を観客用に持たせただけと思いました。 ベロニカはほんとに映像が独特
大槻ケンヂが「フィルムそのものの材質が普通と違うんじゃないかってくらい美しい。
ワンシーンワンシーンが美術館に飾ってもいいくらいだ」って絶賛してたけど、
ほんとどういう風に撮ったんだろう。 >>67
普通に黄色やら緑のジェルフィルターを多様しただけじゃないか? ベロニカの撮影監督って殺人に関する〜を撮った人だっけ?
質感が似てる
ヨーロッパ独特の暗めの照明っぽい色だ 今日メール着てたな
着払いで先にディスク送ってくれとか
交換はその後か めんどくさいなあ
前にもこういうことがあったけど そのときは先にあっちから新しいディスクを送ってきて
その封筒に入ってた返却用の封筒にダメだったのを入れて郵送したけどな
ああ よく考えたら 先に新しいディスク送ったら
買ってない人までが DVDゲットできてしまうなあ・・・ こっちもディスク届いた。ちゃんとステレオになってた。
去年ディスクを送らされたけど。
まあ嘘の自己申告でパクるやつも居るかもしれんね。 それにしてもクラテリ(送料込みで四千円+)と同じ内容が、一万円+じゃあ、買わないよ 先月終わりに交換のためディスクを送ったら
昨日届きました。 届いたけど、返品の時に送ったケースも返ってきた。捨ててくれていいって書いとけばよっかた。 デカローグのDVD買ったけど
全く見る気がしない。
ベロニカみたいに美人が出るエピソードは
一本もないだろう? お前にとっては、ベロニカはオッパイを見る為の映画だもんなw >78
仕事が丁寧じゃん。
>>80
4話あたりに結構かわいい娘が出てなかったっけ?
>>81
禿げ堂
クライテリオンって日本のリージョン2プレイヤーで見れる? トリコロール・赤の愛と美しき運命の傷痕の両方に、おばあさんが背伸びしてごみ箱にガラス瓶を捨てるシーンが出てくるんだが、何となくだぶって見えた。 自己解決した。パンフ読んで気付いたが、このシーンってトリコロールの全てで出てくるのか…青の愛はずっと昔に観たことがあったが、忘れてたよ。 >>84
背中の曲がったおばあさんのシーン(ガラス瓶は入れてない)は
デカログにも出てくる。
監督によると、他の役は見てるだけ、ヴェロニカは声をかける、
ヴァランティーヌには最後まで手伝わせたかったのだそうだ。
その順に暖かい心の持ち主だと意味付けたかったらしい。 >>86
なるほど、どうもありがとう。デカローグでも同じような場面があったんだね。余程気に入っていたんだなぁ。
その心の温かい役にジャコブが充てられたのは何となくわかるね。彼女自身にも普通の人より温かみがあるように感じられるから。
監督のお気に入りだったんだね。
ちなみにキェシロフスキ原案の映画『美しき運命の傷痕』ではアンヌ(マリー・ジラン)が同じ場面に遭遇するけれど、彼女は見つめるだけだった…。 最初見たとき、ポーランドのベロニカは露出狂を見たショックで
心臓が苦しくなったと思ってしまったw
なんであんな意味なさそうなシーンを入れたのか未だにわからん DVDを買ってみたよ。
ベロニカがすごい綺麗だったけど
ラストがよくわからんかった。
ヘヴンとか、美しき運命〜ってどの程度、キェシロフスキに忠実
なのかな?原案のみ?脚本ももう残ってたの? >>91
両作とも、キェシロフスキが遺したシナリオの前段階のような小説が出版されていますよ。
Amazonででも確認して、読んでみては。
残る一作、地獄もすでに、キェシロフスキの共作者の方がシナリオにしているようで、
本国では出版もされているようです。 脚本をいつも共同執筆しているビエシェヴィッチもポーランド人だから
最初はポーランド語、それをフランス語に翻訳していたのだと思う。 人形師ファブリってどうやって、ベロニカのラストコンサートの
ビデオを入手したんだろう アントニオーニの愛のめぐりあいDVDを見てみた。
イレーヌ・ジャコブの瑞々しい美しさったらない。 このスレ読んで、クライテリオン注文したよ
セールで送料込み¥3.000(!)
早く届かないかな あ、セールってのは、アメリカの通販店でクライテリオンのセールやってたって意味です ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています