まちがえた。
汽車ではなく、戦車だった。
戦車がドイツ兵をなぎ倒しながら、音楽を鳴り響かせて線路の上を進んで行く。
しかしこの音楽のことを「線路は続くよどこまでも」と呼ぶのは日本人だけだ。
映画製作者は意図していなかっただろうが、日本においてだけ、はからずも、曲とシーンが合致することとなったのだ。
そう考えるとなかなか面白い。