ともかくマーロン・ブランドの登場シーンのセクシーな事。

でも、本当にあの南部のベタベタ熱さがこちらまで伝わるようなモノクロ描写がすごいね。
カール・マルデンがブランチに惹かれるのだけど
ブランチは決して明るい場所では彼に会おうとしない。

それでブランチの全てを知ったミッチが、ブランチの顔に電灯当てて
一言・・・「老けている・・・・・・」
    これは強烈です。全女性なら、みんな頷いちゃう台詞だなあ。
年重ねると、身に沁みる言葉です。この時のブランチの気持ち思うと何とも〜。

ともかくリアリズムが凄い映画で、部屋の一こま一こまさえ生きているみたい。
ふくよかなキム・ハンターもいかにも生活感が出ていて良かった。