「綺麗だな」
最早聞き慣れてしまったといえる一言とはいえ、顔と体を交互に見続ける新の視線にだんだん耐えられなくなってくる
「代表、もっとくっついていいですか?」
もちろんというように、自分の上に葵を向い合わせに抱っこする

「愛してる」「私も愛してます」
数えきれないほど言い合ってきた言葉とともに、湯気の中でキスを繰り返すが、場所や状況のせいかそれはいつもより長く続いた

唇が離れた後、葵は思い切って新の眼前で胸を隠していたタオルを外した
「私を見て下さい」
葵の大胆な行動に驚きはしたが、新の目はしっかりと葵の小ぶりながらも形の整った白い乳房に交互に注がれた

女性の胸を見るのが初めてというのが、視線から十分伝わり新の初めてがキスも含めて自分である事に何だか申し訳なくも喜びを噛み締めた

新の目の色が、今まで見た事無いものに変化していき、息がいつになく荒れてきて葵の胸にかかる
が、きっとこのまま何もしないであろう事も検討がついていたので思い切って自分から触れて下さいと言う


葵の勇気ある誘いに気づきはしないが、いきなり敏感な先端に指が伸びてきて押す
「っ...」
薄桃色の乳首はすぐに硬く勃ち上がり、ツンと尖った
たまらなくなった葵は新の手の平を乳房全体に押し当てた
大きな手が葵の白く小ぶりな乳房を慣れない手つきでそっと掴む
新が揉むたびに乳房は柔らかく形を変え、その手の平を葵の尖った乳首が突き刺す

決して上手いとはいえないのに、大好きな人の手だからか全神経がそこに集まったように感じてしまう
慣れない手つき触り方全てが愛おしかった
「柔らかいな」
新の声色はいつもと変わらないようで、やっぱり焦燥感を含んできている
と同時に湯の中で新の硬く勃ち上がってきた下半身が葵の下腹部に当たり始めた