「福田さんは当時10代ということもあって、かなり勝気な子だなという印象でした。監督に対して『こうしたほうがいいと思う』と意見をしたり、しまいには照明さんの仕事にも口出しをしていた。

 その背景にあったのが、オスカーの手前味噌な“ゴリ押し体質”です。
当時の古賀社長は『言いたい事は言っていいんだ』『主演を食ってこい!』などと福田さんに発破を掛ける。福田さんはそれを真に受け、撮影現場での態度にもそれが思い切り出ていた。
誰が見ても、ツッパっていた。古賀社長も強気で押し出しすぎた」

福田自身は現在、当時のことを反省しているという。5月24日にはTwitterに自身の思いを投稿していた。

〈強がって、素直に、ヘルプ!と周りに言えず、全てが敵に見えてしまった時間も多い。自分をコントロール出来ないことが多かった。そう簡単には強くなれない事、そして自分の弱さを痛感するから〉