人間関係がある、かつそのときに限り
恋は実りうる、と要約できるだろう
言い方を変えよう
人が恋の成就から見放されるのは
人間関係がないからである
なんという至極単純な真理
とはいえ人間関係があったとしても
必ずしも成就するわけではない
が、それは確率論的な話にすぎない
「インフルエンサー」のMVは
単純明快な恋の法則を
表現したのだ(と思う)
恋の本質だけに光を当てる表現
だから何度視聴しても飽きない
と、考えるのである
これで恋の二面性が明らかになった
すなわち、物・者(モノ)と事(コト)
言い換えれば、要素と関係
要素(=人)だけでも
関係(=人間関係)だけでも
恋は成り立たない
まとめると、「制服のマネキン」と
「インフルエンサー」(MV含む)の2曲に
恋の本質が凝縮していると考えられる
恋する「人」の「感情」と「意思」
恋の「対象」の存在
人と対象の間の「関係」性
両思いの場合も考えよう
その場合、両者の位置は入れ替え可能
すなわち対称的・双方向関係である
それゆえ「恋」=ドキドキ体験は
原則的に一方的な関係で
自己満足的感情体験といえる
視点を変えれば
他人もその対象に恋してる可能性がある
恋には三者以上の関係が潜んでいる
つぎで恋を定義しよう