『ひらがな推し』は、アイドルの古典的なバラエティ番組としては出来がいいんだが
これが坂道シリーズであること忘れている
何を目標に活動しているのか全然みえてこない
ただのバラエティ番組で終わっている

この点において、もはや目標を失った乃木坂46の『乃木坂工事中』と
やっていることは、ほぼ同じで
『乃木坂工事中』と差がでているのは、メンバー個人の魅力にある。
メンバー個人の魅力としては、乃木坂>ひらがな
だから、負ける。

『欅って、書けない?』がバラエティ番組として
『乃木坂工事中』、『ひらがな推し』よりも劣る最低の出来だとしても
外部と対峙しようとする坂道としてのアンデンティティを
保っているから、糞つまらなくてもなんとか許せる。

『ひらがな推し』はバラエティ番組として「面白かった」で終わっているのがいけない。
『乃木坂工事中』の場合、「面白かった」で終わるのではなく、
最終的にメンバーのことを好きになるところまでもっていっている。
そこまでもっていけなければ、握手人気は上がらない。
この点のミスリードは、『欅って、書けない?』のスタッフ(とくにMCの二人)もしていて
バラエティ番組として完成度を上げることが
アイドルの人気を上げることなんだと思い違いをしている。