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【物語】欅坂46orけやき坂46の小説 ★1【エロも可】
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0001名無しって、書けない?(庭) (9級) (アウアウカー Sac1-cQEv [182.250.243.44])垢版2018/01/21(日) 22:45:08.20ID:XF5pCaR8a
素人レベルからでも投稿できる小説スレです
ただし投稿作品に対するすべての中傷は禁止です

投稿者は多大な時間と労力をかけて
作品を投稿していますのでご協力をよろしくお願いします

この度小説スレと原案ありスレを統合しました

以下は原案ありの簡単な説明です

インスパイア、オマージュ、パロディ、パクリ、何でも結構です。
その原案も小説、戯曲、映画、テレビドラマ、マンガ以外にも、ルポルタージュやテレビのドキュメンタリーとかでもかまいません。
テーマだけでもOK、冒頭だけでもOKです。
少しでもかすったから原案ありだと書いた当人が主張するのなら、そう見なしてあげましょう。
「『パクった』と言ってるけどさ、全然パクってなく、それはお前のオリジナルじゃん」という非難はやめましょう。

あとは作家さん各々の良心に従い思うままに書いてください

最後に、このスレの投稿される作品はすべてフィクションであり
実在する人物や団体や建物等との関係は一切ありません
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0002名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.44])垢版2018/01/21(日) 22:47:19.90ID:XF5pCaR8a
作家さん募集中
よろしくお願いしますm(__)m
0003名無しって、書けない?(SB-iPhone) (ササクッテロル Sp45-mp8b [126.236.64.248])垢版2018/01/21(日) 22:48:42.67ID:iZyMFd4ep
ゆっかー「ホントに嬉しいです、夢のようです…
この仔も昔は気まぐれで、カイ食いも悪くて大変でした
いざパドックに姿を見せると厩務員に甘えてばかり
幼さを隠しきれていない漢字でしたね
デビュー後もなかなか勝てず条件戦を転々としてばかりで、お客さんの人気に応えることもできませんでしたが、
古馬となった今年、まさかG1を獲れるなんて…」
http://i.imgur.com/7J3YCqu.jpg
0004名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.44])垢版2018/01/21(日) 22:57:29.88ID:XF5pCaR8a
>>3
さっそく投稿ありがとうございますm(__)m

菅井様の競馬のスレの方ですね
僕もリサノンノとボッチポンの書かしていただいてましたw
0005名無しって、書けない?(SB-iPhone) (ササクッテロル Sp45-mp8b [126.236.64.248])垢版2018/01/21(日) 22:59:51.28ID:iZyMFd4ep
>>4
しょーもないネタですみませんが、また寄らしてもらいますw
0006帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第1話(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.44])垢版2018/01/21(日) 23:00:24.03ID:XF5pCaR8a
「ねぇ、早く持ってよ」
真っ青な空にかかる飛行機雲を見上げてる俺に声をかけてきたのは隣の席の理佐ちゃんだ

理佐ちゃんはおそらく学校一いやこの街一番の美人だ
これでもまだ控え目に言ってるほうで本当は世界一の美人だと俺は思っている

「ねぇ、いつまで空見てんの?授業始まっちゃうよ」
そう言いながら先生に頼まれた教材を俺に持たす理佐ちゃん

「学級委員なんてこんなに忙しいと思わなかったね」
教材を運びながら慌てて理佐ちゃんに話しかける俺

「俺君は立候補だからまだ良いよ、私なんて学校を休んでる間に学級委員にさせられちゃったんだよ」なんてこぼす理佐ちゃん

すまない理佐ちゃん・・・

理佐ちゃんと少しでも仲良くなりたくて立候補したついでに理佐ちゃんを推薦してしまったんだ・・・

「ねぇ、どうしたのぼーっとして?」
心の中で詫びるために黙りこむ俺を心配する理佐ちゃん

「うん?なんでもないよ」って理佐ちゃんの綺麗な瞳に己れの企みを見抜かれそうで教材で顔を隠す俺に

「しっかりしてよね」なんて声かけて歩き出しそうだから好き
0007帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第2話(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.44])垢版2018/01/21(日) 23:03:42.53ID:XF5pCaR8a
隣の席の理佐ちゃんと仲良くなりたくて理佐ちゃんを俺と共に学級委員にしちゃった俺

その甲斐あってそれなりに仲良くなった俺と理佐ちゃん

だが、付き合うとなると中々ハードルが高くてこんな風に学級委員の雑事を一緒にやるのが関の山だ

告白しようにも人類史にも名を刻むレベルの可愛さと綺麗さを併せ持つ理佐ちゃんだけに振られたら立ち直れないから無理な俺

そうこうしてる間にも超美人な理佐ちゃんは色んな奴に告白されてて気が気じゃない俺
今日もうじうじとして理佐ちゃんの隣の席に座ってるってわけだ!

「俺君、数学の教科書ちゃんと持ってきた?」
1時間目の始まる直前、いつものように聞いてくれる理佐ちゃん

「忘れちゃった」いつものように照れ笑いの俺

理佐ちゃんと隣の席になってからずっと続いてる儀式のようなものだ

「ねぇ、わざと忘れてんでしょ?」ちょっとイタズラっぽく聞いてくる理佐ちゃん

「何のことかな?」って横向く俺に

「とぼけてんじゃねーよ」
ってドス効かせながら机を寄せて教科書を見せてくれる理佐ちゃんだから好き
0008帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第3話(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.44])垢版2018/01/21(日) 23:05:52.71ID:XF5pCaR8a
「ねぇ、次の授業は教科書見せてあげないよ」
休み時間に意地悪な笑みを浮かべる隣の席の理佐ちゃん
高3にもなって子供みたいなとこが魅力的な理佐ちゃん

「そんなこと言わないで見せてよ〜」わざとらしく困るふりする俺

「やだ、絶対見せてあげないよ」困るふりする俺にますます嬉しそうなドS理佐ちゃん

困ったふりしながら理佐ちゃん以上に嬉しい俺

これが二学期の初めから共に学級委員をやって仲間意識を培ってきた成果ってやつだ

なんていつかは理佐ちゃんと結婚するという壮大な野望を持ちながら第一歩も踏み出してない段階なのに満足感を味わっちゃうダメな俺

「だって俺君思ってたより頼りないんだもん」って拗ねるふりする理佐ちゃん

「えっ!?俺に頼りになる男なんてイメージあった?」

「うん、覚えてないの?私が定期落として駅で困ってるの助けてくれたじゃん」

覚えてない訳が無いけどそれは高校に入学したばかりの頃の話だぜ理佐ちゃん

「1年の時のことよく覚えてるね」って本当は理佐ちゃんが覚えてくれてて嬉しいけどさりげなさ装う俺に

「覚えてるよ、本当に嬉しかったんだから」
なんて素直に言ってくれそうな理佐ちゃんだから好き
0009名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.44])垢版2018/01/21(日) 23:08:12.68ID:XF5pCaR8a
>>5
大歓迎でありますm(__)m

僕もしょうもない妄想をダラダラ書いてるだけですからw
0010名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ 4157-GP+B [58.94.38.100])垢版2018/01/21(日) 23:12:36.39ID:iuM2gE790
>>1
乙です
0011名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ 4157-GP+B [58.94.38.100])垢版2018/01/21(日) 23:13:32.59ID:iuM2gE790
>>3
これいい写真ですね、愛を感じます
0012名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ 4157-GP+B [58.94.38.100])垢版2018/01/21(日) 23:15:42.26ID:iuM2gE790
『もんちゃんの相棒』第一話

警察官の卵たちが横一列に並び、教官に向かって敬礼をした。
今日で警察学校の訓練も終わり、晴れて警察官としての第一歩を踏み出すことが出来る。
「次、二七番。鈴本美愉!」
鈴本が大きな声で返事をして、教官と堅い握手を交わした。
彼女は受け取った警察手帳をまじまじと眺め、元いた場所に戻った。
規則スレスレのところで制服を着こなし、高身長でない割には全体のフォルムが整っていた。

苗字の五十音の関係から、彼女と共に行動することが多く、その度に運動神経のよさを魅せつけられた。
任務を適宜的にこなす臨機応変さで、警察学校トップの成績を残していた。
しかし、そのほとんどがセオリーを無視したものであり、教官から何度も怒鳴られていた。
「何ものにもとらわれず、何ものをも恐れず、何ものをも憎まず、良心のみに従い…」
誰もが入校式で唱える宣誓に従う意志のない、僕の知る限りでは唯一の人間だった。

鈴本は頻りに顔をこちらに向け、わざとらしく背筋を伸ばして僕の真似をしていた。
「こら鈴本!笑うな!」
教官から激が飛んでも、「ごめんなさい、あはは」と片手をあげて応えていた。
春一番が通り抜けるとともに、警察音楽隊の演奏が始まった。
0013名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ 4157-GP+B [58.94.38.100])垢版2018/01/21(日) 23:16:30.10ID:iuM2gE790
『もんちゃんの相棒』第二話

「あのー、私たちはどうすればいいですか」
鈴本が警部に聞いた。
「決まってんだろ、お前らはパトロールじゃ!」
警部がしゃがれた声で怒鳴った。
鈴本は小さく舌打ちをして、僕の腕を引っ張った。
「あ、ちょっと鈴本…警察手帳デスクに置いたまま…」
「そんなもん、いらん!」
「いるに決まってんだろうが、ボケ!」と地獄耳の警部がまた怒鳴った。

「鈴本、法定速度超えてる…」
「ん?ああ、ごめん」
彼女にハンドルを握らせたのが間違いだった。ハンドルを握ると性格が変わるというか、彼女の性格そのものだった。
「ちょっと…今、信号赤だったよ」
鈴本はアクセルを踏み続けている。車が無情にも加速していく。
「パトランプ点けて」
「は?」
「前の車、絶対おかしい」
確かに、先ほどから安い軽自動車が蛇行運転をしていた。初心者マークは貼られていない。
もし貼られていたとしても、免許を持っている走行とは言い難かった。
「早く点けて!逃げられるから」
僕は窓を下ろし、ルーフに手を伸ばした。
サイレンの開始とともに、メーターの針が大きく動き始めた。
0014名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ 4157-GP+B [58.94.38.100])垢版2018/01/21(日) 23:17:33.48ID:iuM2gE790
>>8
隣のシリーズ、地味に好きですw
何ていうか平和ですね
0015名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.44])垢版2018/01/22(月) 00:32:33.59ID:DUmWmkSea
>>14
さっそく投稿ありがとうございますm(__)m

様々なメンを書き分ける手腕に敬服しています

過去に書いたものを書き直したい気持ちが前々からありまして
自分で書いたのほとんど読み返してなかったので覚えてるエピソードが少なくどうなることやら
気に入ってるエピソードは繰り返し頭の中で妄想してるから覚えてるんですけど・・・

以上、過去作とダブった時の予防線でしたw
0016名無しって、書けない?(千葉県) (シャチーク 0Cde-3Ttg [61.215.90.142])垢版2018/01/22(月) 14:57:32.25ID:QbkltH7IC

0017名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ 4157-GP+B [58.94.38.100])垢版2018/01/22(月) 16:56:49.84ID:kEwm+FF30
>>15
私は結構読み返します
「この文をこう書き直せば……」とか後になって思うことが多いです

>>16
モノトーンも出来るんすかw
いい雰囲気出てますね

最近、アイデアが枯渇していたので、皆さんの妄想を参考にしようと思ってスレを立てたんですけど、
全然文学になりませんw

https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/keyakizaka46/1516589920/l50
0018名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KKde-8ieh [05004013125393_vg])垢版2018/01/22(月) 19:10:54.87ID:i9O0wAI1K
>>17
そういう意図で立ったスレだったとは予想外すぎですw
0019名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.8])垢版2018/01/22(月) 20:21:03.80ID:0CgahW2La
>>16
汚さないでくださいw
新スレも引き続きご愛顧お願いしますm(__)m

>>17
0020名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.8])垢版2018/01/22(月) 20:30:52.18ID:0CgahW2La
>>17
書いてる時は沸き上がってくる妄想に呑み込まれてるからそうでもないんですけど
冷静に自分の書いたの読むと「何を書いてるんだ俺は・・・」ってなってしまうんですよね
それに量が多すぎて読む気力がわかないw

しかし、ちゃんと読み返したり創作のためにスレ立ててマーケティングする大阪府さんの向上心には頭が下がります
0021愛しの嫁理佐ちゃん 第10話(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.6])垢版2018/01/22(月) 21:48:30.65ID:aD+Mt4GGa
「理佐ちゃん起きれ〜」
なんだかんだ理屈をつけて廊下に敷かれた俺の布団で寝てしまった愛しの嫁理佐ちゃん

「う〜ん、覚えてるよ〜むにゃむにゃzzz...」
寝言言ってる理佐ちゃんの可愛い顔を見ていたいのは山々な俺ではあるが
早く起こさねば会社に行く振りが出来ないのもまた事実

「理佐ちゃん起きれ〜」ってまたも理佐ちゃんを揺さぶる俺

「う〜ん、なに・・・?」ってやっと目を覚ました理佐ちゃん

俺が見せた時計を見て慌ててキッチンに走る理佐ちゃん

「理佐ちゃん、今日は外で食べるからいいよ」どうせパチンコで時間潰すだけの俺にお弁当などもったいないです

「ごめんね、1回起きたんだけど2度寝しちゃった」トーストを手渡しながら謝る理佐ちゃん

「全然平気だよ、でも珍しいね理佐ちゃんが2度寝しちゃうなんて」

「うん、なんか良い夢見ちゃったから続き見たくてさ」ってちょっと照れ笑いな理佐ちゃん

「どんな夢見たの?」理佐ちゃんの照れ笑いに釣られて聞いちゃう俺

「まだ俺君と付き合う前に二人で学級委員やってた時のことが夢に出てきて嬉しくなっちゃったんだよねぇ」ってニヤニヤする理佐ちゃん

「学級委員ってことは高3の頃かぁ、懐かしいな」
隣の席の理佐ちゃんと仲良くなりたくて理佐ちゃんが学校休んだ隙に学級委員に推薦しちゃったんだよな

その甲斐あってこうして理佐ちゃんと結婚したんだから天晴れな男だよ俺はってニヤニヤする俺

「懐かしいなじゃないよ!俺君に困ってるの助けてもらったの覚えてるって言ったでしょう、私」

「そんなことあったかな・・・?」必死に思い出そうとする俺

「ひどい」って唇尖らせて抗議する理佐ちゃん

「ごめん、ごめん」謝りながら玄関に向かう俺

「お弁当作れなくてごめんね」出かける俺にまたも謝る理佐ちゃん

「俺の方こそなんか・・・理佐ちゃんの思い出覚えてなくてごめんね」って謝る俺に

「許さないよ〜あれは私なりの告白だったんだからね」
なんて照れながら行ってらっしゃいのチューしてくれそうだから好き
0022名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイWW 4157-fCGS [58.94.38.100])垢版2018/01/22(月) 23:17:12.65ID:kEwm+FF30
>>21
あぁ…繋がってたのか
何だか泣けてきました
頑張れ俺くん!

>>18
>>20
マーケティングの方法をちょっと間違えちゃいましたねw
ていうかチワンさんの絵、よく見たら真っ白な「スレ」だったのか…
完成度高くてうっかり見落としてましたw
0023名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.17])垢版2018/01/23(火) 19:16:20.75ID:Cw2secUea
>>22
なんか気まぐれで繋げちゃいましたw
0024愛しの嫁理佐ちゃん 第11話(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.35])垢版2018/01/23(火) 20:32:45.65ID:WZInWrQ0a
「まさか理佐ちゃんも俺のこと好きだったなんてなぁ」
ひとり言を呟きながらパチンコ屋の前に並ぶ俺

無職に慣れてしまって仕事探しは一旦中止の油断な俺
それよりなにより理佐ちゃんが俺の事を学級委員やる前から好きだったことの方が大事な俺

ニヤニヤが止まらないわけで・・・幸せです、無職だけど

「俺君よぉ、外は凄い雪だぜ」なんて女にメシ食わせもらってるヒモの玄さん
ヒモのくせにパチプロでもあるらしくコイツの教えてくれる台は出る
お陰でパチプロやるぐらいは稼げるので頭が上がらない

「マジで!?」理佐ちゃんおわす我が家に帰れないのは困るとばかりにまだ夕方なのに帰宅の俺

「俺君!?なにやってるの?」
パチンコ屋を出たとこで理佐ちゃんと出くわす俺

「理佐ちゃんこそ雪降ってるのにどこ行くの?」なんて聞く俺に

「何時ごろ駅に着くかLINEしてんのに返事くれないから」ってほっぺを脹らまして拗ねる振りする理佐ちゃん

「LINE?」どうやらパチンコに夢中で気づかなかった俺

「仕方ないから早目に駅で待ってようかと思ってさ」ちょっと照れながらさしてる傘をくるくる回す理佐ちゃん

「俺のためにこの吹雪きの中を!?」

「大声出してんじゃねーよ・・・」大げさな俺に周りの目を気にして小声でドス効かす理佐ちゃんだけど

「ねえ、俺君の傘は持ってこなかったから相合い傘で帰る?」なんてニコニコして聞いてくる理佐ちゃん

「照れくさいな〜」って頭掻く俺

「でも俺君の傘無いよ」俄然イタズラな笑顔の理佐ちゃん

「うーん、策略家やなぁ」言いながら理佐ちゃんの傘に入れてもらう俺に

「いいじゃん、相合い傘好きなんだから」
なんて照れ隠しに拗ねた振りしそうだから好き
0025帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第4話(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.35])垢版2018/01/23(火) 21:37:02.27ID:WZInWrQ0a
「わっ!?俺君どうしたの?」
学校に向かう俺を見つけた理佐ちゃんが驚いている朝の通学路

「うん?なにが?」驚く理佐ちゃんに負けじと驚く俺

「いつも遅刻寸前に駆け込んでくるのにどうしたの?」
どうやら俺が普通の時間に登校してるのが意外で驚いているらしい、失礼な理佐ちゃん

「昨日、友達の家に泊まって徹夜でゲームしてたからさ」アクビしながら答える俺

「もう、なにやってんのよ」なんて呆れる理佐ちゃん

そのまま俺と並んで歩き始める理佐ちゃん

ふむ、隣の席で並んで授業受けるのは慣れたけど並んで歩くのは初めてだわって嬉しい俺

そして幸せな気分のまま放課後

「ちきしょう、なんで学級委員だけ居残りなんだよ!」
先生の手伝いを命じられて教室で資料を作りながら文句止まらない俺

「はいはい、文句言ってないで早くやっちゃうよ」俺の文句を軽くいなす姉さん女房みたいな理佐ちゃん

「理佐ちゃん、学級委員嫌じゃない?」
意外と雑事が多くて理佐ちゃんを学級委員に無理くり推薦したことにちょっと良心が痛む俺

「最初は嫌だったかな、休んでる間に決められちゃってたから・・・」ノートから目を離さずに声だけで答える理佐ちゃん

「そうなんだ・・・今は嫌じゃないの?」

「うん、俺君が優しいの分かったから」やっぱりノートから目を離さず声だけで答える理佐ちゃん

「俺、優しい!?」思わぬ理佐ちゃんの言葉に食いつく俺

「うん、なんか・・・色々庇ってくれるから・・・」俺の勢いにたじろぎながらも答えてくれる理佐ちゃん

「そうなんだよね、俺優しいんだよね」って期待膨らむ俺に

「ねぇ、早くやって」浮かれる俺にノートを指差す理佐ちゃん

「すいません」って資料作りに戻る俺

「先生にはね、断ってもいいって言われたんだ
・・・学級委員」
しょんぼり資料作りする俺に同情したのか手を休めて話し始めた理佐ちゃん

「そうなの」
「うん、休んでる間に決まっちゃったから嫌だったら断ってもいいって言ってくれたんだ」

「そうなんだ、断っちゃえばよかったのにこんな面倒くさい役職」なんて心にも無いこと言う俺

「うん、断っても良かったんだけどさ、引っ込み思案な性格を変えるチャンスかなと思って、それに・・・」
そこまで喋って黙る理佐ちゃん

「それに?」なんとなく続きを促す俺に

「それに・・・私のこと推薦してくれた俺君ががっかりしちゃうかなと思って」
なんて言ってくれそうだから好き
0026帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第5話(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.35])垢版2018/01/23(火) 22:37:58.01ID:WZInWrQ0a
「それに・・・私のこと推薦してくれた俺君ががっかりしちゃうかなと思って」
理佐ちゃんの言葉に凍りつく俺

ヤベェ理佐ちゃん俺が推薦したの知ってたのか・・・

「ねぇ、どうしたの?」凍りつく俺に不安がる理佐ちゃん

「うん?いや、なんでもない」って平静な振りする俺

バレてたみたいだけど理佐ちゃん怒ってる様子ないからやり過ごすことに決めた俺

「ねぇ、もう少し喜んでくれると思ったんだけど・・・私と学級委員やりたかったんでしょ」っていまいち反応の薄い俺に不満気な理佐ちゃん

「いやぁ、喜んでるよ」って慌てて喜ぶ俺に

「喜んでんじゃねーよ」って満足気にドス効かす理佐ちゃん

「あれ?理佐ちゃん雨降ってきたよ」
なんか良い雰囲気にドキドキしちゃって話を変えちゃう俺

「えっ!?天気予報は雨なんて言ってなかったよ」俺の思惑通りにあっさり雨に気を取られる単純可愛い理佐ちゃん

「もう、だから早くやっちゃおうって言ったのに、だいたい俺君が朝ちゃんと来てたから雨降ったんじゃないの」
めちゃくちゃなこと言いながら拗ねる理佐ちゃん


「理佐ちゃん、傘ゲットしてきたよ」
先生たちの傘置き場から傘をパクって下駄箱の前で待つ理佐ちゃんの元に無事帰還の俺

「えっ、盗んできちゃったの?」なんて人聞きの悪いこと言う理佐ちゃん

「いや、明日帰すからあくまで借りただけ」って強弁な俺

「良いのかなぁ・・・」雨に濡れたくない気持ちと良心の間でしばし悩む理佐ちゃん

なんか閃いたらしくやおら「ノートに傘をお借りします」って書いて俺に渡す律儀な理佐ちゃん

「理佐ちゃん、もう少しこっちこないと濡れちゃうよ」理佐ちゃんを濡らさないように傘を理佐ちゃんの方に傾ける俺

「ちょっと恥ずかしいね」
なんて言いながら俺にくっついてくる理佐ちゃん

駅までの道よ伸びて永遠に相合い傘でいさせてくれと祈る俺

「俺君は濡れちゃったね」
祈り虚しく駅に着いてみたら理佐ちゃんを庇うあまり結構雨に濡れちゃった俺

「大丈夫だよ、そんなことより理佐ちゃんを雨から守れて良かったよ」なんてちょっと誇らしい俺

「嬉しいな・・・」って小声で呟く理佐ちゃん

「うん?なんか言った?」聞き返す俺に

「ううん、なんにも言ってないよ」
なんて照れ隠しにすんって顔しそうだから好き
0027帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第6話(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.1])垢版2018/01/24(水) 22:56:48.65ID:dStv2Jnsa
「ヤベェ!?寝坊しちゃった」
隣の席の理佐ちゃんと相合い傘した翌朝

いつも通りに遅刻寸前に学校に到着の俺

「皆さんおはよう!」
息を整えつつ教室へと滑り込む俺にざわつく教室

「なんぞ?」
なにがなんだか分からず愛しの理佐ちゃんの隣の席へ

うん?理佐ちゃんめっちゃ顔が真っ赤だぞ
相合い傘した俺の顔見て照れてんのか?

「理佐ちゃん、おはよう」って声かける俺に小さくうなずく理佐ちゃん

やはり様子がおかしい・・・いつもなら遅刻寸前の俺を注意するはずなのに・・・

しかも、俺が理佐ちゃんに話しかけただけで一層ざわつく教室

「俺君・・・」小声で呟き黒板を指差す理佐ちゃん

「うん?」って黒板ね方を振り向く俺の目に飛び込んできた俺と理佐ちゃんの相合い傘

誰かに見られてたのか?

「付き合ってんのかよ〜?」なんて囃し立てるクラスメイト

ますます真っ赤な顔で下向く理佐ちゃん

「ちょっ、ちょっと待てよ!理佐ちゃんが困ってんだろ!」
理佐ちゃんのために声を荒げるもクラスの皆に囃し立てられてちょっと嬉しい俺

「たまたま俺が傘持ってたから駅まで入れてあげただけだよ」
嬉しいながらも真っ赤になってる理佐ちゃんを庇うために言い訳する俺

「そうだよ、理佐が俺君みたいなダメ男なんかと付き合うわけないじゃん」
俺の言い訳にあわせて酷いこと言う理佐ちゃんの親友志田さん

志田さんの言葉に傷つきながらも事態が終息してほっとする俺

授業開始と共に俺に教科書見せるために机を寄せる理佐ちゃん

またもヒュ〜ヒュ〜ざわつく教室

「ちょっと止めろ〜よ」ってやっぱり嬉しくてはしゃいじゃう俺に

「はしゃいでんじゃねーよ」ってドス効かすもいまいち迫力の無い理佐ちゃん

「なんか・・・恥ずかしいから教科書見せない」
なんて言いながら机を離しちゃいそうだから好き
0028名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ 4157-GP+B [58.94.38.100])垢版2018/01/24(水) 23:15:53.57ID:ikKo+vvV0
>>27
恋愛ドラマ、あるあるですねw
0029名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイWW 4157-fCGS [58.94.38.100])垢版2018/01/24(水) 23:20:35.93ID:ikKo+vvV0
やべえ、書き込む所完全に間違えたw
0030名無しって、書けない?(やわらか銀行) (ワッチョイWW 9d62-nVvH [126.93.119.138])垢版2018/01/24(水) 23:27:55.25ID:RqMnKI3W0
俺庭生きとったんかワレ
0031帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第7話(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.1])垢版2018/01/24(水) 23:47:28.85ID:dStv2Jnsa
「理佐ちゃんは世界で一番可愛いと言われた女♪」
また理佐ちゃんとの仲をクラスメイトに囃し立てられたくて
相合い傘を黒板に書くために朝も早から鼻歌まじりで学校に急ぐエノケンな俺

「しかし、誰が書いたか知らないけれど良いこと考えるよな
照れて真っ赤になる理佐ちゃんは可愛いし、皆に付き合ってるとか言われて俺は気分良いし最高かよ」
なんて独り言言いながら黒板にチョークを走らせるねるな俺

掻いてるうちに幸せの脳内麻薬が出まくってめっちゃハートマーク書いて
気づいたら昨日よりラブラブ感多目な相合い傘だよ


そうして、なに食わぬ顔で遅刻寸前に教室に駆け込む俺

「あ〜今日も遅刻しちゃった!ってなんだこれ!?」黒板見て大げさにわめく俺

ちらりと理佐ちゃんを見る

昨日よりもラブラブ感多目な相合い傘に昨日より顔を赤くして下向く理佐ちゃん

やっぱり可愛い〜って感動の俺

そしてヒュ〜ヒュ〜と囃し立てる声たちの心地好さ

次の日も相合い傘を書くために早起きな俺

「理佐理佐理佐理佐理佐理佐りぃさ〜俺の全てはお前のものさ〜♪」
快調に鼻歌唄いながら黒板に相合い傘を書く布袋寅泰な俺

ガラガラガラガラ〜

突然勢いよく開く教室のドア

振り向く俺の目には愛しの理佐ちゃん

「やっぱり俺君だった」立ち尽くす俺に理佐ちゃんの呟き

「違うんだ理佐ちゃん、イタズラされてたら消そうと思って・・・」
必死の弁解しながら黒板消しで相合い傘をこするも焦りすぎて俺の手から飛んでく黒板消し

ひぃ〜せっかく理佐ちゃんと仲良しになってきたのに台無しや...涙

理佐って字だけが消えちゃってこれからの俺と理佐ちゃんを暗示してるかのような不吉な相合い傘が哀しい・・・

「ウソついてんじゃねーよ」って不吉な相合い傘見て半べそな俺にドス効かす理佐ちゃん

「私が俺君の字に気づかないと思ってんの!」
なんて文句言いながらも黒板消しで消えかけた相合い傘に自分で理佐って書いてくれそうだから好き
0032名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.1])垢版2018/01/24(水) 23:49:56.95ID:dStv2Jnsa
>>28
あるあるですw

>>29
誤爆ですねw
0033名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa9d-cQEv [182.250.243.1])垢版2018/01/24(水) 23:53:07.30ID:dStv2Jnsa
>>30
俺庭って俺のことか?
それはそれで生きとったわい!

作家も読者も居なくなったから立ち寄ったついでになんか書いてってくれm(__)m
0034名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.1])垢版2018/01/25(木) 00:09:29.77ID:8Frm2OP3a
>>29
出席番号順スレに誤爆してた〜w

大阪府さんの思った方向にスレが進み出してますよ
0035名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KKae-Q0Jj [05004013125393_vg])垢版2018/01/25(木) 08:39:23.47ID:l7rFvwk4K
>>29
スレチ芸の普及にご協力ありがとうございます(笑)

踊る大捜査もんの続きも楽しみだなあ〜
0036名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイWW c357-6fWl [58.94.38.100])垢版2018/01/25(木) 12:17:21.34ID:+zsgxhUf0
>>34
おかげ様でいい方向に進んでますねw

>>35
チワンさんのスレチ芸もお待ちしております
0037名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.50])垢版2018/01/25(木) 20:28:38.04ID:GpReqbFra
>>36
他の方たちの邪魔をしちゃいけないと思いつつ妄想を刺激するスレなものでついついm(__)m
0038愛しの嫁理佐ちゃん 第12話(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.50])垢版2018/01/25(木) 20:49:53.58ID:GpReqbFra
「あぁ寒いよ〜」
極寒の寒さに悲鳴をあげながらも相合い傘しながら雪の中を家路を急ぐ俺と愛しの理佐ちゃん

そのわりに
「俺君見てみ、芝生真っ白だよ」なんだかんだ相合い傘が楽しくて公園寄ったりもしちゃうわけで・・・

「ねぇ、雪だるま作ろうよ」なんて子供みたいな理佐ちゃん

「手が冷たくなるからやだ」って俺の返事を無視して雪だるま作り始めるワガママ理佐ちゃん

最初は嫌がるものの理佐ちゃんの喜ぶ顔が見たくて巨大雪だるまにチャレンジな俺

苦労して作った雪だるまを雪玉ぶつけて壊すドSな理佐ちゃん
「やめろ〜」って涙目な俺に

「半べそかいてんじゃねーよ」ってドス効かせながらツボっちゃって腹抱えて笑う理佐ちゃん

いじけて雪に「理佐ちゃんLOVE」って書く健気な俺

「うわっ!?なに書いてんのよ」なんて俺が書いた文字を必死に消す恥ずかしがりな理佐ちゃん

「もう帰るよ」理佐ちゃんLOVEを消し終えて満足した理佐ちゃんと家路に着く俺

「うわぁ、雪に濡れちゃう」
わざとらしく悲鳴あげながら傘に入りながら腕組みしてくる理佐ちゃん

かなりはしゃいでるな・・・

よっぽど雪遊びが楽しかったのか?

ご機嫌な理佐ちゃんを不思議そうに見てる俺に気づいた理佐ちゃん

「思い出しちゃってさ、俺君が教室の黒板に相合い傘書いてたの」ってデレ笑いする理佐ちゃん

「突然理佐ちゃんが教室に入ってきた時はびっくりしたなぁ、絶対に怒られると思ったもん」って今となっては笑い話な俺

「怒んないよ、字見たときにすぐ俺君の字だってわかったしね」
俺の方見て得意顔する理佐ちゃん

「ほんと、よく見抜いたよね、マジびっくりした」

「だって入学した頃からずっと好きだったんだよ俺君のこと、分かるに決まってるじゃん」
腕組みしたままさらに俺にくっついてくるデレな理佐ちゃん

これが絵に描いたような幸せってやつかい?

「ずっと好きだったから俺が消しかけた相合い傘に理佐って書き直してくれたんだもんね」なんて調子に乗って理佐ちゃんをからかう俺に

「うるさい!黙って」
なんてツンなふりするくせに、家に着くまでずっと腕組んでそうだから好き
0039愛しの嫁理佐ちゃん 第13話(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.50])垢版2018/01/25(木) 23:18:36.50ID:GpReqbFra
「ほら、早く入って」
家に着くなりお風呂に入れと俺を急かす愛しの理佐ちゃん

「俺より理佐ちゃん先に入りなよ、風邪ひいちゃうといけないから」
「私は体温高いから大丈夫なの」ってよく分かんない理由の理佐ちゃん

「それにさ、俺君風邪ひくと大げさに騒いで大変だから早く入ってきて」なんて優しく言ってくれる理佐ちゃんの手のひらで転がるようにお風呂に入る俺

俺のために雪の中を駅で待ってようとしてくれただけでなくお風呂の用意までしてくれてた優しい理佐ちゃん

「さすが理佐ちゃんだぜ、高校時代から『嫁にしたら幸せにしてくれそうな美人第1位』を守ってきただけのことはあるよなぁ」
あらためて理佐ちゃんの偉大さに感動する俺

「明日から真面目に仕事さがそうかな」ってちょっと反省する俺

「俺君、パンツとパジャマ置いとくから裸でうろちょろしないでね」
お風呂のドア越しに話しかける理佐ちゃん

「ありがとう」って返事する俺に

「は〜い、ちゃんと暖まってよ」なんてお母さんみたいな理佐ちゃん

「りっ、理佐ちゃん!理想も一緒に入ったら?」思いきって誘う俺

「恥ずかしいからやだ」って素っ気ない返事の理佐ちゃん

ちぇっ、連れないなぁ

「愛しの嫁理佐ちゃん」なんてタイトルなんだから多少アダルトな路線に行きたい俺

「恥ずかしかり屋な理佐ちゃんにちょっと幻滅だよ」なんてさっきの感動どこへやらの俺

「うーん?なんか言った」ってまだ脱衣場にいた理佐ちゃん

「理佐ちゃんと洗いっこしたかっただけ〜」ヤケな気分で男の夢をぶつける俺

「絶対にやだ!」って男の夢を超拒絶な理佐ちゃん

「なんで、いいじゃん」ってくいさがる俺に

「や〜だよ」って笑いながら去ってく理佐ちゃん

「ふむ、笑ってるあたり上手くやれば近い将来洗いっこはさせてくれそうだな」ってめげない俺


「今日は早く寝る」
お風呂入って理佐ちゃんのご飯食べて心入れ替えた俺
明日からは不退転の覚悟で仕事を見つけるために早寝宣言だよ

「まだ8時だよ」 
って不満そうな理佐ちゃんをかわしてお布団に入ってうとうとしてたら

「俺君、まだ寝ないでよ〜」なんて甘えながらお布団に潜り込んできそうだから好き
0040名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KKae-Q0Jj [05004013125393_vg])垢版2018/01/25(木) 23:21:19.06ID:l7rFvwk4K
着々と更新乙であります

前スレ(原作ありスレ)は先ほど、庭先生の最終書き込みから4日弱をもちまして無事dat落ちされたようです
(-人-)ナムナム
0041名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.50])垢版2018/01/26(金) 00:03:04.78ID:Cyv0mgF9a
>>40
もって瞑すべしですね

しかしもうすぐ小説スレも一周年ですねw
0042名無しって、書けない?(SB-iPhone) (ササクッテロロ Spe7-zOoJ [126.255.197.228])垢版2018/01/26(金) 02:19:54.23ID:Nnx40tjMp
>>3ですが、皆さま失礼します
このたび競馬スレの派生で「菅井様が淫乱だったら」というテーマで小説を書かせていただいております
しかしながら内容が少し過激すぎる部分があるため
恐れ多くもこちらにはお示しできない状況です
もしご興味おありの方は「淫乱」で板内検索の上お越しくださいませm(_ _)m

長文失礼しました
0043名無しって、書けない?(兵庫県) (ワッチョイW 57f5-eHki [180.9.7.96])垢版2018/01/26(金) 09:08:57.81ID:PtIwnDaN0
>>1
先生お帰り(真夏お帰り♪風に)
0044名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.36])垢版2018/01/26(金) 10:07:56.33ID:VEr2KnW6a
>>42
さっそく読ませていただきました

まかさ淫乱の相手が角居師とは恐れ入りましたw
0045名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.36])垢版2018/01/26(金) 10:09:13.66ID:VEr2KnW6a
>>43
また理佐ちゃんと妄想したくなってしまいましたw
0046大阪府さんの立てたスレの理佐ちゃん(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.36])垢版2018/01/26(金) 15:02:27.48ID:VEr2KnW6a
高校入学以来超美人の渡邉さんに片想い中の俺

3年になり同じクラスになったけど隣の席になれるなんて都合のいい話はなく
名前順の席順になってしまい渡邉さんは遥か斜め後ろの席に

「ちきしょう!これじゃわざと教科書忘れる作戦が使えないじゃないか・・・」頭抱える俺

それでもめげることなく渡邉さんになにかとちょっかい出しつづけた俺

その甲斐あって警戒心半端ない渡邉さんも少しずつ話してくれるようになって
今では理佐ちゃんなんて呼べるようなった今日この頃

そろそろデートに誘っちゃおうかな、なんて頃合いを見計らってたある日

たまたま教科書忘れて隣の席の今泉さんに見せてもらったんだけど

斜め後ろから理佐ちゃんの冷たい視線が・・・

ヤベエ、めっちゃ怒ってる・・・
でも待てよ?ヤキモチ妬いてるってこれ・・・めっちゃ脈ありじゃね

そんなわけで斜め後ろの席の理佐ちゃんの気持ちをさらに確かめるために今泉さんと楽しくお喋りする俺

気づけは今泉さんをずみ子と呼ぶまでに打ち解けてしまった俺

授業終了のチャイムとともにずみ子にお礼言い
『理佐ちゃんを嫉妬させ恋心に火を点ける作戦』の成果を確かめるべく理佐ちゃんのもとへ馳せ参じる俺

「ずみ子とか呼んでんじゃねーよ」
っていきなり理佐ちゃんにドス効かされて立ち尽俺・・・周りは昼休みだ

理佐ちゃんにドスを効かされて片想い強制終了の俺

哀しみにくれながら机に戻ると隣の席のずみ子から一緒にお弁当食べようとのお誘いだ

どうやら理佐ちゃんに振られた俺を慰めてくれてるみたいだ

遠い席の理佐ちゃんより隣の席のずみ子とあっさり乗り換える俺
ずみ子と一緒に食べようと慌てて学食に三色そぼろ弁当を買いに走る

いつかは理佐ちゃんの手作り弁当食べたいと思ってたけど過去は振り返るな俺

そんなこと考えながら教室を出ようとして何気なく理佐ちゃんを見たら

半べそかきながらお弁当を二人分ヤケ食いしてそうだから好き
0047名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.36])垢版2018/01/26(金) 15:06:41.59ID:VEr2KnW6a
>>46
大阪府さんの立てたスレに投稿したものを小説スレ用に加筆修正しました
0048帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第8話(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.35])垢版2018/01/26(金) 20:07:18.31ID:ICukROfUa
「どうせ今日も教科書忘れてるんだよね」
授業開始とともに笑顔で俺の机に自分の机を寄せてくる理佐ちゃん

そんな理佐ちゃんにざわつく教室

「やっぱり付き合ってんじゃないの?」なんてひそひそ声が聞こえてきて嬉しい俺

相合い傘を書いてたのが俺だとバレてお怒り理佐ちゃんかと思ったら
消しかけの相合い傘に自ら理佐って書いてくれた理佐ちゃん

昨日までと違ってクラスの連中が囃し立てても恥ずかしがるどころか、むしろ堂々としてるような・・・

「なに見てんの?私の顔じゃなくて教科書見て」なんて俺を優しく諭す理佐ちゃん

しかし、授業より相合い傘に自分の名前を書いてくれた真意が知りたくて授業どころじゃない俺

「さっきさ、相合い傘に名前書いてくれたのって・・・」

「うるさい!黙って」俺の言葉を遮る理佐ちゃん

なんだ、やっぱり怒ってんのか?

恐る恐る理佐ちゃんの顔を見る俺

クラスの連中に囃し立てられても堂々としてたのに今度は一転真っ赤な顔してうつむく理佐ちゃん

「理佐ちゃんどうしたの?顔真っ赤っかだよ」熱でもあんのかと心配する俺に

「熱とかにぶいこと言ってんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「もう〜なんであんなことしちゃったのよ〜」なんて真っ赤な顔で嘆く理佐ちゃん

よく分からんが相合い傘に名前書いたのを激しく後悔してそうだから好き
0049帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第9話(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.35])垢版2018/01/26(金) 20:39:12.47ID:ICukROfUa
「俺君のせいだからね」
半べそ寸前の顔で俺に恨み言言う理佐ちゃん

授業中に理佐ちゃんが突然嘆いたせいで両手にバケツ持って廊下に立たされる俺と理佐ちゃん

「いやいやいや、俺の方が完全に巻き添えだよ」って理佐ちゃんのとんだ難癖に言い返す俺

「難癖じゃないよ、俺君が変なこと聞くから私がおかしくなっちゃったんじゃん」って拗ねる理佐ちゃん

「ほんと、どうしちゃったんだろ・・・」ってため息ひとつ

「俺君と隣の席になってからよく分かんなくなっちゃったよ」ってまたも嘆く理佐ちゃん

「理佐ちゃんもしかして俺のこと・・・」なんとなくは気づいていたけどやっぱり確かめちゃう俺に

「言わない」ってへそ曲がりな理佐ちゃん

「いやいや、隠すなって理佐ちゃん、もろバレだよ」って素直になれない理佐ちゃんが可愛くて笑顔な俺

「そんなの俺君の勘違いかもしれないよ」って負け惜しみを言いながら俺に背中を向ける理佐ちゃん

どっからどう見ても俺に恋する理佐ちゃんにニヤケてしまう俺に

「笑ってんじゃねーよ」って悔し紛れのドス効かす理佐ちゃん

「ねぇ、廊下に立たされてる時に聞かれても素直になれないよ」って拗ねちゃいそうだから好き
0050帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第10話(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.35])垢版2018/01/26(金) 21:40:47.19ID:ICukROfUa
「廊下に立たされてる分際でイチャイチャすんなバカもんが!」
あと一歩で理佐ちゃんから「俺君好き」を引き出せるところで先生の雷炸裂

「ちっ、いいとこで邪魔しやがって先生なら生徒が生涯の伴侶を捕まえんの邪魔すんじゃねぇってんだよ」

理佐ちゃんが押しに弱そうだと当たりをつけて勇気出して理佐ちゃんに告白しようかと
一緒に帰ろうって誘おうとしたけど照れ屋な理佐ちゃんに逃げられて先生の悪口止まらない俺  

イラつくからゲーセンで超荒ぶる俺

散々荒ぶって帰ろうかとしたら外は雨さ...泣

濡れて帰った翌日36.9度の微熱であっさりダウンな病弱い俺

理佐ちゃんに会えないのは寂しいけどダラダラ過ごす誘惑に負けて学校はお休みな俺

昼まで寝てダラダラとマンガとゲームしながら理佐ちゃんもそろそろ帰宅時間だな
昨日の今日で俺が居ないからますます恋心を燃やしてるかな

なんて考えたら階段をあがってくる足音

さては母ちゃんだな、ちょっと大げさに騒いで明日も学校バックレる布石を打っとくか

「あぁ・・・熱で体が辛い、元気な体に戻りたいよ・・・何が幸せなんて病になって初めて分かるなぁ」って嘆きの演技する俺

「36.9度ぐらいで大げさに騒いでんじゃねーよ」なんてドス効かせながら母ちゃんの変わりに理佐ちゃん登場

「なっ、なんで理佐ちゃん居んの?」って目が点な俺に

「先生に頼まれてプリント持ってきてあげたのになんて顔してんのよ」
理佐ちゃん来訪に俺が最大級の大喜びすると思ったらしくちょっとがっかりしてる理佐ちゃん

「ありがとう」って気を取り直して理佐ちゃんにプリントが入ったファイルを受けとる俺

昨日あんなことがあったせいか、二人きりはちょっと気まずくて沈黙多目な俺と理佐ちゃん


「そろそろ帰るね、今日のうちにプリント見てよ」結局ぎこちないまま帰る時間の理佐ちゃん

「うん」盛り上がらないままの理佐ちゃん帰宅に適当な返事の俺に

「ねぇ、ちゃんと聞いてる?絶対に今日中に読んでよ」
念を押す理佐ちゃんに気圧されて素直にうなずき理佐ちゃんにを玄関で見送る俺

「なんか緊張しちゃってごめん」わざわざプリント届けてくれたのに盛り上げれなかったことを謝る俺

「ううん、私こそ俺君の顔見たくなっちゃってごめんね」ってイタズラな笑顔でバイバイする理佐ちゃん

うん?どうゆうこと?

首を傾げながら部屋に戻り理佐ちゃんが持ってきたプリントをファイルから出す俺

「明日の朝から、駅で待ち合わせしよ」なんて理佐ちゃんの字で書いてありそうだから好き
0051名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ c357-rgA5 [58.94.38.100])垢版2018/01/26(金) 22:16:09.18ID:6GSRXztv0
>>47
やってる事自体は、隣の理佐ちゃんシリーズとあまり変わらないですよねw

>>50
プリントに書き置きするあたり、いかにも理佐ちゃんらしいですね
ちなみに今の時代は、廊下に立たせた時点で体罰になるらしいですよ
0052名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ c357-rgA5 [58.94.38.100])垢版2018/01/26(金) 22:22:32.50ID:6GSRXztv0
>>42
私も時々競馬スレ見てますよー(全然わからんけど)
ゆっかー大活躍ですね
0053名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.35])垢版2018/01/26(金) 22:45:28.96ID:ICukROfUa
>>51
高校の入学式で先生に馬乗りになられて半殺しにされたんですけど・・・
今なら裁判すれば勝てますね

当時はお父ちゃんにどうせてめえが悪いんだろ!とか言われてさらにお父ちゃんに殴られたのは良い思い出・・・

それより今ですね風俗きてんですけどめっちゃパネマジに引っかかってしまいまして・・・
理佐ちゃん似は恐れ多いので葵ちゃん似を指名したんですけど、ただの色黒ガリがでてきまして
ためしにツインテールさせたんですけど全然ダメ...涙

ふてくされてスマホ弄ってる俺に嬢も不機嫌ですわ 

それでは皆さん楽しい花金を
0054愛しの嫁理佐ちゃん 第14話(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.40])垢版2018/01/27(土) 13:19:20.07ID:IvIogzhIa
「ちきしょう!心入れ換えてどんな仕事でもやるつもりになってんのに仕事無いってどうゆうことだよ!!」
献身的に尽くしてくれる理佐ちゃんに感動した俺
真面目に仕事探しをしようと思ったら紹介してもらえる仕事が無くて怒りの俺

おまけに積雪で転ぶし踏んだり蹴ったりな成り行きに負けてパチンコ行って厄を落とす俺

お昼は理佐ちゃんの作ってくれたお弁当でリフレッシユしようと公園へ

「寒さで冷えてるけど温かく感じるのは理佐ちゃんの愛情かな・・・うう、泣きそう」真面目に仕事探そうとした分みじめさがつのり涙を堪えるのに必死な俺

「はい、お茶」そんな俺にお茶を差し出す聞き覚えのある愛おしい声

「うん?」って顔をあげたら緑茶持った女神理佐ちゃんだ

「なんで!?」驚く俺

「なんか最近様子がおかしかったからさ、今日も急に張り切って出かけたから・・・」話ながら俺の横に座る理佐ちゃん

「心配してくれてたんだ」理佐ちゃんが開けてくれた緑茶飲みながら感動する俺

「うん、心配してた、そしたら泣きながらお弁当食べてるからさ・・・」情緒不安定な俺に下向いちゃう理佐ちゃん

ありゃ、堪えたつもりだったけど泣いてたかぁ

ってどっからつけてたんやろか?

「ハローワーク入ってくとこから」ボソッと呟く理佐ちゃん

ヤバイ、愛が深まり過ぎて以心伝心が過ぎる理佐ちゃんに心が読まれとる

「あっ、あのさ・・・」咄嗟過ぎて言い訳が出てこない俺に

「仕事探してんだよね?」っていつになく優しく聞く理佐ちゃん

「うん、クビになっちゃったんだ」って理佐ちゃんに優しくされて素直になっちゃう俺

「知ってたよ、俺君がお弁当忘れた日に会社に届けに行ったんだよね・・・」って苦笑いしながら呟く理佐ちゃん

「知ってたのか・・・」ため息とともに何故か溢れ出す涙な俺

理佐ちゃんが知っててほっとしちゃったみたいだ

横隔膜に泣き癖がつくほど号泣が止まらない俺に

「泣いてんじゃねーよ」って優しくドス効かせる理佐ちゃん
口は悪いけど優しく俺の頭をなでてくれそうだから好き
0055名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KKae-Q0Jj [05004013125393_vg])垢版2018/01/27(土) 13:30:14.79ID:IggSR2cLK
>>54
思わず貰い泣きしそうになった(;_;)
0056名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ c357-rgA5 [58.94.38.100])垢版2018/01/27(土) 15:22:38.24ID:neuV/HPy0
>>54
泣いてんじゃねーよに多大な愛を感じる土曜日の午後ですね
0057名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ c357-rgA5 [58.94.38.100])垢版2018/01/27(土) 15:27:53.46ID:neuV/HPy0
『ドクターナーコ』

全身麻酔を打たれ中枢神経にまで作用するような女性に出会うことがある。
些細な動きで大変な量の微睡みを周囲へ振り撒き、何気ない言葉で男を支配してしまう。
チームに加わった女性外科医は、底なしの謎に包まれていた。
「長沢、失敗しません」その一言で命の全責任を担い、宣言通り失敗しない。
人呼んで『ドクターナーコ』、弱冠三十歳にも満たない天才外科医である。

その日、僕は麻酔医としての激務を終え、午後二時を回った頃に昼食へありつくことができた。
疲労の溜まった眼球に、ラーメンのナルトが襲いかかる。
一瞬起こった目眩を堪え、閑散とするテーブルに目を向けた。
長沢菜々香の後ろ姿が確認できた。
「はい、ラーメンセット」
食堂のおばちゃんが、半チャーハンをトレイに乗せた。
「ありがとうございます」
僕はトレイを持ち上げ、菜々香の元へ向かう。
「おつかれ〜」と背後から声をかけ相席しようと思ったが、やめた。
テーブルにトレイが二つあり、どちらもまだ手が付けられていなかった。
どうやら先客がいるようだ。

僕は菜々香の横を通り過ぎ、二つ離れたテーブルへ座った。
菜々香はまだ食べ物に手を付けていない。おいしそうな笑顔で二つの料理を見比べていた。
手術中には見せない顔だ。
「あ、先生。一緒に食べますか」
菜々香がこちらに気づいた。
「遠慮しとくよ、誰かが一緒なんだろ?」
「いいえ、私一人です」
「じゃあ何でカレーとトンカツ定食があるんだ」
「食べるからです」

「お前、オペした後によく食えるな」
僕が半チャーハンを食べ終えるよりも前に、菜々香はトンカツ定食とカレーを平らげていた。
「そのラーメン貰ってもいいですか」
もうここまで来ると、怖い。気の狂いから食欲が暴走しているようにしか見えない。
「長沢くん、君、今日で七連勤だろ。そろそろ休んだほうがいいよ」
「大丈夫ですよ」
ラーメンをすすりながら平気な顔をしている。一体この華奢な体のどこに、別腹が存在しているのだろうか。
菜々香はスープを飲み干すと、立ち上がって言う。
「長沢、失敗しません」

そう、彼女は絶対に失敗しないのだ。
長い白衣は華麗に靡いて遠ざかっていった。

(おわり)
0058名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KKae-Q0Jj [05004013125393_vg])垢版2018/01/27(土) 16:10:43.51ID:IggSR2cLK
>>57
なーこちゃんは意外と鉄人で行動力あるから、なかなかはまり役ですね

ところで>>42のスレにちょくちょくお邪魔していたことを一応ご報告しておきます
0059名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.49])垢版2018/01/27(土) 18:51:07.40ID:+OQcbPeSa
>>55
1年近く書いてきて結局最初の頃と変わらない妄想書いてる自分に泣ける

>>56
いったい何度理佐ちゃんに優しくされたら成仏出来るんでしょうか・・・
0060名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.49])垢版2018/01/27(土) 19:07:14.59ID:+OQcbPeSa
>>57
あのキャラで女医ファッションが様になってたなーこちゃんは不思議すぎる・・・

>>58
淫乱ネタ書きまくりですかw
0061名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.49])垢版2018/01/27(土) 19:09:45.42ID:+OQcbPeSa
>>57
あのキャラで女医ファッションが様になってたなーこちゃんは不思議すぎる・・・

>>58
淫乱ネタ書きまくりですかw
0062名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.49])垢版2018/01/27(土) 19:18:04.90ID:+OQcbPeSa
すいません連投してしまいましたm(__)m
0063帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第11話(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.39])垢版2018/01/27(土) 20:14:25.46ID:j242++PJa
「理佐ちゃん遅いなぁ風邪がぶり返しちゃうよ」
駅で待ち合わせしよなんて理佐ちゃんからのお誘いにのこのこと登校な俺

約束の時間より1時間も早く来てしまったのはさすがに勇み足だったか?

しかし、駅で待ち合わせしてる学生多いな

さっきからブスと待ち合わせした野郎どもが俺に憐れみの視線なげてくる

待ちぼうけ喰わされてる間抜け野郎扱いかバカ野郎
わしゃ己らみたいに一山なんぼのブスで満足出来んのじゃ
なんて腹の中で毒づく俺

そうこうするうちに「俺君早いね」なんて言いながら理佐ちゃん到着

さっきまで俺に憐れみの視線を投げかけてたカップルたちの驚いた顔が心地良い俺

「理佐ちゃんをひとりぼっちで立たせとくわけにはいかないから1時間前に来てたよ」
言いながらカップルどもに良く見えるように理佐ちゃんを誘導する俺

勝ったw

駅にいるカップル全てに美人ジャンケン大楽勝の俺

「ねぇ、なにやってんの?」勝ち誇る俺を不審がる理佐ちゃん

「この辺のカップル全てに美人ジャンケン挑んで全勝して喜んでんの」って高笑いの俺

「美人ジャンケンってなに?」美人ジャンケンという聞き慣れない言葉に訝しげな表情の理佐ちゃん

「男ってのはね、カップル同士ですれ違う時は何時だって相手の連れてる女と自分の連れてる女がどっちが美人かジャンケンしてるんだよ」って理佐ちゃんに美人ジャンケンの説明してあげる俺

「くだらないことしてんじゃねーよ」って呆れながらドス効かす理佐ちゃん

「ほらっ遅刻しちゃうから早く行くよ」俺を促し歩き出す理佐ちゃん

「は〜い」って理佐ちゃんのあと連いてく俺に振り返って

「ねぇ、全勝したってことはさ、俺君には美人なのかな?私」なんてぎこちなく聞く理佐ちゃん

「うん」ってぎこちなくなく答える俺に

「それは・・・嬉しいかも」なんて恥ずかしそうに呟きそうだから好き
0064帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第12話(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.39])垢版2018/01/27(土) 21:21:28.75ID:j242++PJa
「理佐ちゃん」
学校に向かいながら理佐ちゃんに話しかける俺

「うーん、なに?」

「誘ってくれてありがとね」あらたまって理佐ちゃんにお礼言う俺

「突然なに?」って照れ隠しにツンな理佐ちゃん

「いやぁ、なんか嬉しかったからお礼言いたくて・・・」理佐ちゃんの照れ隠しが伝染してしまい頭を掻く俺

「ねぇ、勘違いしてない?俺君が学校サボらないように誘ってあげただけだからね」って素直じゃない理佐ちゃんも可愛い

なにかと言い訳してるけど理佐ちゃん俺のこと好きだと思うんだよな

そう思うとニヤニヤが止まらない余裕な俺

「ちょっと、なにニヤニヤしてんの!」照れ隠しにますます絡んでくる理佐ちゃん

「素直じゃないなぁと思ってさ」って理佐ちゃんをからかう俺

「イジワルな俺君は嫌いだよ」なんて負け惜しみな理佐ちゃんだけど

学校着いたら教科書見せてくれるしいつもと変わらぬ俺と理佐ちゃんだ

「ねぇ、クラスのみんな騒がなくなったね」
学食で買ってきた三色そぼろ弁当食べてる俺に話しかけてくる理佐ちゃん

言われてみれば俺と理佐ちゃんが一緒に学校来たのに囃し立てらんなかったな

「みんな飽きっぽいからね、もう俺と理佐ちゃんはクラス公認カップルなんじゃないの」
図々しく公認カップル宣言しちゃったもののまた天の邪鬼理佐ちゃんが発動するかとビビる俺に

「じゃあさ、帰りも一緒に帰りたいな」
なんて今度は素直な理佐ちゃん出てきそうだから好き
0065名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ c357-rgA5 [58.94.38.100])垢版2018/01/27(土) 23:14:15.73ID:neuV/HPy0
>>58
>>60
なーこちゃんも気付かぬうちに大人っぽくなりましたね

>>64
NO理佐ちゃん、NO俺くんみたいになってきましたねw
0066名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ c357-rgA5 [58.94.38.100])垢版2018/01/27(土) 23:16:07.61ID:neuV/HPy0
『中1の軍曹』

試合に負けた時は、いつも泣いている気がする。
今日の練習試合は僕と同じ時間帯に重なっていて、結果は知らない。
でも、みんなで帰っている間、ずっとタオルで顔を覆いながら後ろの方を歩いていたから、負けたはずだ。
「あの、キャプテン」
僕は菅井先輩を呼び止めて、話しかける。
「守屋、負けたんすか?」
「うん負けたよ…いつもああなるの?」
「はい、今日いっぱいは引きずると思います」

前も見ないで歩く茜ちゃんを引き連れて帰らなければならないのは、最終的にはこの僕しかいないのだ。
やっと二人きりになった頃、僕はパン屋の前で立ち止まった。
「茜ちゃん、ここで待っててね」
僕はカバンから小銭入れを出して、パン屋へ入った。
「いらっしゃいませ」
この街で一番美人の渡辺店長が出迎えた。僕は小銭入れを見る。
80円で買えるパンはきな粉パンぐらいであり、それ一つだけをトレイにのせた。
すると、渡辺店長が勝手にもう一つのせた。
「もう店閉める時間だから、サービス」
僕は急いで店を出た。本当は千円札も入っていた。

その嘘が神様を怒らせたのか、はたまた因果応報かもしれないが、涙ときな粉でむせ返る茜ちゃんに結局ジュースまで買うことになってしまった。
いつも茜ちゃんは、そうやってちょっとずつ笑顔になってくれる。
0067名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.48])垢版2018/01/28(日) 00:44:35.02ID:hEXF20m4a
>>66
軍曹シリーズ若返ってるw
0068名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KKae-Q0Jj [05004013125393_vg])垢版2018/01/28(日) 07:32:33.74ID:XvPvE0KsK
>>66
キャプテンといえば菅井でパンといえば渡辺ですね(笑)
このシリーズも大好きなんで嬉しいっす
0069名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイWW c357-6fWl [58.94.38.100])垢版2018/01/28(日) 12:46:36.48ID:nuzm4UIw0
>>67
若くなりましたw
>>68
青マリ全員を出すつもりなんですけど「街一番の美人」をぺーちゃんにしてしまったので、
理佐ちゃん位置づけをどうしようかと悩んでいるところです
庭さんのお許しが出るならば、二番目でもいいかな
0070名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KKae-Q0Jj [05004013125393_vg])垢版2018/01/28(日) 12:55:57.17ID:XvPvE0KsK
>>69
その後に隣町とかから引っ越ししてきた設定にするとか(笑)
0071名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.45])垢版2018/01/28(日) 13:00:25.33ID:T4vBrHp4a
あるいは天地開闢以来の美人として殿堂入りしてるとかw
0072名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー KKae-Q0Jj [05004013125393_vg])垢版2018/01/28(日) 13:08:46.15ID:XvPvE0KsK
やっぱり2番目は許されない雰囲気(笑)
0073名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ c357-rgA5 [58.94.38.100])垢版2018/01/28(日) 15:20:49.22ID:nuzm4UIw0
>>72
そうみたいですねw
0074名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ c357-rgA5 [58.94.38.100])垢版2018/01/28(日) 15:21:35.88ID:nuzm4UIw0
『中1の軍曹』第2話

風そよぐ爽やかな五月晴れを日中に見据えた夜明け前の五時のこと、鳴り響いた携帯電話に嫌な予感が胸を過ぎった。
スタンドライトの明かりをつけ、眩しい光に目を凝らしながら携帯電話のモニターを確認する。
『守屋茜』
僕は電話に出た。
「もしもし、どうかしたの?」
「いや、あんたが電話かけてきたんだろうが」
「ん?じゃあ、何よこれ。不在着信の数」
「え、俺!?何もしてないよ」
「嘘つかないでよ、別に起きてからいいけど。それよりさ、ランニング行かない?」
「あ〜いいよ。でも、本当に俺は何も…」

本当に身に覚えがなかった。茜ちゃんとの電話を切ってから通話履歴を確認すると、こちらからの発信履歴が7つもあった。

「茜ちゃん、本当に俺知らないからね」
「ふん、どうだか」
まだ暗さ残る河川敷を走りながら、茜ちゃんに許しを乞うた。心なしかいつもよりペースが早い気がする。
そのうち、付いていけなくなり、僕は歩いた。
「はぁ…ちょっと休もうよ」
茜ちゃんが振り返って、歩いて戻ってきた。

僕が自販機で水を買ってベンチへ戻ってきた頃、やっと東の地平線が白くなり始めた。
ポニーテールを解いた茜ちゃんは、ストレッチをしていた。ゆるく巻かれた毛先は少しずつ赤みを帯び始めている。
藍色の空の果てからは、流星群の一筋とみられる光がこちらに向かって……あれ?
確かにこちらに向かって来ているように見える。
「どうしたの?」
僕の不審がる視線に、茜ちゃんも空を見た。
超低空飛行の流星群が、スピードを上げながら火花を散らしている。
あっという間に轟音が近くなり、茜ちゃんが僕の手を握った。
0075名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ c357-rgA5 [58.94.38.100])垢版2018/01/28(日) 15:26:07.91ID:nuzm4UIw0
『中1の軍曹』第3話

流星群は河川敷の土手に突き刺さった。正体は黒いミサイルであり、それほど大きくはない。
思いっきり西を向いて刺さっているから、北朝鮮からの宣戦布告で無いことだけは確かだった。そう言えばJアラートは鳴ったのだろうか。

ミサイルの先端がパカっと取れた。
中から黒革ハードスーツの人物が現れた。
生地が体のラインに吸い付くように張り巡らされているため、スタイルの良さが際立っている。
顔はヘルメットで見えないが、女性のような出で立ちだった。右手には大きなタブレットを持っている。

「このバショは、ジパングでごわすか?」
直立不動のハードスーツ女は、ミサイルの中で大河ドラマでも見ていたのだろうか。
タブレット端末に日本地図を表示させ、なぜか九州を指差していた。
「その通りでごわすが、もっと北のこの辺でごわす」
恐らく間違っている薩隅方言を駆使して答えた。茜ちゃんは、僕の後ろに隠れている。
ハードスーツ女はヘルメットを取り、丁寧にお辞儀をした。
「アイガトサゲモシタ」
彼女がお辞儀から立ち直った瞬間、その美しい瞳に胸を打たれた。
0076名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ c357-rgA5 [58.94.38.100])垢版2018/01/28(日) 15:30:20.71ID:nuzm4UIw0
>>74
修正〜
> 別に起きて「た」からいいけど
0077名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.15])垢版2018/01/28(日) 19:57:53.24ID:EIn2JIRza
>>72
>>73
小さい男ですいませんm(__)m
0078名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.15])垢版2018/01/28(日) 20:11:02.38ID:EIn2JIRza
>>75
まさかのSF!?
0079帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第13話(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.15])垢版2018/01/28(日) 21:45:39.92ID:EIn2JIRza
「一緒に帰りたいな」
なんて理佐ちゃんに言われて有頂天な俺

公認カップルに異を唱えないってことはもうカップルだよな俺と理佐ちゃん
今日の帰りにでもサクッと告白して完全に俺の彼女になってもらうかな

そんな計画を胸に改めて隣の席の理佐ちゃんを見る俺

こんな美人が俺の彼女なのか〜デレデレする気の早い俺

そんな俺のデレな視線に気づいた理佐ちゃん

「ねぇ、なにニヤニヤしてんの?また廊下に立たされるよ」なんて小声で注意してくれる

「今日の帰りさ寄り道していい?」いつもより3割増しイケメンな雰囲気で切り出す俺

話しかける俺にまたも注意しかけた理佐ちゃんだけど俺のイケメンな雰囲気になにかを感じたらしく
「どっか寄ってくの?」なんて小声で聞いてくる

「大事な話があるんだ」さらにイケメン度アップな俺に

「うん、わかった」素直にうなずく理佐ちゃん

そして放課後公園目指して歩く俺と理佐ちゃん

「ねぇ、なんでなにも喋んないの?」
いざ理佐ちゃんに告白を、なんて考えたら緊張しちゃって無口になるチキンな俺

落ち着け俺、今までの理佐ちゃんの態度から断られる心配は無い
むしろ告白して彼女にしてしまえば理佐ちゃんも理佐ちゃんの体も好きに出来るんだ!勇気だせ!

理佐ちゃんの体を好きに出来るって言い聞かせた途端に勇気が湧き出る下心で動く俺

「理佐ちゃん大事な話ってのはね」公園が見えてきたとこで逸る気持ちから理佐ちゃんを振り返る俺

「うん・・・理佐ちゃんどこ行った?」
どうやらメンタル整えてるうちに理佐ちゃんを置き去りにしちゃった俺

「理佐ちゃんや〜い!」って慌ててもと来た道を引き返す俺

やっと見つけた理佐ちゃんが男と喋ってる!?

咄嗟に物陰に隠れて様子うかがう俺

理佐ちゃんと喋ってる男がなかなかのイケメンなので心中穏やかじゃない俺
背後になってしまって理佐ちゃんの表情がうかがえないのがもどかしいが必死に聞き耳たてる

「なんや?あいつ馴れ馴れしく理佐とか呼び捨てにしやがって、俺の女やぞ」
直ぐにでも飛び出して行きたいところだが・・・

相手のイケメンの方が超美人の理佐ちゃんにはお似合いな気がしちゃってビビる俺

イケメンと喋ってる理佐ちゃんがなんだか遠くに感じてしまったけど好き
0080名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ c357-rgA5 [58.94.38.100])垢版2018/01/28(日) 22:27:03.14ID:nuzm4UIw0
>>79
やはりこちらの物語も順調には行かないんですね
嫁シリーズと合わせて展開が気になります
0081名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ c357-rgA5 [58.94.38.100])垢版2018/01/28(日) 22:33:56.63ID:nuzm4UIw0
>>77
>>78
ぺーちゃんの顔どストライクな私にとっては、絶対に街一番の美人でいて欲しいので、
美人の座のダブルブッキングをどうすれば回避できるか考えた結果がこれですw
0082帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第14話(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.15])垢版2018/01/28(日) 22:55:03.99ID:EIn2JIRza
「出ねぇじゃねぇかこの野郎!」
パチンコ台のガラスをガンガン叩いて店員を怒鳴りつける俺

昨日、絶対に両想いだと思ってた隣の席の理佐ちゃんに告白するつもりだった俺

ところが告白場所と定めた公園に向かう途中にとある事情からイケメンと喋ってる理佐ちゃんを目撃

超美人の理佐ちゃんとお似合いのイケメンにビビり逃げた俺

自暴自棄に陥り学校をバックレて現実逃避のパチンコに勤しむ俺ってわけだバカ野郎!

「ちっ、面白くねぇなバカ野郎」
イライラしなから隣のオッサンのタバコつかんで火をつけオッサンを睨む俺

俺の発する自暴自棄なオーラにビビって下向くオッサン

「しかし、超美人だからって俺の心を弄ぶなんてエグい女だったな・・・完全に俺のこと好きなのかと思ってたもんな」ガラスの向こうのパチンコ玉を見ながら呟く俺


「なまじ隣の席だから学校にも行きたくなくなっちゃったよ」
結局駄々捏ねすぎてパチンコ屋の店員に叩き出された帰り道、未だ愚痴鳴りやまずな俺

通りの角曲がったら我が家の前に佇む理佐ちゃん

「置き去りにしてんじゃねーよ」なんてドス効かす理佐ちゃんだけど今の俺には可愛くは見えない・・・

「そっちこそなんか急用みたいだったからさ」素っ気なく答えて家に入っちゃう俺

「ちょっと待ってよ」なんていつもと違う弱々しい声で俺を呼び止める理佐ちゃんに

「悪いけどヤボ用あるから」って突き放すやさぐれな俺

そっと窓から覗くと悲しげな理佐ちゃんの後ろ姿が
ちょっと心が痛いけど仲良しのイケメンがいると分かったからには仕方ないやねって諦めのいい俺

翌日も学校バックレてお昼過ぎからパチンコへ赴く俺

「2度と来るかバカ野郎!」なんだかんだ今日もやさぐれて店員に追い出され以後出禁を告げられる俺

仕方なく公園で暇を潰す俺に

「やっと見つけた」なんて声かけてきたのは理佐ちゃんだ

「なっ、なに?」さすがに驚く俺

「俺君の家に行ったらパチンコ行ったって言うからさ・・・」なんて言いながら隣に座る理佐ちゃん

「わざわざ捜しにきたの?」

「大事な話聞いてないから・・・」迷惑そうな顔の俺に下向く理佐ちゃん

「もういいよ、俺の勘違いだったみたいだからさ」立ち上がる俺

「勘違いってなに・・・?」立ち上がった俺を不安そうに見上げる理佐ちゃん

「イケメンと仲良くね」
理佐ちゃんの疑問には答えず歩き出す俺を寂しそうに見送ってそうだから好き
0083名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ c357-rgA5 [58.94.38.100])垢版2018/01/28(日) 23:17:44.47ID:nuzm4UIw0
『中1の軍曹』第4話

「そう言えば、茜ちゃんはどうしたの?」
イートインコーナーでクロワッサンをかじっていると、渡辺店長が話しかけてきた。
店の中はゆっくりとしたクラシックが流れている。
「びびって、家にこもってます」
「何にびびってるの?」
「ミサイルで女の子が飛んできたんですよ」
「え?」

店長は顎に手をおいて、深妙な顔をした。
「もしかして、黒い服着てた?」
「はい、でも何でわかるんですか」
「それ、たぶんモナ王国のミサイルだよ」
店長は裏から分厚い資料を取り出してきた。
「まだ私が若かった頃の話だけどね…」

少し昔のこと、店長が「ぺーちゃん」と呼ばれていた頃の話である。
ぺーちゃんは街一番の美人として、神童扱いをされていた。
それがある日のこと、僕が見たミサイルと同じようなものに乗って、一人の少女がやってきた。
後のモナ王国の王女、モナ・シダである。
ここからは店長の話が要領を得ず、よくわからないのだが、どうやら「美」の暴力というものが存在するらしい。
モナは、ぺーちゃんの行き過ぎた「美」を摘み取るために、この街へやって来たそうだ。
ぺーちゃんは小一時間、神隠しに遭った。
意識が戻ると、この街の神童ではなくなっていたらしい。
その後、モナ・シダは国へ帰り、「美」を分け与え、髪型もショートカットが大流行したとか。

「それでも店長は相当美人ですよね」
「そんなことないよ〜」

僕は残りのクロワッサンを口に放り込み、店を出た。
ちょうど、茜ちゃんから電話があった。
0084帰ってきた隣の席の理佐ちゃん 第15話(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.15])垢版2018/01/29(月) 00:09:33.17ID:RqNNTqlya
「あ〜イライラする」
理佐ちゃんを公園に置き去りにした罪悪感からゲームに八つ当たりする俺

「そんなにイライラするならちゃんと話してきな理佐ちゃんと」なんてテレビ画面にパンチする俺に怒る母ちゃん

「今さら遅いよ、それにあんなイケメンと比べられたら勝てねぇもん」なんてちょっと理佐ちゃんに未練がある俺

「情けないね、勝負する前から諦めるような子に育てたつもり無いんだけどね、どっちにしろ明日は学校に行きなよ」なんて厳しい母ちゃん

「分かってるよ」って言い捨てて部屋に籠る俺

むしゃくしゃするから通行人に消しゴムでも投げようかと窓開ける俺

「うわっ!?なにやってんの?」窓の下に佇む理佐ちゃんに驚く俺
マジか?ストーカーみたいになってるぞ理佐ちゃんってちょっとビビる

「ストーカーとか思ってんじゃねーよ」って近所迷惑にならないように小声でドス効かす理佐ちゃん

おっ!?俺と理佐ちゃんまだ以心伝心状態じゃん

「なにやってんの?もう8時になるよ」俺も小声で聞く

「お〜い!どうしたの?」なかなか返事しない理佐ちゃんに声かける俺

「俺君のバカ・・・勘違いしてんじゃねーよ」泣きながら小声を絞り出す理佐ちゃん  

「どうした理佐ちゃん」泣き声の理佐ちゃんに動揺して慌てて階段降りて外に出る俺

「理佐ちゃん大丈夫?」って駆け寄る俺

「俺君がイジワルするから大丈夫じゃないよ」って泣き止まない理佐ちゃん

ひぃ〜どうしよう

「なにやってんのうるさいね」なんて母ちゃんに怒られて取り合えず理佐ちゃんを俺の部屋に・・・

「これって?」俺の部屋に入るなり額に入れて飾ってある『明日の朝から、駅で待ち合わせしよ』を発見する目敏い理佐ちゃん

「理佐ちゃんが初めてくれた手紙だから・・・」言い訳するがさすがに恥ずかしい俺

「ありがとう」恥ずかしがる俺にお礼を言う理佐ちゃん

「お礼言われるようなことかな?」って疑問の俺に

「うん、飾ってくれて嬉しいから」ってめっちゃ笑顔の理佐ちゃん

「あのさ、さっきの勘違いって何のこと?」落ち着いた理佐ちゃんに疑問を切り出す俺

「俺君の言ってるイケメンって一昨日私と喋ってた人だよね、あの人全然仲良くないよ」

「そうなの?」

「うん、何回か告られて困ってたんだけど、一昨日ね私は好きな人いるから2度と話しかけないでってちゃんと断ったんだけど・・・」
なんて言いながら俺を可愛く睨む理佐ちゃん

「そうなの・・・」ほっとすると同時に自分のバカさ加減に脱力半端無い俺に

「ねぇ、私の好きな人って誰のことか分かってくれてるんだよね?」
なんて聞いてくる理佐ちゃんはいつものイタズラな笑顔してそうだから好き
0085名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.15])垢版2018/01/29(月) 00:17:29.67ID:RqNNTqlya
>>81
俺が理佐ちゃん至上主義者なために気を使わせてしまいすいませんm(__)m
0086名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.15])垢版2018/01/29(月) 00:20:02.76ID:RqNNTqlya
>>83
俺のせいで先の見えない展開にしてしまったんじゃないかと戦慄しています・・・
0087愛しの嫁理佐ちゃん 第15話(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.15])垢版2018/01/29(月) 00:44:44.70ID:RqNNTqlya
「ねぇ、いつまで泣いてんの?」
涙が出ちゃうのは寒いから、なんて言う理佐ちゃんに従って入ったファミレスでもまだ泣いてる俺

「だって・・・ヒック・・・ヒック・・・」ってもう完全に横隔膜の泣き癖にやられてる俺

「泣き癖つけてんじゃねーよ」ってドス効かすものの子供に帰ってしまった俺にお手上げの理佐ちゃん

「心入れ換えて仕事探そうと思ったんでしょう?」って子供をあやすように聞く理佐ちゃん

「うん、最初はやさぐれてギャンブルしたりダラダラすんの楽しかったけど
理佐ちゃんにお弁当作ってもらったり雪の中を迎えに来てもらったりしてるうちに申し訳なくなってしまって・・・」
白状するうちに自分の不誠実さに情けなくなる俺

「それでお弁当作らなくていいって言ってたんだ」思わず苦笑いの理佐ちゃん

「やさぐれるとパチンコに走るのは高校生の頃のままだね」ってまたも俺の頭をなでるママみたいな理佐ちゃん

「いつか理佐ちゃんにバレると思って怖かったんだ、ごめんなさい」素直に謝る俺

「うん、自分で気づけたから怒んないよ」って良い子良い子してくれる理佐ちゃんに

うっかり「ママ〜」とか抱きついちゃう俺

「ママとか言ってんじゃねーよ」ってドス効かせて逃げる理佐ちゃん

「すいません、つい」って謝る俺

「ううん、私の方こそ知ってたのに黙っててごめんね」なんて逆に謝る理佐ちゃん

「いやいや、謝るのは俺だよ、会社クビになっちゃって理佐ちゃんに心配ばっかりかけてるから」なんて再びしょげる俺に

「ううん、心配はしてなかったよ、俺君なら自分で気づいて立ち直るって信じてたから」

「理佐ちゃん・・・」こんな俺をまだ信じてくれてる理佐ちゃんに感動の絶句捧げる俺に

「それに俺君は私のためなら頑張ってくれるの知ってるしね」なんて得意顔しそうだから好き
0088名無しって、書けない?(大阪府) (ニククエ c357-rgA5 [58.94.38.100])垢版2018/01/29(月) 18:11:51.80ID:NGgvtk+b0NIKU
『中1の軍曹』第5話

「助けてー!」
僕が教室のドアを開けると、茜ちゃんは椅子に座らされていた。
手足を縛られ、目隠しをされている。微妙なエロさがある。
「あ、この前の!」
茜ちゃんの側に、パワースーツの女がいた。
「我、モナ王国より来たりし、リサ・ワタナベにござる。モナ王女のご勅令で、この街から『美』を頂戴し参った次第だ」
やはり、店長の言うことは正しかったようだ。
そして、ショートカットの髪型がよく似合っている。

「茜ちゃんに何をした」
「だから美しさを剥ぎ取ったのよ」
「じゃあもういいだろ、離せよ」
「そうはいかなくてね、まだ足りないのよ。誰か連れてきてちょうだい」
「誰かって…」
「美人の子よ、できればこの子ぐらいの。分かったらさっさと行く!」

というわけで美人探しの旅に繰り出したわけなのだが、そう簡単に美人は見つからない。
店長は一度、美を剥ぎ取られてしまったため、無効らしい。
「あ、そういえば…」
思い当たる人物がいた。でも、尊敬する先輩だからなぁ…
0089名無しって、書けない?(大阪府) (ニククエ c357-rgA5 [58.94.38.100])垢版2018/01/29(月) 18:44:29.43ID:NGgvtk+b0NIKU
>>86
確かに先は見えなくなりましたね
もっと純文学的な雰囲気で行こうと思ってましたからw

>>87
やったこと無いから分かんないんすけど、パチンコって高校生でも行けるものなんですか
0090名無しって、書けない?(大阪府) (ニククエ c357-rgA5 [58.94.38.100])垢版2018/01/29(月) 18:44:57.97ID:NGgvtk+b0NIKU
『中1の軍曹』第6話

「あらどうしたの、こんな場所で」
菅井家の門構えが余りにも巨大なため、インターホンが見つからず、ウロウロしていると、ちょうど菅井先輩がタクシーで帰ってきた。
麦わら帽子を都会的に着こなすセンスと、休日に出会えたというプレミアム感で、僕は思わず見惚れてしまった。
「あの、先輩、ちょっとここじゃ言いにくいことがあるんすけど…」
「あら、まあいいわ。上がってちょうだい」
「すみません、失礼します」

「あのですね…」
ゴディバのチョコレートでもてなしを受けたせいか、なかなか頼み事が口から出ない。
「なに?私、キャプテンなんだから、なんでも言って」
「そうですか…じゃあ、言いますね。先輩って、美しいですよね」
「えっ、ちょ…ちょ…なによ急に。告白だったら、もっとちゃんとした場所で」
「あ、そういう話じゃ…」
先輩は続きを聞かずに、部屋を出ていった。
爺やを呼び出して、何やら指示を出している。
「今からランチするから、私のお父様も一緒に」
「お父様!?」
「うん、じゃあ30分くらいで出来ると思うから、ここで待っててね。おとうさま〜」
0091名無しって、書けない?(庭) (ニククエ Sa8f-uKVv [182.250.243.6])垢版2018/01/29(月) 20:10:43.13ID:7ME2UbJkaNIKU
>>89
純文学とは真逆な方向ですね・・・
再度申し訳ありませんm(__)m

俺の行ってた学校はブレザーだったんでネクタイと校章外してタバコなんて吸ってたらまず平気でしたね
なんか高校生になったら大人ぶりたくてゲーセンからパチンコ屋に昇格するのがトレンドだったんですw
0092名無しって、書けない?(庭) (ニククエ Sa8f-uKVv [182.250.243.6])垢版2018/01/29(月) 20:17:20.25ID:7ME2UbJkaNIKU
>>90
ここから純文学に軌道修正ですね


ところで話は変わりますが大阪府さんの立てたスレを以前の欅学園スレみたいに育てようと思ってたんですけど見失ってしまってる間に落ちてしまいました...泣
0093愛しの嫁理佐ちゃん 第16話(庭) (ニククエ Sa8f-uKVv [182.250.243.6])垢版2018/01/29(月) 20:38:26.81ID:7ME2UbJkaNIKU
「私のためなら頑張ってくれるしね」
なんて愛しの理佐ちゃんに言われっちゃったからには頑張らない訳にはいかない俺

前いた会社の上司に頼み込んでなんとか隙間に無理矢理潜りこんで再就職に成功

「良かったね」なんて理佐ちゃんに頭撫でてもらって平穏な日々を取り戻したのだ

会社に復帰して1週間も過ぎようかというある日

「なんか頼もしいね」なんて張り切って出社準備の俺に笑顔の理佐ちゃん

「どうした理佐ちゃん、なんか鼻声だよ」心に余裕があるせいか理佐ちゃんの異変に気づく俺

「うーん、ちょっと熱っぽいだけだから心配しないでいいよ、それより仕事頑張って」なんて言いながら愛妻弁当を俺に渡す理佐ちゃん

「今日は熱っぽいから行ってらっしゃいのキスは無しだよ」
なんイタズラっぽく笑う理佐ちゃんを無視して行ってきますのキスしちゃう俺に

「もう、風邪がうつっても知らないからね」って拗ねる理佐ちゃん

そのわりに超ご機嫌で手を振ってくれてるあたりは可愛い女だぜって余裕かます俺

会社着いてお茶飲みながら書類の整理する俺

「ヤベエ〜理佐ちゃんにキスするのに頭いっぱいでお客さんとこ持ってく書類を忘れた俺
やる気になっただけで能力は変わってね〜涙


「もう、明日から行ってきますのキス禁止だよ」
1時間後、ぷんぷん怒りながら書類持って会社に到着の理佐ちゃん
「ありがとう、助かったよ」って理佐ちゃんを会議室に案内するなり抱きしめる俺

まさか会社で抱きしめてくるとは思わずに油断して俺に抱きしめられちゃう理佐ちゃん

「ちょっと、誰か来ちゃうよ」って声をひそめる理佐ちゃん

「理佐ちゃん堪らん」鼻にかかった声が妙に色っぽくて俄然さかる俺に

「さかってんじゃねーよ」
って理佐ちゃんのドスに我に返り理佐ちゃんから離れる俺

次の瞬間ふらふら倒れこんじゃう理佐ちゃん

ヤベエ強く抱きしめ過ぎて怪我させちゃったか・・・

「ごめん理佐ちゃん、痛かった」

「ちょっと無理しちゃったみたい」
なんて弱々しい理佐ちゃんのおでこに手をやる俺

「熱い、めっちゃ高熱じゃねーか!無茶しやがって」って喚く俺

いや待て、無茶させたのは俺か・・・


愛しの理佐ちゃんの一大事に事務員にすぐさま救急車手配させる俺

「理佐ちゃん大丈夫か?」救急車に同乗して理佐ちゃんの手を握ってあげる俺に

「大げさにしてんじゃねーよ」ってドス効かすとともに気を失う負けず嫌いな理佐ちゃんだから好き
0094愛しの嫁理佐ちゃん 第17話(庭) (ニククエ Sa8f-uKVv [182.250.243.6])垢版2018/01/29(月) 22:45:57.71ID:7ME2UbJkaNIKU
「理佐ちゃん大丈夫かな・・・」
愛しの理佐ちゃんに目の前で気絶されちゃって不安が半端ない俺

「先生よう、理佐ちゃんどうなっちゃうんだよ?気絶なんて普通じゃないよ」
説明するからって先生のとこに案内された俺

「美人薄命って言うじゃん、理佐ちゃんみたいに美人の中の美人みたいな超美人はヤバイのかな〜」
募る不安から捲し立てる俺

「はっはははは、大げさですよご主人、奥さんはただの風邪ですよ、たまたま心労がかはなって抵抗力が弱って高熱が出ただけですよ」
なんて笑いながら気楽なこと言うお医者さん


「はい、ありがとうございます」理佐ちゃんの寝てるベッドの横で電話する俺
なんとか事情を話して先方に約束の時間をずらしてもらう俺

電話切ってほっとため息の俺

「病室で電話してんじゃねーよ」布団に半分顔を隠しながらドス効かす理佐ちゃん

「ごめん、起こしちゃった?」 
優しく話しかける俺にかぶりをふる理佐ちゃん

「お客さん怒ってた?」自分のことより俺の仕事を心配する理佐ちゃん

「ううん、事情を話したらあっちの方から時間ずらしてくれたから心配すんなよ」理佐ちゃんを気づかう優しい俺

「俺君のためになんかしたかったのに迷惑かけちゃった・・・」布団から出てる瞳をうるうるさせて呟く理佐ちゃん 

「迷惑なんてかかってないから心配すんなって、万が一迷惑かかったとしてもまだ俺のかけた迷惑の方が多いからさ」

「俺君の方が多いの?」

「うん、高3で隣の席になって以来迷惑かけた勝負は俺の圧勝だからさ、まだまだ理佐ちゃんは俺に迷惑かけて大丈夫だよ」って理佐ちゃんを励ます俺に

「勝手に変な勝負に巻き込まないでよ」って苦笑いする理佐ちゃん

「なんか買ってこようか?」理佐ちゃんの気持ちが落ち着いてひと安心な俺

「食欲無いからプリンがいいかな」って答える理佐ちゃん

「ちょっと待ってて買ってくるから」って立ち上がる俺に

「あっ、待って!まだいいや」なんて遠慮する理佐ちゃん

「遠慮すんなよ、プリンぐらいお安い御用だよ」って売店に行こうとする俺に

「ねぇ、にぶいよ」って拗ねる理佐ちゃん

「うん?にぶい・・・」

「うん、プリンより俺君にそばに居て欲しいの」
なんて言いながら布団に隠れちゃいそうだから好き
0095名無しって、書けない?(大阪府) (ニククエ c357-KBPY [58.94.38.100])垢版2018/01/29(月) 23:42:05.87ID:NGgvtk+b0NIKU
>>92
物語を書いてて一番楽しいのは、自分の意に反して筋が逸れていく時ですから、全然気にしてませんw
でもやっぱり恋を描くと純文学風になりますね
ふと思ったんですが、庭さんの作品は全て純文学でも通用しますね
0096名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.6])垢版2018/01/30(火) 00:12:21.36ID:QAlpFmrla
>>95
純文学とゆうのがどうゆうものか分からないのですが
俺のは理佐ちゃんを騎士道における生涯の思い人、あるいは武士道における忍ぶ恋の相手として
純粋な思いを捧げる愛の詩みたいなもんですかね
0097赤い糸の理佐ちゃん 第1話(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.17])垢版2018/01/30(火) 12:07:15.55ID:/VSomAwoa
「ねぇ、私と俺君の記念日だいぶ増えたよ」
暦を見ながら笑顔で話しかけてくる理佐ちゃん

「暦にしるしつけてんの?」興味なさそうに呟く俺

「うん、初めてデートしたり俺君が初めて名前で呼んでくれたりは嬉しい記念日だからね」なんて微笑む理佐ちゃん

俺との記念日を数えて嬉しそうにする理佐ちゃんに戸惑う俺

「まだ忘れられないの?」俺の様子に不安気な顔する理佐ちゃん

「うん?忘れてなかったら理佐ちゃんと付き合わないよ」
不安気な理佐ちゃんを安心させようと心にも無いことを言う俺

あの日、俺の渡したプレゼントを投げ捨てて去っていった前の彼女
ほぼダメ男の俺が迷惑かけまくったのが原因だけに責めるどころか、未練ありありな俺

たまたまその現場を見てた花屋の店員だった理佐ちゃん

優しい理佐ちゃんは投げ捨てられたプレゼントを拾ってくれて俺を慰めてくれた
そんなたわいもないきっかけでなんとなく付き合い始めた俺と理佐ちゃん

美人で気立ての良い理佐ちゃんに魅かれ初めてるのは確かだけど
美人のわりにキスの仕方さえ知らなかった純粋な理佐ちゃんに
前の彼女を引きずってる俺はどこか距離を縮めるのを躊躇っていた

「ねぇ、ちなみに今日は何の日か覚えてる?」笑顔で聞いてくる理佐ちゃん

「前の彼女の誕生日・・・」戸惑いながらうっかり答えちゃう俺に

「未練残してんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「ねぇ、なんで私が前の彼女さんの誕生日を記念日にすんのよ」って俺を詰めてくる理佐ちゃん

「ごめん、咄嗟だったから一番印象に残ってる誕生日が出ちゃった」って謝る俺に

「聞きたくない、聞きたくない、ふああああぁ〜」耳を塞いで首を横に振る理佐ちゃん

「やっぱり前の彼女さんとの3年の想い出にはまだかなわないのかなぁ・・・」
なんてため息ついてそうだから好き
0098赤い糸の理佐ちゃん 第2話(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.17])垢版2018/01/30(火) 12:09:56.87ID:/VSomAwoa
「しばらく会わない方がいいと思うんだ」
2ヶ月付き合ってはみたものの前の彼女の事が忘れられない俺のせいですれ違う二人

そんな日々に理佐ちゃんが距離をおきたいと思うのは当然のことだろう

「なんかね・・・私と喋ってても俺君がここに居ないみたいに感じちゃったんだ」って淋しそうに話す理佐ちゃん

「うん、ごめんね」

「謝んないでよ、俺君が悪いんじゃないんだからさ、人を好きな気持ちを責めらんないよ」
俺の中途半端さのせいて自分が傷ついたにも関わらず優しく庇ってくれる理佐ちゃん

申し訳ない気持ちでなんも言えない俺

「そんなに哀しい顔しないでよ、俺君の心が答えを出すの待っててあげるから」
なんて言いながら俺の頭を撫でてくれる優しい理佐ちゃん

こうして理佐ちゃんが俺の元を去っていった

そして翌日

ヤベエな、理佐ちゃん居なくなっちゃった淋しさで前の彼女のことなんてどうでもよくなっちゃった

「俺って馬鹿だな理佐ちゃんのこと大好きになってたのに気づかないんだもんなぁ」
なんて愚痴りながら理佐ちゃんの働く花屋の回りを彷徨く俺

「ねぇ、なにやってんの?」
当然のごとく理佐ちゃんに見つかる俺

「答えが出たみたいだから来ちゃった」って軽い俺

「昨日今日で答え出してんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「ねぇ、しばらく会わないって決めたんだからちゃんと考えて、私は5年先だって待っててあげるから」
なんて大げさなこと言って花屋に戻って行っちゃいそうだから好き
0099赤い糸の理佐ちゃん 第3話(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.17])垢版2018/01/30(火) 12:13:27.09ID:/VSomAwoa
「5年先とかウソだろ〜」
理佐ちゃんに5年先までだって待ってるから二人のことをちゃんと考えるように言われて頭抱える俺

「理佐ちゃんのことこんなに好きだって答え出てるのに、あとなに考えろってんだよ〜」ただただ嘆くしかない俺

こうして時間ばかりが過ぎてしまい

あの頃つぼみだった花はあでやかな色をつけ
秋が過ぎ冬を越え枯れ果ててしまった
まるで理佐ちゃんを失い途方に暮れる俺のように・・・

「結局は前の彼女を引きずってる俺のこと嫌いになっちゃったのかな?なんだかもう2度と理佐ちゃんに会えない気がするなぁ」

なんて愚痴りながら街を歩いてたら理佐ちゃんが男と歩いてるの発見

思わず駆け寄り声をかける俺

振り向いたら理佐ちゃんと髪型が似てるだけのブス

「良かった髪型似てるだけのブスだ」
ほっとして余計なこと言ってブスの彼氏にボコボコにされちゃう俺

痛んだ体引きずって帰って来たら理佐ちゃんからの手紙だ

あわくって開いたら「会ってくれますか?初めて二人が出会った場所で待ってます」
なんて文字が飛び込んできて涙ちょちょぎれちゃう俺

約束の場所に駆けつけたら理佐ちゃんが待っててくれた

「遅いよ」なんてしばらくぶりの再会に照れ隠しに拗ねる理佐ちゃん

「うん・・・」理佐ちゃんが目の前にいる感動で言葉失う俺

「5年先まで待っててあげるなんて言ったのに、私の方が俺君に会いたくなっちゃったんだ」
なんて俺の胸に飛び込んできそうな理佐ちゃんだから好き


おわり
0100名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー Sa8f-uKVv [182.250.243.17])垢版2018/01/30(火) 12:16:53.38ID:/VSomAwoa
タイトル通りに原案はコブクロの赤い糸です
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