>電波はどこかで変化しないのだろうか
宇宙膨張によって、波長は伸びて、違う種類の電磁波に変化している。
宇宙の晴れ上がりのときには赤色の可視光が138億年をかけて地球に到達した今では電波となっている。
また、エネルギーの大きな(波長の短い)電磁波に限るが、物質をも生成させる。
γ線(波長の短い電磁波)から、電子と陽電子が対で生成することが実験でも確かめられている。
(電磁波は波長の短い順に、γ線、X線、紫外線、可視光線、赤外線、電波となっている。)

>ガスはどこかで変化しないのだろうか
ガスや塵が集まって恒星やその周りの惑星はできる。
縮むとき角運動量の法則から回転速度は大きくなる。そうすると大きな遠心力が働き、
重力とのせめぎあいで軸に垂直な方向には縮みにくくなる。
それに対し、軸方向には縮めるだけ縮むので、ガスや塵の塊は薄っぺらい円盤となる。
その中心に恒星がつくられ、外側に取り残されたものが惑星をつくる。

>宇宙には(今の)人間には(まだ)理解できないような未知の物質があるのではないだろうか
それはいくらでもあるだろう。
ダークマターの正体は未知物質の可能性が高いと言われているし、
ダークエネルギーの正体であるという真空のエネルギーにはインフラトンという未知の粒子が関与しているという説もある。
それ以上に、今の人間が予測を立てることすらできていない未知物質もきっとある。