じゃあテンプレな
最低限これで勉強しなさい


 
【姑息】
「その場しのぎ」という意味
※「卑怯なこと」という意味ではない
姑息の「姑」は「しばらく」、「息」は「休息」の意味。
「しばらくの間、息をついて休む」ところから、姑息は「その場しのぎ」の意味となった。

【なし崩し】
「物事を少しずつかたづけていくこと、借金を少しづつ返していくこと」
※「曖昧にする」「うやむやにする」という使い方は誤用。
「なし崩し」にネガティブな意味はない

【うがった見方をする】
「物事を深く掘り下げた、本質を捉えた見方をする」という意味(穿つとは穴を掘ること)
※「ひねくれた見方をする、偏見のある、素直じゃない見方をする」という使い方は誤用。ネガティブな意味はない
 
【失笑】
おかしさのあまり噴き出すこと。
※「笑いが止まること、さげすんで笑うこと」という意味ではない。(その意味では「冷笑」)
※冷笑…さげすみ笑うこと。あざ笑うこと。

【潮時】
「物事を始めたり終えたりするのに、ちょうどいい時期。好機。時期。
※「引き際、ものごとの終わり」という意味ではない。

【憮然】
「落胆して,また,驚きあきれて,呆然とするさま。」
※「腹を立ててぶすっとしている様子」という意味ではない

【煮詰まる】
「議論や検討が十分になされて,結論の出る段階になる」という意味。
※「これ以上アイデアが出ない」「議論が進まない」といった意味で「会議が煮詰まる」などと表現される場合があるが、これは誤り。

【破天荒】
「今まで人がなし得なかった素晴らしい、画期的なことを初めて行うこと」「前人未到の境地を切り開くこと」
※「豪快で後先も顧みず大胆な様子(人物)」という意味で使うのは誤用。

【敷居が高い】
「不義理や面目のないことがあって、その人の家へ行きにくい」という意味
※「自分には分不相応」「高級で手が届かない」という意味で使うのは誤用

【ほっこり】
京都言葉。基本的に「つかれた」の意味。『ほっこりした』などの言い回しで使う。
肉体より精神的意味合いが強い。「つかれた」という意味以外に行動に対する達成感も暗に含まれ、今日はがんばったな〜という肯定的な意味になる。意味の無い疲労感には用いられない。
※最近「ほっとする」「癒される」「落ち着く」などの意味で使われることが多くなったがこの意味で使うのは誤用。