1960年代頃から家庭にはテレビが入り、映画館が家の中に入って来た思いだった。
洗濯機、冷蔵庫、そして黒電話だ。
1970年代、1980年代の歌謡界(ポップス、ホーク)は明るかった。
日々の生活が、昨日より今日、今日より明日が豊かになると思えた。

希望を持って柔整学校の門を叩いた。
開業後の収入は3ケ月後には100万円(現在価値で約200万)を超えた。
骨折や脱臼の患者も多かった。
それに引き換え、現在の柔整師はあん摩としかいえない。