>>370
経営力も実力の内だわな、確かに。

>>372
恐らく少ない、てかほとんど居ない。
そもそも古典を読み込むって原典の古代中国語が原書で読めるかっつー言語的な問題とその解釈の歴史的医学的背景とか分かるかっていう話とか。

俺から言わせると、黄帝内経だのの古典医学書ってのは当時最先端の医学書で、いわば今この瞬間に米Amazonで打ってる英語のネッターだのメルクマニュアルだのと同じもの。

古典的な東洋医学の診察診断法そのものは否定しない、むしろ俺もそういうアプローチは取るけど、読み込むっていうことにどこまで意味があるのか。

さっきも全日本鍼灸学会から、次回のICD-11っていう世界共通の病名を付ける辞典みたいのの作成に症例報告募集ってのあったけど
これがまた患者さんの同意書が必要だの東洋医学的診断名の記入だの大変そうなんだわ

でも将来の東洋医学、世界への医学への貢献を考えたら当然必要なこと。
逆に言うとその症例報告が何年か経って古典的症例としてエビデンスの集結となって古典的原著になる。

そこは洋の東西問わず、基礎医学と臨床医学ってのの矛盾じゃねーな乖離というか言葉が出ねぇw
あれだ、100種類の抗がん剤を使い分ける腫瘍内科医が薬理学の化学反応の化学式を書いて読めるか、読む必要があるかっていうのと同じで
原典を読みこなす基礎研究の学者も必要だし、その結果を応用して臨床として実際に患者さんの舌脈を取り、弁証と治療にフィードバックして自分の経験に生かす臨床家も必要。

クラスメートとか教員に中国の医学部にも通って中国の医師免許持ってて日本では鍼灸学校出て鍼灸師とか薬剤師してる人もいるけど
ポテンシャルはスゴイけどその人らでも中国の鍼灸と漢方(向うでは湯液と言うが)の最新理論とかあるらしくて、そういう論文を読むのとで精一杯っぽいね。

まず古典読む前に中国語のハードルが高い。